長期滞米研究者ネットワーク

管理人たちの日記

論文投稿

2004年03月24日 | SE の日記
ここ数日論文のリバイスに忙殺されていました。二人の審査員から20ものコメントがついてきたので各々に答えるのにとても時間がかかりました。幸いどのコメントも概ね好意的で追加実験はしないでリバイスできました(というか前にいたラボの実験なので求められても追試できないんですが)。コメントの中で一番困ったのは「示されている結果になる確率の計算をしなさい」というもので、算数嫌いの私は頭を抱えてしまいました。でも、親切な友人たちの助けでなんとかレスポンスをつけることができました。(助けてくれた方々、有難うございました。)

20ものコメントがつくのは私の研究計画、論文執筆に穴があった(ありまくりだった?)証拠ですが、それらに答えようとする過程はとても勉強になりました。次の計画を構成する際に大いに役立つと思います。でも、一方でそんな穴のある論文を投稿すると審査をした同業者からの評価は下がってしまいますよね。その点では大いに反省しなければと思います。

今日レスポンスを書き終わり、カバーレターを書いて、論文原稿を校正して、ポスドク時代の教授に送ったのですが、審査員へのレスポンスだけでシングルスペース10ページにもなってしまいました。論文原稿そのものとほとんどボリュームが一緒です。これで、「著者は充分にコメントに答えていないのでリジェクト」なんて一行とともに編集者からのメールが来たら悲しすぎますね。

さてと、次は特許申請書のリバイスだ。。。

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