Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメンイレブン@大網 11年越しの復活、あの伝説の「イレブンフーズ」!!

出遅れましたが、僕も「ラーメンイレブン」に行きました。

お店のブログはこちら 

もう、こちらのお店については、とりたてて語る必要はないですよね。

既に、たくさんの人がこのお店の「奇跡の復活」について述べておられます。

山路さんの文章

「ご主人の田中謙さんは、東品川の人気店「イレブンフーズ」の味に惚れ込み、暖簾分けを許された。今から14年前の4月に大網で開業。平日は本業に従事し、営業するのは週末だけという変わったスタイルながら、一躍人気店の仲間入りを果たした。しかし体調を崩し、2年半ほどで閉店。誰もが2度と田中さんの一杯を食べられないと肩を落としたが、今年1月に以前と同じ場所、同じ味で奇跡の復活を遂げた」。(引用元

cheero1969さんのブログの記事

古の大網を代表する、いや、イレブンフーズの暖簾分けとして、唯一成功していたラーメン屋さん。11年前、惜しまれながらも閉店しました。あれから、4店舗ばかりのテナント変更があり、別のラーメン屋さんが、入っては消え 入っては消え  私、目を疑いました。あのイレブンたなか が、「イレブン」と店名を短縮して、リボーン!」

ロッキーさんのブログの記事
アカンな~さんのブログの記事! 
 

僕もかつて、「千葉拉麺通信」のヘビーユーザー(?)として、ここに来ました。懐かしいなぁ。「イレブンフーズたなか」という名前でした。

あの頃は、ブログなんてなくて、石神さんの本と千葉拉麺通信の情報を基に、ただただ食べ歩きを楽しんでいました。今みたいに、「ブログを書くぞ~」なんていう気概もなく、ただ「わくわく」しながら、ラーメンの食べ歩きを楽しんでいましたね。

千葉拉麺通信には、その頃のコメントもそのまま残っています

ホント、あの頃はラーメンの食べ歩きが楽しくて仕方なかったなぁ。。。(しみじみ)

さて。

こちらのラーメンはいたってシンプルな構成。昔とこれは変わってないと思います。某ラーメン店主さんと二人で来たので、ラーメンとチャーシューメンをそれぞれ。

  

正直、当時食べた時のことをほとんど覚えていないので、初訪みたいなものです。

こんなヴィジュアルだったんですね。玉ねぎ、きくらげ、わかめが印象的です。きくらげとわかめはなんとなく記憶にあるような…。

お味ですが、今食べても、「うわ~、ジャンクだ~~~」って叫びたくなるようなジャンクなラーメンです。印象的には、ラーメンショップとラーメン一代を足して二で割ったような感じ?! ラーメンショップと一代に通じるジャンクでパンチのあるスープでした。こういうラーメンって、いつ食べても、美味しいですよね。美味しいっていうのかな。なんていえばいいんだろうな…。

乾物は使ってはいないかと思いますが、乾物の味わいはたっぷり。つまりは旨み調味料たっぷりの味わい。ジャンクさの背景には、この旨み調味料が必ずあります。「美食家」が食べたら、きっとひっくり返るんでしょうね。でも、それがラーメンなんです。それでいいんです。美食家は、ラーメン屋さんなんかには来ないで、高いお金を出して、高級食材に唸っていればよろしい(苦笑)。

これが、ラーメンなんだ。そういう強い主張を感じる一杯でした。

でも、そんなに味は濃くもないし、油もたっぷりってわけでもない。どちらかといえば、あっさりとした味わい。なのに、パンチはがっちり効いている。そこが、凄いなぁって思いました。塩分や油分、濃度や魚粉に頼ることなく、ジャンクな味わいを作る。そこに、このお店の凄さがあるんだろうな、とも。

で、麺は、家系ラーメンご用達の酒井の麺です。この麺もまたいいですねー。

途中で味をよりパワフルにすることができます。「こがしにんにく」を入れると、ますます凄くなります。

ジャンクなラーメンがさらに凶暴に、パワフルになります。ニンニクとラーメンは、なんだろうな、黄金の組み合わせというかなんというか。最近はニンニクとバッティングするようなラーメンも出てきていますが、やはりニンニクの合うラーメンがいいんですよね。

戦後、屋台から始まったラーメン文化。貧しい時代に、皆に愛されたラーメン。

どんなに時代が変わっても、こういうラーメンがいつまでも愛され続けることを願うばかりです。

こちらがチャーシューメンです。厚さ1センチ以上あるチャーシューがどーんと乗っています。

こちらのチャーシューもまた、漢(おとこ)の味わい。武骨でワイルド。

***

12年ぶりくらいに食べたイレブンのラーメン。相変わらず凄いラーメンでした。

っていうか、こんなに凄いラーメンだったのか、、、的な。。。

結局、こういうラーメンが「いいラーメン」なんだろうな、とも改めて思いました。「また食べたいなぁ」って思う。「ここでしか味わえないものがある」、そういう感覚に陥る。

ただ、ラーショや一代同様に、こういうラーメン店は、正直、そんなに景気がいいとは言えないとも思います。「昔ながら」に入れられてしまう可能性もある。若い子たちが、このラーメンを食べて、感動できるのかどうか。また来たいと思ってくれるのかどうか。

それ以前に、今後、ラーメン文化はどこに向かうのか。老舗ラーメン店が次々と消えていく時代に、ラーメン文化は後世に残せるのかどうか。色々と考えさせられました。

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