内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

一時不停止の車の運転者を死亡させた事故

2018年02月22日 | 交通違反
今回の御依頼者様は
交差点を直進で通過中、一時停止を無視して脇道から飛び出してきた被害者の車と衝突して、被害者が死んでしまった事故です。

今回重要なポイントは事故原因が被害者の一時不停止という事ですね。
これだけを見れば被害者に対して「お前が悪い!」と言えますね。

しかし御依頼者様側の落ち度としてはスピードが、制限速度の1.5倍程で交差点を通過していました。
ちなみに交差点はあまり見通しは良くないので、本来徐行義務が発生する交差点です。

取調べではもちろん速度超過の点や、徐行義務を果たしていなかった事も責められます。
その結果、罰金は20万円が確定済みの状態で僕の事務所に来てくださいました。

もう1つネックになるのが、
御依頼者様の御住いの県は刑事処分の内容を結構重視する傾向があるので、
本来なら早い段階から御依頼を頂き、罰金なしという結果をもって意見の聴取に臨みたかったのですが、
御相談を頂いた時点で既に罰金は確定していましたので、そこはどうすることもできません。

今ある状況で戦うしかないのです。

そして万全の準備をして意見の聴取に同席した結果、

180日の免許停止に軽減成功しました。

意見の聴取では被害者の一時不停止を指摘した際に「被害者が止まってなかったっていう証明は?」
交差点についても「徐行してないよね?」「こんなスピードで運転してなかったらそもそもこの場所にいなかったよね?っていうかスピード違反も事故原因の一つなんじゃないの?」など
なかなか細かいツッコミも入りましたが、僕にとってはいつものこと以上のものでもなく予定通りの結果が予定通りに出て一安心しました。


運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-5285-1840:090-9341-4384


累積5点+無免許運転25点=30点⇒180日の免許停止

2018年02月18日 | 交通違反
今回の御依頼は
普通免許で会社の中型トラックに乗ってしまった無免許運転です。

毎回言いますが、こういった大きな違反の場合に最も重要なのは
免許証の住所地が『軽減があるところ』であることです。
つまる、全国の都道府県のうち、無免許運転で軽減される可能性の全くないところだった場合は
『引っ越せるか』というのが最も重要なポイントになるという事です。

さて、今回の御依頼者様の御住所は
普通に進めれば問題なく免許停止に軽減されると思われる所でしたので、
僕としては余裕をもって臨めるはずでした・・・・が、

無免許運転の前に
ベルト、
一時不停止、
通行禁止、
の3つの違反の累積5点があり、合計は30点に達してしまっていました。

当たり前の話ですが、ゴールド免許を持っているなど優良運転者であるほど軽減率は高まります。
ということは、もちろん悪質運転者と評価されるほど軽減率は下がります。

いきなりかなり厳しい状況になってしまいましたが、
それでも早い段階から御依頼を頂いていましたので、最初の警察署での取調べ、検察庁、そして最後の意見の聴取と
全ての場面で完璧な行動を支持することが出来、結果は見事180日の免許停止に軽減成功

そして罰金の方も無し、
ついでに会社の『無免許運転をさせた罪』も無しになりました。

今回も良い結果をお届けできて良かったです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
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重傷事故15点で免許取消が点数変更で11点、60日の免許停止に軽減されました!

2018年02月06日 | 交通違反
先日の御依頼、
加害者の責任の重い重傷事故で15点が付いていました。

前歴はありませんでしたが
1年間の免許取消対象です。

『責任の重い重傷事故』は『責任の軽い死亡事故』よりも軽減率の低い案件です。

ただ今回の御依頼では僕には二つの良いポイントがありました。
一つは事故の状況をきちんと精査した場合、加害者の責任は軽いと評価されそうな証拠が見つかり、付加点数の変更を狙えるということ。

もう一つは、ネットなどでは非常に厳しい県と言われていますが、僕にとっては事故の内容を正しく評価してくれる県だからです。

ちなみに
警察をやたらと敵視する自称専門家もいますが、僕から言わせればそれは『ちゃんと仕事をしていない』人たちです。

例えば今回のように新しい証拠を提出した場合、だいたい日本の4分の3くらいの都道府県では『意見の聴取は事実を争うところではないので処分を受けてから裁判などを申し立ててください』と言われます。

