神戸ラーメン篇弐。
前々からずっと行ってみたかったお店に遂に行けました!
その名は、淡水軒です。
神戸の人なら(みんなとは言いませんが)知っている有名な老舗ラーメン店です。
いやー、結論から言わせていただければ、このクラスのお店が神戸にもあったのか!!
と驚くほどに優れたお店でした。
老舗であり、名店であり、実力店であり、普遍性を有した最強クラスのお店です。
(と、主張したいですね)
本町駅から徒歩すぐです。
神戸方面の改札口から徒歩1分以内。JRの高架下にあります。
かなり近いです。お店は、やはりかなり老舗な感じです。
丸萬同様、若い女性一人じゃ入れない感じです。
それから、このお店、入口が三つあります。どの入口から入ればよいのでしょう。
これはすごい不思議で、面白いです。
一つ目。
二つ目。
三つ目。
この中で実際の入り口は…ごにょごにょ…
店内は極めてかなり狭いです。6席くらい? 本当に狭いです。
この狭さがいいですね~~~~
ご主人によれば、もうかれこれ40年ほど前からこの地でラーメン屋さんをやっているそうです。
40年というと、昭和45年くらいですかね。
今のご主人は30年くらいだそうですが、いずれにしても古いラーメン店といえるでしょう。
もちろん、そんなに古いわけではないですが、40年の重みを感じる店内となっています。
ラーメンは基本的に一種のみ。スープが一つだけだから、というシンプルな理由。
人気なのは、メンマラーメンらしいですが、ここはスタンダードのラーメンを注文しました。
食べるラー油入りご飯とかもありました。
が、ミニ・ツアー中なので、ここは断念。ラーメン一本でいきました。
ご主人は寡黙な方で、いわば淡々とラーメンを粛々と作っていました。
若干、緊張感もあります。(TVでは、金八先生が流れていた、、、)
出てきたラーメンは、僕のフリーク的直観からして、
「ただものじゃなさ」を感じました。なんていうんだろう。
「あ、これは真剣に食べなきゃだめだ」って思ったんです。
ホンキのラーメン? フリークをも想定範囲にしつつ、伝統と歴史をきちんと踏襲したホンモノのラーメン?
そんなことを思いました。
スープは、あっさりで深みがあって奥行きのあるじわ~と旨みが口中に広がるスープでした。
鶏と鰹がメインとなる、必殺王道の究極醤油ラーメンって言っていいかもしれませんね。
上品さと下品さ(?)が合いまった名店の一杯でありました。
醤油の旨みもダイレクトに伝わってきます。
バランスがよくて、文句のつけようのない真なるラーメンだったと記憶しています。
麺が最高に絶妙な麺になっていました。
僕が愛してやまない細い平打ちストレートちゅるちゅる麺です。
東北によく見られるタイプの麺ですが、神戸にもあったんですね。
麺の形状や固さって、人それぞれ好みがあると思うんです。
なので、人におススメしたりはできないものかもしれませんが、
僕の中では、ここの麺はかなり上位にくる好みの麺です!!!
(と、おススメしてみます、、、汗)
淡水軒、本当に素晴らしかったです。
僕のなかでは、神戸一になりました!!
というか、神戸=不毛地帯という失礼な言い方をしていたことを、
心からお詫びしたいと思います。
こんな素晴らしいお店があったなんて…(泣)
これは全国に誇れる素晴らしき名店であります!!!