浦安にも、まさにkei好みのド・ストライクのお店ってあるんですね。。。
New Wave系の間逆をいく、昭和レトロで情緒たっぷり、味のあるお店。
それが『中華そば金ちゃん』です。
何気なくネットで見つけたんですが、これがまた凄いお店でして。。。
浦安魚市場の隣りにある場外市場(?)みたいなところの一角にあります。
この界隈だけ、ものすごい雰囲気があるんですよ。ある種、異様というか独特というか…
金ちゃんは、その通りの一番手前にあります。
なので、見つけるのは簡単ですね。
ビックリなのは営業時間。
朝の5時~13時30分までの営業なんですよ。
まさに市場TIMEですよね。なので、時間にはご注意を。
さて、メニュー。
店主さんに聞くと、「辛いのが大丈夫な人は、やはり韓国風辛味そば!」
ということでしたので、こちらを注文することにしました。
さて、いったいどんなラーメンが出てくるのでしょう?!
これまた、胸が高まります。わくわく、ドキドキ。
(この感覚が生じるっていうのが、食べ歩きの醍醐味なんですよねー)
ご対面♪
見てください! この赤々としたスープ。
見た目からして、中国風の辛いラーメンではないことが分かります。
なんせ、「韓国風」ですからね。
僕的には、どうしても「辛ラーメン」が想像されてしまいますが…
スープを一口飲むと、めちゃめちゃ辛い!
なのに、どこか甘いんです。甘みを確かに感じる激辛ラーメンというか。。。
このスープ、豚でも鶏でもない・・・
聞くと、なんと「牛テール」のみなんだそうです。なるほど!!
(ちなみに中華そばは豚+鶏なんだそうです)
それに、韓国らしい調味料がスープに彩りと鮮烈な辛味を与えています。
う~ん、まさに韓国風です!!
しかも! スープの中には牛肉がいっぱい入ってて、肉食系男子にはたまりません。
しかもしかも、そのお肉が柔らかくて、抜群の美味しさ。スープともばっちり合ってます。
もう、これだけで大興奮+大満足。
麺は、ある程度想像範囲内でしたが、それなりにコシのあるなかなかの麺でした。
しかし、それにしても、すごい量…
野菜もたっぷりなので、たしかな満足です。まさにガッツリ!
中華風、和風に続く「韓国風」の可能性を強く感じる一杯ですね。
辛いラーメンとしては、タンタン麺、勝タンに続く第三の軸というと大げさかな。
けれど、ホント、そういう感じのスープで、カルビクッパ麺と言いたくなる一杯でした。
それから、+で、「ミニ牛すじ丼」も♪
いや~、これがまた絶妙な味わいでして。。。
味つけがコチジャンベース?かなんかで、風味が独特。
ただ、唐辛子orラー油で辛味をつけたのとは別の味わいでした。
もともと丼ものが大好きなkeiとしては、たまらない丼ですね。
それに、韓国のりが、これまた嬉しい!!!
これなら、牛すじ丼を食べるためだけでも、ここに来たいって思いましたもん。
この丼も、ここのマストメニューですね!
***
店主さんともいっぱいお話できました。
在日二世の方で、韓国(というより朝鮮半島)をしっかり愛している方でした。
僕自身、ドイツで韓国の友人にたくさん助けられた経験があり、
また、韓国料理の魅力を存分に実際の舌で味わっていたので、
なんか、懐かしく感じました。
辛ラーメンももともと大好きで、辛ラーメンが好きなら、
間違いなく、ここの辛味そばに感激できるはずです。
(麺は、辛ラーメンよりも細いけれども…)
今でこそ、「韓流ブーム」で、韓国の話題がたくさん出てますが、
僕はずっと韓国に親密さを感じています!!(えへん!)
なんせ、最も近い異国の一つですからね。
歴史的には「喧嘩」の多い国ですが、近いんだから仕方ない。
フランスとドイツみたいなものと僕は捉えています。
近すぎるからこそ、喧嘩になるんですよ。。。
でも、だからこそ、日本と韓国はこんな感じでバトルしながら、
いい意味でのライバル関係を維持して、付き合っていきたいものです。
愛と憎しみは紙一重。愛があるからこそ、火花も散るわけです。
けれど、ここの辛味そばを食べれば、全部OKになるんじゃないかな。
食文化や食への感覚は、やはり違うわけで、違うからこそ尊重できるわけで。
店主さんとの対話の中で、色んなことを考えさせられました。
ホント、独特な一角でしたよー。
浦安に金ちゃんあり!ですね。
こんな素敵なお店が浦安にあるなんて、知りませんでした。
ホント、まだまだです、、、(汗)
これからも、もっともっとこういうお店に出会いたい!!!