僕の事務所の場合、その回答をされるのは全国で4か所です。

意見の聴取に補佐人としていく場合、喧嘩をするのが目的ではありません。
聴聞官を言い負かして依頼者に良い格好をすることが目的でもありません。

今回の事故の証拠が出てきた場合も警察の捜査を批判するのではなく、
きちんと法令に則って、正しい手段で、正しい主張を、正しいタイミングで、正しい相手に対してするということです。

結果は聴聞官からもむしろ感謝され、
「またよろしく(笑)」と言ってもらえて、結果の面では本来免許取消のところ
点数が15点から11点に変更され60日の免許停止で決定しました。

筋違いの主張で無意味な口論を仕掛けるのではなく
正しい仕事をしているからこそ、信頼関係も出来上がり、
ネットには出ない都道府県の本当の処分基準を知ることができるのです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
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毎回言いますが、ひいた方が被害者です。

2018年02月03日 | 交通違反
よくある死亡事故の例として
『道路に寝ている人を轢いてしまった死亡事故』というのがあります。

全く個人的な意見を言わせてもらえれば
道路交通法では道路で寝るという行為そのものを禁止しています。

そして死亡事故であれば加害者側にはたとえ落ち度が低くても15点が付いてしまいます。
※もっととんでもない状況なら点数が付かない事もあります。

ただ取調べの中でよく言われるのは
◯ハイビームなら発見することが出来た。
◯スピードが制限速度なら十分避けることが出来た。
これらは加害者にも多少の違反があった場合ですね。

あるいは
◯見つける事自体が運転者の義務だ。
◯どんな場合でも結果の責任は取らないといけない。

でも僕はこういう事故で感じるのは
そもそも道路で寝るという違法行為をしている人がいる可能性を想定して運転している人なんていませんよという話です。

赤信号で突っ込んでくる歩行者に比べれば被害者の悪質性は低いでしょうけど
どこに寝ているか分からない『イカれた人』を常に確認しながら運転するなど現実的ではありません。

そもそも違法な人がいる可能性までを想定する注意義務はないと僕は思います。

それを踏まえて今回の御依頼。
深夜に路上で寝ている酔っ払いに気付かず踏んでしまった事故です。

ただし今回のポイントとしては
見通しが良く制限速度もそれほどではない道路だったため取調べもかなり厳しいもので
僕の事務所に御相談を頂く段階では既に刑事処分は罰金刑が確定してしまっていました。

本来なら意見の聴取の前に罰金なしという結果を取っておきたいところですが
既に決まっているなら仕方ありません。

まぁ意見の聴取で聴聞官から「罰金刑受けてるんですよね?」みたいなことを言われたら
「●●万円の罰金なんて本来0円からの誤差みたいなもんですわ(笑)」と切り返す予定でしたが、
何回も行ってる県警本部でしたので特に波乱も無く、180日の免許停止に軽減成功。

御依頼者様も仕事で運転する方でしたので涙ぐんで喜んでくださいました。

ちなみに
今回の場合は『この事故で助かる県』でしたので比較的スムーズでしたが
これが【この事故で助からない県】だった場合には引越しまで視野に入れて動きますが、ネットに出回っている【どこどこが甘い】という情報は
ほとんどが勘違いですので、未だにそれを信じて免許証の住所だけを不正に変えて、発覚して捕まる人のなんと多いことか・・・

最後に重要なポイントですが、
警察官って『軽減される人は軽減されて欲しい』と思ってる人が結構多くて
『間違ったことをやってダメになる人』というのは毎回のようにいるんですよ・・・
実際この日も話を聞いてると助かりそうなのに間違ったことをやってダメだった人も何人もいました。
その中には自称専門家のような人が一緒に来ていた人もいました。

ただ僕は御依頼者様は守れますが御依頼者様以外はどうしようもなく、
そこは「相談する相手を間違えましたね」としか言えないのです。


重要な事は正しい知識と正しい行動、これだけの話なのに
正しい情報がほとんど無いというのが現実なのです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
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最新版を仕入れました

