さて、もう高校野球の時期なんだねぇの第243回は、
タイトル:おおきく振りかぶって(1巻~4巻:以下続刊)
著者:ひぐちアサ
出版社:講談社アフターヌーンKC
であります。
野球マンガ、と言うと、弱小チームがスポ根まっしぐらで強くなるとか、現実じゃあり得ない球なんかを投げるピッチャーがいたりとか、そういうイメージが強かったりする。
まぁ、それはそれで少年マンガらしくておもしろいんだけど、このマンガはそういったところからちょっとずれた……いい意味でずれた野球マンガ。
まぁ、1巻の裏表紙の煽り文句からして、
『オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!』
ってんだけど、これがまたそのまんま(笑)
このエースが主人公で三橋廉。
ホントに暗いし、卑屈だし、弱気だし、泣いてばかりいるし、ビクビクしっぱなしだけど、絵柄のおかげか、おもしろいいいキャラになっている。
他のメインキャラはキャッチャーの阿部隆也、4番サードの田島悠一郎、キャプテンの花井梓などのチームメイト。
あと、マネージャーの篠岡千代、監督の百枝まりあ、野球部責任教師の志賀剛司などなど。
どのキャラも個性的で、うまく描き分けができていると思う。
ストーリーは、最初は、新しく硬式野球部が出来て、1年生ばかりのチームが出来るところから。
中学時代のチームメイトたちとの練習試合を挟んで、7月に出版された4巻ではようやく夏の大会の予選が始まるところ。
4冊も出ているのに、さほど試合はしていないけれど、そのぶん、きっちりと人間関係とかのドラマのほうも描いているから、気にはならない。
大きくは試合、ドラマ部分、練習(うんちくなどの解説含む)の構成かな。
解説部分はちょっとセリフが多いので、読むのがめんどくさくなるときがあるのが残念。
でもそうしたところ以外はよいので比較的オススメな野球マンガでしょう。
☆クロスレビュー!☆
この記事はLINNが書いたものです。
SEN&LINNの書いた同書のレビューはこちら。
タイトル:おおきく振りかぶって(1巻~4巻:以下続刊)
著者:ひぐちアサ
出版社:講談社アフターヌーンKC
であります。
野球マンガ、と言うと、弱小チームがスポ根まっしぐらで強くなるとか、現実じゃあり得ない球なんかを投げるピッチャーがいたりとか、そういうイメージが強かったりする。
まぁ、それはそれで少年マンガらしくておもしろいんだけど、このマンガはそういったところからちょっとずれた……いい意味でずれた野球マンガ。
まぁ、1巻の裏表紙の煽り文句からして、
『オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!』
ってんだけど、これがまたそのまんま(笑)
このエースが主人公で三橋廉。
ホントに暗いし、卑屈だし、弱気だし、泣いてばかりいるし、ビクビクしっぱなしだけど、絵柄のおかげか、おもしろいいいキャラになっている。
他のメインキャラはキャッチャーの阿部隆也、4番サードの田島悠一郎、キャプテンの花井梓などのチームメイト。
あと、マネージャーの篠岡千代、監督の百枝まりあ、野球部責任教師の志賀剛司などなど。
どのキャラも個性的で、うまく描き分けができていると思う。
ストーリーは、最初は、新しく硬式野球部が出来て、1年生ばかりのチームが出来るところから。
中学時代のチームメイトたちとの練習試合を挟んで、7月に出版された4巻ではようやく夏の大会の予選が始まるところ。
4冊も出ているのに、さほど試合はしていないけれど、そのぶん、きっちりと人間関係とかのドラマのほうも描いているから、気にはならない。
大きくは試合、ドラマ部分、練習(うんちくなどの解説含む)の構成かな。
解説部分はちょっとセリフが多いので、読むのがめんどくさくなるときがあるのが残念。
でもそうしたところ以外はよいので比較的オススメな野球マンガでしょう。
☆クロスレビュー!☆
この記事はLINNが書いたものです。
SEN&LINNの書いた同書のレビューはこちら。