関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

地域の労働者の生活と権利を守る~地域労連大会~

2007年11月30日 | 政治全般

 30(金)夜におこなわれた、鶴岡田川地域労働組合総連合定期大会に出席し、来賓として挨拶しました。

 2年前の6月まで、この連合会の事務局長として活動していました。
 地域の労働組合は、「連合系」「全労連系=地域労連」「独立」の三系統にわかれていて、地域労連は、組合数・組合員数では一番小さい組織です。
 しかし、日本の労働組合運動の弱点である、「企業内だけ」「正規職員だけ」を脱却して、地域のすべての労働者の生活と権利を守ることを掲げて活動する労働組合の連合会です。

 実際、私は他の役員の方々と協力して、労働組合の無い職場の労働者からの相談を数多く受け付け、未払い賃金、解雇、サービス残業などなど、様々な困りごとを解決してきました。
 相談を受けた労働者は百人、その方々が獲得した金額では2千万円ぐらいになったかと思います。

 今はどの職場も大変な状況の中で、加盟組合それぞれの活動自体が困難となり、地域労連の活動もなかなか容易では無いようで、選挙に出るために突然辞任した私としては、申し訳ない気持がします。
 
 しかし、労働者の要求がある限り、労働組合運動は不滅です。
 仲間の皆さんの奮闘で、一人でも多くの地域の労働者が救われることを願ってやみません。
 私自身も、当時よりももっと多くの市民の皆さんのお役に立っているか、振り返らなければなりません。

 そんな気持で、ご挨拶してきました。

地域労連柳原議長。大学の准教授です。貫禄ある外見に似合わず、温厚でとても優しく、いつでも相手の立場でものを考える方です。



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