2018年01月06日 | 交通違反
法律関連の仕事は
資料は常に最新版を用意しておかなければなりませんので
交通資料集も最新版を購入、


紙質が少し変わったり図などが見やすくなってたりと
なかなかグレードアップに頑張ってるなという印象ですが、


酒気帯鑑識カードの書き方がジョジョっぽいのは変わってませんでした

警察の資料でもこういう遊び心って大切だと思います。


運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
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免許取消の最長は10年です。

2017年12月28日 | 交通違反
バイクにあおり運転、ひき逃げ事故に有罪判決 「腹立て犯行に及んだのは短絡的」京都地裁

こんな感じで『故意に負傷させた』場合や、重大な違反を故意にやったことによって起こした事故には『運転傷害』もしくは『危険運転致傷等』という違反になることがありまして、
これは被害者の怪我の重さによって45点~55点という途方もない点数が付いてしまいます。

ちなみに被害者が死亡した場合には【運転殺人等】もしくは【危険運転致死等】という違反で62点が付きます。
※この62点は単体の違反点数としては最大のものです。

またこれは『事故までの違反』ですので、
ニュースの《ひき逃げ》は〔事故からの違反〕と時系列的に2つの違反として扱われますので、違反点数は合計になり単純に考えても80点以上になります。

ただ、免許取消になった後の再取得できない期間の上限は10年ですので、仮に他の違反歴が無い場合には70点以上はどんな悪質な違反者でも処分は同じという事になってしまいます。
とはいえ、このクラスになると刑事処分の内容で高額な罰金になったり、懲役になったりしますので、やはり重大な違反であればあるほど処罰の全体は大きくなります。

こういう違反で軽減された方がいるのかいないのかと聞かれた場合、
「僕の事務所での軽減成功事例で最も大きい点数は106点ですし、50~80点台というのはそれほど珍しくありません」と答えます。
もちろんこの記事に出るような確信犯的な大悪党は無料相談の時点でお断りすると思いますが、普通の人であれば完全に絶望とは言えない場合もよくありますので、一度お問い合わせいただければと思います。


運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
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前歴1回からの14点でも免許停止に軽減成功

2017年12月27日 | 交通違反
今回の御依頼は、
スピード違反での検挙歴が数回、人身事故での免許停止で前歴が1回、
そしてその免許停止が明けた直後に通行禁止で2点、その後50キロ以上のスピード違反(12点)で免許取消に該当した事案です。

前歴が1回ある場合、
10点で免許取消の基準に該当します。

当たり前といえば当たり前ですが、
リミットからはみ出しているほど、より悪質な違反者として評価されてしまいます。
まぁ点数は同じ12点でも50キロオーバーの人と200キロオーバーの人を比べた場合と似たようなものです。

さて、実際には話はそんなに単純なものではなくいろんな要素が絡みますが、イメージとして
小さい累積+スピード違反で軽減されやすい理由の1つとして
累積3点+スピード違反12点ならぴったり15点ですので、言ってみれば《リミットちょうど》という感じです。

つまり累積が4点、5点、・・・・と増えるほどに軽減率は下がっていくということです。

そして今回の御依頼者様は前歴が一回で50キロ以上の速度超過、本来ならこの時点で取消処分のリミットになるところ、その前に累積の2点があったばかりに合計14点、基準の10点から40%はみ出している状態です。

とはいえ、
いくつか有利な条件もありましたのでその部分を活用し

180日の免許停止に軽減されました。

ちなみに今回の価格は63,720円、
コストパフォーマンスも上々かと


運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
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32,400円にて死亡事故が免許停止に

2017年12月20日 | 交通違反
今回の御依頼は死亡事故、

予算的に苦しいので最低限度の値段でとの御注文なので、
金額は合計32,400円にて刑事処分は不起訴、行政処分は1年の免許取消が180日の免許停止に軽減成功となりました。


まぁ被害者遺族は弁護士雇ってなんか言ってきてたみたいですが、そもそも道路でうずくまってる被害者でしたので、それほど難しい案件ではありませんでした。

ちなみに今回のような被害者の落ち度が大きい事件の時には刑事処分は無しになることって結構多いので、
極論すれば刑事処分に関しては『なにもしなくてもOK』という場合も結構あるんですよ

そのあたり、
きちんと本物の専門家に相談するのをお勧めします。


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無免許?条件違反?

