今日は祖父母に会いに立川へ♪ その前に一杯。本当は、青梅線に乗って、青梅線沿線の某有名店に行こうと思っていたのだが・・・ まさかの青梅線停止・・・ げげ、行けないじゃん・・・ しばらく待ってみたものの、しばらく動きそうにない。予定を変更して、立川駅周辺でまず一杯食べるとしよう。・・・立川といえば「ラーメンスクエア」がある。凪のラーメンでも食べようか・・・ あれやこれや考えて、立川の名店、『鏡花』へ。昔、あんまりラーメンの食べ歩きをしていなかった時期に一度食べたきりなので、いいかな?!、と。
このお店、店内が暗くて有名。僕のおばあちゃんも来たことがあるが、「暗くて、お年寄りには怖いわ」、とのことだった。店内はリニューアルされていたが、暗さは相変わらずだった。真昼間なのにホントに暗い・・・
厨房を覘くと、店主の町田恵一さんがちゃんとラーメンを作っていた♪ 昨年、なんとも「原点回帰」したそうで、、、 メインとなるラーメンも一本にしぼり、ホンモノのラーメン屋さんになるべく、運営姿勢を改めたそうだ。今回は、ここの現在の看板メニューである「醤油ラーメン」を注文。
油がやや多めの真面目な『醤油ラーメン』。変わり種ではなく,普通の堅実で地味なラーメンだった。味の複雑さは感じられるが,醤油の味が強くて,非常に良くまとまっていた。チャーシューもいい肉を使っているのが分かった。原価率は結構高そう。メンマも太いのが二本。ざっくりとした食感がGOOD.また、春菊がいいアクセントになっていた。 麺は平打ち麺で,ツルツルっとしたいい麺だった。モチモチ感もあった。弾力性に富んだ上質の麺。店主の湯きりのシーンもじっくりと見れて満足。
お昼時だったが,それほど混雑していなかった。 単なる邪念かもしれないが、今が鏡花にとっての本当の正念場なのかもしれない。たとえどれほどマスコミで高く評価されようとも、最後は結局はいつも通ってくれるお客さんによって店は支えられるのだ。常連さん、リピーター、月一くらいでちゃんといつも来てくれる人、そういう人なくして、店商売は成り立たない。一時的な大ブームは、逆に見れば、そういうしっかりとしたお客さんを獲得できないという事態を引き起こす。
僕も、人並みに数多くのラーメン店を食べ歩いていて、そのことは強く実感する。最後まで自分のお店を大切にしてくれるのは、いつも食べにきてくれる地元のお客さんなのだ。(相対的に見れば、僕みたいにフラフラしたお客なんてホントいい迷惑なだけなのだ。まぁ、僕もごひいきのお店は数店あるが、やっぱり常連客と言われるような人間じゃない。本当のお客さんをどれだけ獲得できるか、これこそ本当の意味での勝敗の決め手なんだと思う)