2012年2月にラーメン超大激戦区神保町にオープンしたお店。
一応、徳島の「徳福」というお店の別ブランドで、『徳島ラーメン風』とのことですが、…（実際は本番徳島ラーメンとは随分違うものでした…）
http://impressions2.blog5.fc2.com/blog-entry-622.html
このお店は、神保町交差点から30秒くらいかな。すぐに着きます。近所にはラーメン二郎の中でもかなり人気の高い二郎神保町店があります。その向かいにも、二郎系で人気の用心棒があります。さらに、この界隈には有名店がずらりと並んでいます。そんな場所での新たな参戦。どうなるのでしょう？
さて、徳福仁、店舗は細長くて、カウンター席のみ。この狭さも花の都大東京らしいなあと思います。狭い店内に、店員さんも数名いて、厨房も活気がありました。お客さんの入りも上々です。
メニューはいっぱいです。
基本的には、ラーメンがウリのお店ですが、こちらの僕のオススメは、豚骨タンタンメンです！
こちらのタンタンメン、誤解を恐れずに言えば、川崎の地ラーメン、溶き卵タンタンメンにそっくり！ ニュータンタンメン系ともいいますね。まず、それにびっくりしました。
http://newtantanmen.blog112.fc2.com/
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/3168cc30d568d152306dd173ff7c5da4
http://blogs.yahoo.co.jp/sumida12617303/18841045.html
溶き卵がたっぷり入っていて、ラー油がピリピリ効いていて、ニンニクたっぷりのジャンクなタンタンメン。いわゆるゴマベースの定番的担々麺とは別物のタンタンメンでした。いわゆるスタミナ～ベトコン～アリランを彷彿とさせるジャンクでパワフルなラーメンに通じるタンタンメン。スタミナタンタンメンって言ってもいいかも。
まさか、徳島ラーメン？がウリのお店で、川崎溶き卵タンタンメン風タンタンメン（？！→(苦笑)）が頂けるとは思ってもみませんでした。
これは、希少価値という意味でも、食べる価値のあるタンタンメンだと思います！（ま、美食家の人にはオススメしませんが…） 局地的地ラーメンを楽しみたい人は是非食べてみてほしいです☆
そして、お店側のイチオシの肉玉そばですが…
これは、全くもって徳島ラーメンじゃないです。模してはいますが、違います。まあ、徳島ラーメンとは一言も言ってないので、問題ないですが、ネットで『徳島ラーメンみたい』と書いた記事がありました。これは違います！
実力のある徳島ラーメン店のラーメンは、もっともっと重たいです。そして、動物ダシが半端なく効いています。甘みもどすんと効いているし、味のインパクトも強烈です。こちらの肉玉そばは、本場徳島ラーメンとは全く違うライトな味わいのスープです。なので、同じ土俵に立たせることに無理があります。徳島ラーメンではないと考えると、飲みやすいあっさりとした豚骨醤油ラーメンということで、いいかな、と。あと、首都圏で人気の「おとど」に似た要素も持ち合わせています。
いずれにしても、この肉玉そば、ちょっと宙ぶらりんな味わいでした。お肉もちょっとぱさっとしていて、食べていて、少し気になりましたし、生玉子とスープを合わせても、気持ちの良い一体感は生まれませんでした。なので、スープ本体をもっともっと精錬させてほしいかな、と。
首都圏に出てくるご当地ラーメン（系列）は、かなりの確率で不発に終わるケースが多いです。なので、だからこそ、もっともっと気合の入ったラーメンを出してほしいと願います。
最後に、一言。このお店は、豚骨タンタンメンがオススメです！！