2017年11月28日 | 交通違反
平成29年3月に『準中型自動車免許』が施行されましたね。

これで持ってる免許が少し変わった人も沢山いると思います。

以前に僕の事務所でもよく取り扱っていました
【中型自動車を普通免許で運転してしまい無免許になった】というものがありますが、
中型自動車と普通自動車の間に準中型という区分ができたことで現場でも結構混乱があるようです。

さて、
以前の普通免許では車両総重量が5トン未満、最大積載量3トン未満の車が運転できました。
つまり総重量が5トン以上、あるいは最大積載量が3トン以上の車は『中型自動車』ですので
普通免許で運転した場合〈無免許運転〉になります。

この場合違反点数は25点、刑事処分は3年以下の懲役または50万円以下の罰金と、なかなかに重罪です。

しかし今回準中型という区分が新設されたことによって
これから準中型免許を取得した場合総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満の車に乗れますが、改正前の普通免許でも《総重量5トン未満、最大積載量3トン未満の車が運転できる準中型免許》という免許証になります。

この『改正前の普通免許』を持っている人が総重量5トンを少し超えた車や最大積載量3トン、つまり今の準中型免許なら運転できる範囲の車だけど改正前の普通免許だと乗れない車を運転した場合、「更新などで免許証の表記は変わっていないのだからあくまでも持っているのは普通免許、だから無免許運転になる」という話があるようですが、実際の違反としては『免許条件違反』となります。

取締りを受けた時に警察官から無免許運転だと言われた方もいるようですね。

ちなみに違反点数は2点、刑事罰は5万円以下の罰金または3か月以下の懲役です。

イメージとしては、表示されている内容は変わってませんが中身の方は変わってると考えればいいかと思います。


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ブレスケアの人体実験

2017年11月16日 | 交通違反
さて、
マウスウォッシュやお酒inチョコなど、
酒気帯実験をやってきた僕ですが、今回は固形タイプもやってみようと思います。

今回使用しますのは
ブレスケア


あともう少し強力そうな
スピードブレスケア


ちなみに両方ともパッケージ裏には【血中アルコール濃度に影響は与えません】と明記されています。



まずは即効性のスピードブレスケアから、


規定量は1~2粒と書かれていたので、倍量接種です。


これは口の中で噛んで中身を出すタイプですので
ガッツリ噛んで、口内に塗りたくった状態で検知器に息を通します。
リス◯リンなら間違いなく振り切れる状況ですね。

ところが結果は

0.00・・・完全に0です。

このやり方で出ないということは何をどうやっても出ないということですね。

続いてブレスケア、


こちらも2~4粒と書かれていたので

1.5倍飲みます

さて、僕は本当はこの実験二日間かける予定でした。
というのももし一回目でアルコールの反応が出たなら2回目続けてやることは正確な数字が出ないからです。

しかし初回が完全に0.00でしたので、
そこから更にブレススケアを飲んだ場合、
アルコールの数字が出たなら両方飲んだことによって出たのか、片方でも出るのかといったバリエーションの実験ができるから、
そして仮にこの状態でも0.00が出たなら、前に飲んだスピードブレスケアの効果でアルコールが消えるとは思えませんので、
物凄い量を飲んだとしてもアルコールの反応は出ないという結論が導き出せるということになります。

そしてブレスケアがきちんと消化されるまでということで30分ほど経過した後の運命の数字は

同じく0.00

ちなみに5分後と15分後も同じく0.00でした。

この実験で分かることは
洗口液に関しては酒気帯びアウトの製法ですが
少なくともブレスケアとスピードブレスケアに関しては酒気帯び運転に該当することは無さそうです。


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1番がダメなら2番がある

2017年11月14日 | 交通違反
今回の御依頼は死亡事故、

状況としては渋滞の隙間を縫って横断してきた歩行者と接触し、被害者が亡くなった事案です。

渋滞の隙間を急に飛び出してくるような状況ですから心情としては歩行者の方が悪いと声高に言いたいところではありますが、加害者側の速度であったり道路状況であったり、特に両サイドに商業施設があったりする場合にはそういった歩行者の動きもきちんと確認しなければならないとして、被害者の方がいくら落ち度が大きくても軽減されない地域もあります。

