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総合格闘技4冠王者+アメリカ格闘技殿堂入り選手の引退興業

2012年11月14日 | 格闘技とかスポーツとか
ここ数日ですが
ある格闘技選手の話題で
格闘技業界は持ちきりです。

とある子供向け体操教室の先生かと思ったらその正体は
アメリカ総合格闘技で4つの団体で世界王者となり
その後アメリカ総合格闘技の殿堂入りを果たし、
教え子の子供たちにも「伝説の格闘家」であることを伝えています。

そしてこの選手はアメリカでは文字通り伝説的な戦績を残しているのですが
日本では誰も知りませんでした。
誰が言ったか『日本一無名な世界チャンピオン』なんだそうです。

僕自身末席とはいえプロ格闘家でしたが
正直知りませんでした。
しかも活動していた時期も2002年~2009年と前半部分はかなり重なっているにもかかわらずです。
ちなみに熱心な格闘技ファンの間にも全く知られていなかったそうです。

ただ館山市では観光キャラクターみたいな感じで沢山仕事していたようですので
地元では結構有名人だったのではないかと思います。

とはいえ、
やはり日本で知られていないのでいろんなところからいろんな指摘があるようです。

とりあえず『久保田武蔵』という名前でネット検索すればいろんな情報が出てきますので
重なるようなことは自分のブログでいう必要もないのかなと思います。

ただネットの論調は概ね批判的というか
非常に厳しい趣です。

もちろん11月13日現在、
完全にクロ判定が出ているわけではありません。

彼の仲のいい女性タレントはツイッターの批判に対し
「引退試合の相手を伝説の格闘家サム・グレコが受けてくれたのは彼を認めてくれているから」
また、獲得したタイトルの団体や試合の記録が本人のブログなどの証言以外何一つ残っていないことについては
「団体自体が消滅してしまって記録も消えている」と本人に代わって説明、

現在ツイッターは停止しているようでその後会話は進んでいません。

まぁ
彼の戦績などが完全に本物なら、
引退試合の主催者側や本人は事実無根の批判で精神的苦痛を受けた、
あるいは興業に損失が出たとして裁判沙汰にもなるでしょうね。

飛び交う批判の中には
「過去の戦績なども含めてそういうキャラ設定なのか?」
というものもあります。

しかし彼は『格闘技』の『チャンピオン』と言っています。
つまり【真剣勝負の結果頂点に立った】と標榜しているわけです。

自信の潔白を証明するのは簡単です
映像なり試合の公式記録なりを出せばいいだけの話です。

ちなみに
一度だけ日本でも試合をしているようで
その動画も残っています。
立ち技専門の選手に総合ルールでの試合のようですので
おそらく実力の数%も出さないで試合を決めてしまっているように見えます。

さて
僕が【凄いな・・・】と思う記録は

まぁ
ここでいう【凄い】は言葉通りの意味ではなくて
別の意味です。

いくつか挙げると
1:戦績61戦55勝うち37KO17sub、1引き分け、5無効試合
このsubというのがサブミッション(関節技や絞め技など)を指すのか定かではありませんが
通常の格闘技の記録として書くならそれ以外にはないでしょう。
7年間で61試合をするためには年間8~9試合しなければなりません
しかもこの久保田選手、その期間同時進行で新日本キックボクシングのリングアナウンサーの仕事もこなしているようです。
となれば試合間隔の短さたるや、高校球児レベルです。
しかも総合格闘技の試合を7年間も・・・

2:全部で4つの世界タイトルを取っている久保田選手ですが
全く同時に取っているわけではないようです。
ということは後半のタイトルを狙う時期には他の団体の王者だったわけですから
通常上位ランカーとの試合のはずです。

ということはトータル61試合しているとはいえ
前半ほどハイペースなのではないでしょうか?
なんでも2002年にはバトルロワイヤル2という映画にも出演しているそうですが
益々もって発狂しかねないスケジュールだったはず。

3:この人の勝ち星55のうち37がKO勝ちです。
体重は60キロくらいだと思いますので軽量級の選手でしょう。
一般的に打撃系の格闘技は重量級の方が体の耐久力を攻撃力が上回るためKO率は高まります。
そんななか久保田選手のKO率は実に67.2%!
これがどれほどすごい数字かというと
先日帝拳ジムの西岡選手を下したボクシング世界王者ノニト・ドネアという選手がいます。

この選手はあまりのハードパンチャーっぷりに【フィリピンの閃光】とまで称えられる世界最強のボクサーの一人です。
そんなドネア選手のKO率を見てみると63.3%(11月13日現在)・・・

ボクシングよりもさらにKOが出づらい総合格闘技の
しかも軽量級では途方もない驚異的なレコードです。

そこまで強いならやはり見てみたいのですが
残念ながら本人の公式サイトはなぜか閉鎖されてしまっているのでチケット情報も分かりません・・・

せっかくの年末ビッグマッチ、
実に見てみたいものです。


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