今日は、仕事の合間に、一ヶ月ぶりくらいに「らーめん大地」へ。
4月オープンの大地、もうすぐ半年になる。きっとこの半年間で色んなことがあったんだろうな~と思いながら、お店へ向かう。
ラーメン屋さんにとってはこれからいい季節に入っていく。この時期に、がっちりとこの地で固定ファンを増やしたいところだ。そのためにも、これからの動き(変化)が重要になってくることは間違いないだろう。まずは地元でしっかりと大地の根を張ることが、長期的には、ラーメン屋さんには欠かせないはず。僕の持論としては、マスコミに出るよりもまず地元で安定軌道にのせることが、ラーメン屋さんの持続/発展には必須条件だと思う。
今回は、ここの自慢の「スタミナラーメン」(600円)を注文。さらに、新たに登場した燻製半熟煮玉子をトッピング! 燻製玉子が新たに登場だ! 大地のHPによると、一日限定20個ということなので、ご注意あれ!
スタミナラーメンもまた若干作り方を変えたのだそうだ。このスタミナラーメンは、ニンニクをガツンと利かせた強烈なラーメンなのだが、人によっては食べるのがキツイと感じるラーメンだった。そこで、魚介の味をさらにそこに加えることで、より食べやすくした、というわけだ。
もともとニンニクの風味が強烈なので、味覚上それほど味の変化は感じられなかった。が、前よりもより食べやすくなった気はした。スープをもっと飲みたくなるって感じかな。かなりの量のニンニクが入っているが、そのニンニクがやさしく感じられる。魚介の見えない効果が表れているようだった。
さらに、チャーシューがずいぶんと変化していた。大きなロールチャーシュー厚切りが一枚どーんとのっている。前まではちょっと控え気味だったチャーシューが随分と成長していた。がんこ並みの大きさで、とても満足の一枚になっていた。
燻製半熟煮玉子は、強烈なスープに負けないくらいに燻製の風味が生きていて、舌でダイレクトに燻製の風味を楽しむことができる。もちろん黄身はトロトロで、いい色をしていた。もう少し黄身の部分が輝くととんでもない煮玉子になるかなと思った。
これだけすごいスタミナラーメンが600円とは、お見事!の一言に尽きる。燻製味玉も、この辺じゃあまり見られないくらいによい出来。錦糸町の璃宮に匹敵するほどの燻製玉子で、これは是非体感してもらいたい!
あとは、これだけのスタミナラーメンをどう「見せるか」かな。大地の弱点ってほどまでじゃないけど、大地のラーメンは、ヴィジュアル的にオーソドックスすぎる。もう少しヴィジュアル的に「見せる」ラーメンにすると、もっと人をひきつけることができるだろう。見た目だけがすべてではないが、やはり「絵」として見る部分もラーメンにはある。人気のあるラーメン屋さんはどこもやはり絵的にきれいだし、美しい。
ここのスタミナラーメンに近いお店としては、名古屋や岡山にあるベトコンラーメンや銀座の八眞茂登(やまもと)のベトナム麺などが挙げられる。これらのラーメンもやはりニンニクを思いっきり前面に出したラーメンになっているが、そのヴィジュアルに多くの人たちが魅了されたのである。
千葉市内でこういったニンニクを強烈に前面に出したラーメン屋さんってあまりない気がする。そういう意味ではとても新しいラーメンを出しているってことなのだ。千葉にもニンニクガツンが好きな人はまだまだたくさんいるはず。これだけ素晴らしいラーメンを出しているのだから、もっと見せ方を工夫して、味のみならず、視覚的にも訴えかけられるようなラーメンを生み出してもらいたいな、と。
でも、ホント、ますますクオリティーがアップしている。オープン時期に行ったっきりの人がいたら、是非今の「大地」を体感してもらいたい。燻製煮玉子は絶品であります!
らーめん大地
稲毛区穴川2-12-8
11:00-14:00/18:00-25:00(月~土)
11:30-15:00/18:00-22:00(日)
月曜日OFF
駐車場あり
オフィシャルHPはこちら!
2008年8月14日の記事はこちら スタミナラーメン+チャーシュー丼
2008年7月16日の記事はこちら 塩ラーメン
2008年7月02日の記事はこちら 冷やし担々麺
2008年6月26日の記事はこちら つけ麺 味噌
2008年6月04日の記事はこちら つけ麺 醤油
2008年5月01日の記事はこちら 醤油ラーメン!
2008年4月27日の記事はこちら 味噌ラーメン!
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