そして今回の御依頼者様の御住所は死亡事故については平均的な判断が下されるところでしたが、問題は死亡事故御以外にも累積の点数があったこと。
もちろん普段の運転状況も処分の内容には考慮されますので、全くの無違反だったりゴールド免許を持っている人と比べれば不利になることは否めません。

ただし今回の状況でいえば累積と事故は切り離して主張できる地域でしたのでそれほど大問題になることはないと判断しました。

ここで軽減措置を狙ううえでいくつかのプランがあるのですが
相談のみで自分で動く場合なら費用は御相談料金のみです。
相談の後、意見の聴取での上申書などを作成する場合は書面作成費用までがかかります。
更に補佐人として同行する場合は最も高額になります。

イメージとしては相談のみで御自身で動く場合に関してはどこまで僕のイメージ通りに動けるかが定かではありませんので、何もない状態との軽減率の比較はやや難しいですが、主張することの書面化+当日の動き方や問答集などもセットでお渡ししている場合、軽減率は通常よりも大きく上がります。

では一緒に行く場合はどうかというと
確率が上がる場合もあれば一緒に行くことによって下がる、あるいは完全に0%になってしまうこともあります。
これが地域性の恐ろしさで、何も知らない自称専門家が墓穴を掘っている様子には数限りなく遭遇しています

今回の場合は僕が一緒に行くと可能性は下がりますが、
別のスタッフを行かせれば多少上がるという状況です。
つまり値段は大きく上がりますが軽減率は少し上乗せという感じです。

ここでより完璧を求めるから全部依頼されるのもアリですし
費用対効果を考えて書面まででとどめておくというのももちろんアリで、
今回の御依頼者様は書面作成までの御依頼で承りました。

結果はもちろん

180日の免許停止に軽減成功。

総額でいえば6万円ちょっとくらいですので
結果に対するコスパでいえば宇宙一というのは断言できますね

今回も良い結果を届けできて良かったです。

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かなりの人が大なり小なりやってること

2017年11月11日 | 交通違反
わざと交通事故起こし、治療装い保険金2241万円詐取 男女20人以上逮捕 福岡県警

こいつらは仲間内で事故を起こしていたようですが、
僕はどっちかというと加害者を助ける立場なのでよく実感するんだと思いますが、
ごく軽い追突事故でもむち打ちになったと主張する人がいます。

わずか数キロの追突事故での衝撃といえば
おそらく駐車場の車止めに当たった時とか
高速道路の継ぎ目を超えた時のショックか、あるいはもっと小さいと思います。

それでもかなりの人が「自分は怪我をした」と主張します。

あえて理由は触れません。

ストーカーは【いる】のではなく、目的意識に基づいてスキルを身に付け『なる』ものですが、
当たり屋の大部分も同じように自分の事故など何らかのきっかけによって『なる』ものが結構多いと思います。

そして本来無傷=物損事故のはずなのに
怪我をしたことにされて人身事故の扱いになって違反点数が付いてしまう人も沢山います。

しかしそんな場合でも事故による点数自体を下げる方法があったりします。

〔怪しい被害者〕によって免許停止や取消になりそうな場合は
僕の事務所への御相談をお勧めします

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免許取消回避のインチキ業者を見分ける簡単な方法

2017年11月10日 | 交通違反
意見の聴取や聴聞会に補佐人として同席していると【自称専門家】という人を見かけることも少なくありません。

肩書は弁護士、行政書士、司法書士、会社役員、ジャーナリストなどなどまぁ色々です。

そしてネットなどで色んな業者が跋扈していますし広告を出さない詐欺業者なども含めれば文字通り星の数ほど存在します。

となれば依頼する側としてはどこに頼めばいいのか分からないですね。
ですので検討材料にしている事務所がちゃんと実績のあるところなのか、あるいはインチキ業者なのかを判断するためにぜひやってほしい質問が以下です。

