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真実はどこ?

2016年06月28日 | 雑談
ネット社会で力を持っている人がよく言うことで
「そんなのネットにいくらでも情報は見つかるよ」というのがあります。
なるほど、確かに一面ではそれは正しいと思います。

しかしその情報が本物かどうかを検証するためには
どうすればいいのかということもあります。

もちろんそういう人たちもネット万能ではないことは分かっていますし
無数にある情報の中から正しいものを見極める力が情報収集能力なんだというでしょう。

昔はテレビの情報というのは盲信されていました
健康関連の番組で扱ったものが異常なほどのブームになってしまうアレで、
今も結構そういう傾向はあります。
ネットでもテレビでも口コミでも、大なり小なりどこにでもあります。

そういうものに対して
僕は個人的なスタンスとしては
真相がわかるまでは基本的に自分の知識として話すのではなく
並立する説も合わせて話すようにしています。

そんな考え方になったのは
僕はその昔『たけしの万物創世記』という番組が大好きで
毎回録画して見ていました。

これは毎回一つのテーマを1時間かけて、
その歴史や当時の最新の研究結果を紹介する科学情報番組でした。
題材も『昆虫』や『富士山』のような自然物もあれば『武器』のような歴史を伴う

文明の利器だったり『騙す』といった行為だったり、ちなみにバミューダトライアングルの回では
1990年代後半の時点で航空機消失の原因としてメタンハイドレートの可能性を上げて未来のエネルギー源としての有用性にも踏み込んでいるのは画期的でした。

そんななか『ストレス』を取り扱った回のことでした。
そこで甚大なストレスが体に与える影響として【愛情遮断性小人症】というものがあり、
これは例えば母親から愛情を注がれなかった苦しさから体や心に何らかの影響が出てしまうものです。

そこでこんなエピソードがありました。
スコットランドのとある家族のお話しです。
そこには兄デービッド、弟ジェイミーの2人の仲の良い兄弟がいました
しかしお母さんはお兄さんの方をより溺愛していました。

そんなある日、お兄さんは事故で死んでしまいます。
当然お母さんは悲しみに暮れてしまい何日も何日もふさぎ込んでしまいます。
弟は「兄さんが死んだことは悲しいけど、それでも自分はここにいるのに・・・」

と大好きなお母さんが自分の事を見てくれないのに心を痛め、ある日お母さんを慰めるためにお兄さんの服を着て、声真似をしてお母さんの部屋に入ると・・・
お母さんは【デービッドが帰って来てくれたこと】を大喜びしてくれました。
もちろん呼んだ名前はデービッド、それでもジェームズはお母さんのため兄を演じ続け、いつしか体の成長も止まってしまい成人になっても小柄だったそうです。

ここではお母さんは完全に壊れてしまっています。
そんな壊れたお母さんの為に必死に死んだ兄を演じ続ける
当時6歳のジェームズ少年にとってそのストレスは如何ばかりかと察するに余りあります。

ディズニー好きの方なら登場人物の名前で早々と気付くかも知れませんが、
この話の主人公ジェームズというのは、ピーターパンの作家
ジェームズ・マシュー・バリのことです。

このお話をテレビだけで見たなら
「なんて可哀想なんだろう・・・ピーターパンのお話はそういう経験から生まれたのかも・・・」と思うかもしれません。

しかし、この部分は僕が後年何かの機会に読んだバリの伝記には少し違う記述があったのです。


少し長くなったので
続きは明日でよろしくお願いいたします。


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