Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

樹幸@土気 惜しまれつつ3月末で閉店。でも、その先には… 渾身レポ! 

超久々の樹幸です。

http://www.geocities.co.jp/menya_juko/ 
(ホームページには閉店情報、ないんですね、、、汗)

先日、このブログでもお伝えしましたが、この3月をもって、10年間千葉のラーメン界で輝き続けてきた樹幸が閉店することになりました。

http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/8b937eab8b4d1b9ac389497fd33d0f09

お店に着くと、こんな看板が目に入ってきました。

本当に閉店しちゃうんですね。。。 

寂しいです。

この不思議な待合室ともお別れですね。

そう言えば、最初はなかったんですよね。ずいぶんと外で待ちましたねー。一番最初の頃はまだ全然知られていなくて、スムーズに入れたんですけど、あれよあれよと有名店になり、佐野さんにまで認められ、千葉でもトップクラスの有名実力人気店になりました。もちろん常に満員~行列状態となり、待ち時間も長くなりました。それを経て、この待合室ができました。寒い日は本当に助かりました。

メニューも、この10年で本当に増えましたよね。

    

知らぬ間に、カレーもいっぱい出されるようになっていました。

多分、閉店前にもう一度は来ると思うので、今回は、未食の『辛旨こくまろらぁ麺』をいただきました。それから、半カレーと、餃子と、それからそれから、あっさりらぁ麺もいただきました。

 

これ、いつから提供されているんでしょう?!?!

樹幸一番人気の「こくまろらぁ麺」に、辛い調味料がかけられた一杯になっています。

この辛さ、ただラー油をぶちかけただけじゃないですね。この辛味調味料も、きっと店主の中島さんが色々と考えてつくられたものなのでしょう。不思議な味わいでした。ちょい、アジアンな味わいになっていました。

不思議な味としか、ホントいいようがないというか。勝浦タンタンメンチックかなと思いきや、全然違う。かといって、いわゆる四川タンタンメン系とも違う。なんともいえない辛いラーメンでした。

樹幸にしては、かなり毒々しい一杯といいますか。かなり攻撃的なラーメンだったかなという印象でした。

  

こちらがあっさりらぁ麺。

いやー、これですよ。この味。無化調で、じわ~っとくる美味しさ。

千葉の中でも、ここまでじんわりと美味しさが伝わってくるやさしいラーメンってそうそうないですよ。佐野さんが絶賛したのも、このあっさりらぁ麺でした。魚介+動物というWスープ全盛の時代にあって、こういう淡麗系のラーメンで人気を得た、というのは、本当にすごいことだと思います。しかも、土気ですからね。この地、この場所で、大人気店になり得た、ということもまた、本当にすごいことだったと思います。

このじんわりとくる、やさしさに包まれるようなラーメンに、どれだけの人が感動したことでしょうか。

チャーシューの美味しさは、変わらず。圧倒的に美味しいチャーシューでした。焼き跡が、ホント素敵ですよね。

 

そして、今後の樹幸の「核」となりそうな自家製カレー。

これがですねー。めっちゃ旨かったっす。野菜の食感を感じるカレーといいますか。

洋風カレーでもない。インド系でもない。タイ系でもない。まぎれもない日本のカレーなんですが、手作り感を強く感じるルーで、これまたやさしい味わいでした。久々に、カレーで感動したかも。。。

このカレーは、4月以後も引き続き、味わえることになりそうです。

樹幸の餃子です。こちらは、極めて王道的な餃子で、安心感たっぷりです。

ラーメンと一緒に食べる餃子は、やっぱこうでなくっちゃって思いました。(あまり変な餃子はいらないといいますか、、、汗)


 

さて。

4月から、樹幸は新たなお店に生まれ変わります。

僕はこの新たな出発を楽しみにしています。なんせ、洋食系のレストランですからね。超楽しみです。

気になるのは、メニューですよね。

公開しましょう!

凄いでしょ!!

全部、今すぐに食べたいですもん。

特に、【当店オリジナル】のオムカツ丼は、めっちゃ気になります。

もう、絶対美味しいと思う、、、(苦笑)

中島さん、奥様、10年間、お疲れ様でした。

そして、新たな旅立ちを心より楽しみにしています!!

人生いろいろですよね。

何が正しいかなんて、誰にも分らないし、誰も言うことなんてできない。

大人気店の「樹幸」をやめる、というのは、きっと中島さんにとっても苦しい選択だったと思います。惜しむ声もたくさん聞こえてきます。

でも、僕はなんとなくわかるんです(妄想かもしれませんが、、、)。樹幸って、もともとはフレンチのレストランでした。おしゃれなNEW TOWNの一角にある小さくておしゃれなレストラン。それが中島さんの出発点なんですよね。つまり、バックボーンは、中華や和食じゃなくて、洋食にあるわけです。きっとね、それらの間には、越えられない壁があるんだと思います。

儲かるかどうかじゃなくて、好きかどうか。きっと、洋食出身の人って、洋食が原点にあると思うんです。ご年齢的にも、中島さんも、チャレンジする最後のチャンスだったのかもしれません。

今回のことで、「人間の人生の岐路」について、いろいろと考えさせられました。

僕の原点って何なんだろう?!

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