1:実績があるのか?
>まぁ当然というか基本ですね。

2:軽減された処分書の現物があるか?(特に1で聞いた実績の処分書があるかどうか)
>もちろんあるはずですね。

3:他のものも含めて軽減された処分書の現物(写し)は見せてもらえるのか、あるいはコピーをもらうことは可能か?
>「個人情報が・・・」と言うかもしれませんが、本人の了承があって個人が判別できる部分を消しているのであれば問題ないはずですので「個人情報だから出せない」などと言うのは尚の事依頼者との信頼関係ができていないということです。
そして処分書の書式が複数あるかもチェックしてください。
これは都道府県によって処分書の書式が違いますので、一つの書式しか無いということはどこかの都道府県一ヶ所でしかやってないということです。
そして『同じ違反で書式が異なる処分書を持っているか』というのも重要で、書式の種類が多いということはいろんな都道府県で実績があるということです。
ちなみに色が違う場合もありますので、ちゃんとやってる業者ならカラーコピーで記録を取っているはずですから、白黒コピーしかない時点で知識不足か能力不足の可能性が高まります。

4:通常の軽減措置は1段階(1年取消⇒180日、2年取消⇒1年の取消など)なので、4年間の取消が180日の免許停止、1年間の免許取消が90日の免許停止のような2段階以上の軽減実績があるか?、またその違反でなぜ2段階以上の軽減がされたかについて理由をきちんと説明できるか?
>もちろん処分書の現物を見せてもらえることは大前提で、1段階の軽減というのは普通ですし現実論として運だけで1段階軽減される場合というのもあります。
しかし2段階以上の軽減にはきちんと理由が必要ですので、その理由について正しい知識とその結果につなげる能力を持っているかの判断になります。
※この回答は僕の事務所に「○○と言われた」とお伝えいただければ正しいかお答えします。

5:点数無しを狙って実現させたことはあるか?、もしくは処分が確定後にその処分を覆した実績があるか?、そしてそれを証明する証拠はあるか?
>これは違反の不存在や不成立、処分の不服申立や裁判など、警察相手に争って勝ったことがあるかということです。

6:都道府県ごとの処分基準の違いを正確に言えるか?
>軽減の可能性を0%から100%に引き上げる決め手ですので最も重要な知識ですね。
これはその事務所や個人の回答を僕の事務所に聞いていただければ合ってるか診断できます。

7:人身事故の点数を本来の点数よりも小さくした、あるいは完全に無しにしたことがあるか?、またその手順をきちんと方法論として確立しているか?
>違反点数をコントロールすることができるか、その根拠を知識として身に付けているか、どうすればいいかを理解しているかということです。

補足としてその事務所の実力を測る指針として:酒気帯び、ひき逃げ、危険運転または運転傷害、加害者の責任が重い22点の死亡事故の軽減実績があるか?、違反について争って勝った実績があるか?
>これはもう単純にその事務所の力量を測る目安ですね。
もちろん内村事務所では全種類軽減処分書を揃えていますし、スタッフ全員がこの基準をクリアしています。

基本的にはこんな感じです。
ちなみに、軽減された処分書であれば僕の事務所の場合は数百枚くらいはお見せすることが可能です。

そしてもう一つ、実際にあった例としては【軽減された処分書】として僕の事務所で公開している処分書を盗用している業者もいますので「○○の事務所で見せられた軽減処分書」が本当は僕の事務所だった場合、パクリ野郎発見協力の謝礼として御相談料金を半額にいたします(笑)

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何かが欠落した人というのは、恐ろしいことに一定数存在します。

2017年11月09日 | 交通違反
無免許で検挙→車を運転して罰金納付 警備員の男逮捕 神戸地検社支部

こういう人、意外といるんですよ・・・
免許停止の講習を受けに車で来る人とか、
もっと酷いのになると免許取消処分を受けに来ているのに車で来ている人もいます。

そして普通の人は『バレないと思ったの?』と考えますが、実際にやってる人を見るとそこまで考えてないように感じます。

さて、
心理学の用語に『コントロール幻想』というのがあります。
用例や表現方法などはいろいろありますが、ものすごくざっくり言ってしまうと
自分の思い通りに進むと思い込んでいる状態のことです。

