関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

農業の霜(しも)・雹(ひょう)被害に支援を

2021年06月02日 | 県政全般
 6月2日(水)、4月の降霜(しも)被害、5月の降雹(ひょう)被害に対する県の支援策が発表されました。
 「無利子融資」「肥料・農薬の『追加購入』支援」「ハウスの新設整備等支援」等の従来の対策に加えて、減収率50%以上の農家に「『営農継続に向けた』肥料、農薬の購入支援」が盛り込まれています。
 補助率は「減収50%以上で4分の1」「80%以上で2分の1」となっており、農家に残る2分の1の負担は重いものではありますが、しかし、県独自の自然災害被害の支援策として力の入った施策、「被災農業者の営農意欲の低下の防止と、農業生産の維持向上を図る」という県の決意の感じられる施策と受け止めます。
 
 おうとう以外何が対象品目となるかは未定ですが、被害状況の把握が進んだ後、適切に適用されていくことを求めていきます。
 この間、JA山形など関係者の要望もおこなわれましたが、私も被害発生当日から状況調査に回り、その間28日(金)には、本庁担当課に「現物」を添えて実態を伝え、支援策を求めました。
 厳しい気候の中で営々と果樹を育ててきた農家が希望を持てる農政に転換しなければならないとヒシヒシと感じました。