実際には思い通りに進むことなど絶対にないことは誰しも知っています。
しかし『この無免許運転は絶対に捕まらない』と思ってしまうということです。

そして、当事者はそこまでも考えていない事が多いですし、
免許取消の意見の聴取に来ている人にも出頭通知を読んできているはずなのに
【今何しに来ているのか】を理解していないというか、《意見=自分の意見》を《聴取=聞いてもらう》と
文字と意味が変換できていない、変換まで行っても行動まで届かないという人は意外なほどに多いです。

普通の人は行政処分を受ける時に車で来るようなことは絶対にありません。
しかし『普通でない人』は自分が普通でない状態になっているという自覚がありません。

ちなみにこういう人は基本的に会話が成立しませんので依頼を受けること自体が不可能ですが、
個人的には会話ができないレベルの人は運転免許は持つべきではないと思っていますし、
きちんと反省して運転を改善できる人であれば軽減措置を受けてもう一度運転のチャンスがあっていいと思っています。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
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チョコレートの酒気帯び実験!

2017年11月05日 | 交通違反
僕は以前このブログで
【マウスウォッシュで酒気帯びになるのか?】というのを実験しました。


《リス〇リンの酒気帯び実験》
http://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/fa0ea7a48538a0f2563e3155efc714a5


そして今回はもう1つよく聞く
「お酒の入ったチョコレートを食べたら酒気帯び運転になった」の真実について実験してみたいと思います。

もちろんこの実験は僕の事務所でやった僕の場合という大前提が付きますので
食べて運転を公的に保障するものではありません。

実験に使用しますのはもちろん僕の事務所の正式採用機と、
お酒入りチョコレートで僕が大好き、かつ入手しやすいようにコンビニでも売ってるものをチョイスします。


何もない状態なら表示されるのはもちろん0.00です。


まずは一粒を食べた直後、
正確には食べて飲み込んだ直後です。

1.00overと表示されてますね。
これは目盛りを振り切っている状態で、酒気帯びでこの状態ならまともに歩くことは不可能です。


1分後

0.54ですね。
酒気帯び運転なら25点です。

その2分後、食べてからは3分後ということになります。

0.18まで下がりました。
酒気帯び運転なら13点ですね。

更にその5分後、食べ終わってからは8分後には0.00に戻っていました。

次に『食べ終わってから水を飲んだら?』です。
これはまぁ、チョコだけ食べ続けるということもそうはないと思いますので一緒に水やお茶を飲んでいたらどうなるかという想定です。
食べ終わる⇒水飲む、食べた直後に口をゆすいだりせず、純粋に飲むという行為のみをした場合
食べてから約1分後では

0.58・・・おや?最初の食べるだけよりむしろ高くなってますね・・・

おそらくこの実験の前に食べるだけで測定していますので
体内に入ったという意味では前の分も残ってるんではないかと思います。

その3分後、これは写真ミスで撮れなかったんですが0.38出てました。

その2分後、食べてからのトータルは5分後です。

0.21、まだ酒気帯びなら13点のレベルは残っていますね。

こちらは10分後には0.00になっていました。

そしてちゃんとうがいをした場合、
食べてすぐに100㏄の水でうがいをした場合は

0.36、食べた直後(1分以内)ならうがいをしてもアウトということですね。

ちなみにうがいの場合は食べた5分後には

0.09になってましたので、ちゃんとうがいをすれば5分も経過すれば問題ない可能性が高いということになります。

ここまでで分かることは
食べた量が多いと口の中に残っているアルコールも幾分増加しているのではないかということと、
だとしてもきちんとうがいをすればかなり洗い流せるということ、多少の誤差はあるにせよトータル10分もすれば問題ない数値に落ち着く可能性が高いということになりますね。

結論としては
『運転中は食べないようにした方が良いですし、少なくとも運転開始10分以上、ただし量が多い場合はもっと前には食べ終わっておいた方が良い』ということになります。


運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
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