Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

らーめん大地@穴川 大地のつけ麺はじまりました!

 

ちょっと久しぶりの大地へ。

4月にオープンして早2カ月が過ぎた。ネットでの評判もなかなかよいし、うちの学生たちの評価も上々だし、出だし好調って感じだった。けど、5月の中旬からちょっと足が遠のいていたので、どうなっているかな?!

お店に入ると、なんと「つけ麺」の文字が! この6月から新たなメニューとしてつけ麺が加わった。つけ麺(醤油/味噌 700円)、そして、冷やし担々麺(800円)の三品が新たに登場していた!

お客さんの入りも上々で、途切れることなく、お客さんが集まってきていた。大地はしっかりと顧客の心をつかんでいるようだ。この立地条件の中でしっかり営業を続けられたとしたら、それはすごいことだ。今後も要チェックだ。

というわけで、今回はつけ麺(醤油)を注文。

大地のつけ麺だけに、それ相当の変化球を投げてくるだろうと思っていたら、やっぱり変化球だった(ニヤリ)。

ヴィジュアル的にも他のつけ麺とちょっと違う感じ。ある意味、ちょっとチープな感じがするが、これもまた大地ならではだと考えると面白い。見た目のチープさと裏腹に、つけ麺自体はかなりボリュームがある。麺も通常で1.5玉。トッピングもフル装備で、重量感はある。ラーメンはシンプルで量もほどほどだが、つけ麺はボリュームでも他に劣らない量になっている。

スープは、とっても大地らしい味のスープ。鶏主体の濃いスープで、ほんのり和風の味わいが口に広がる。これがまたほどよいさじ加減で、動物系スープの邪魔にならない程度の和風味。パンチがあって、甘みがあって、濃い目で、基本はあっさり。実に「大地らしさ」のある個性豊かなスープに仕上がっていた。油は若干多めかな。

麺は(おそらく)通常のラーメンと同等のもの。イマドキのつけ麺はどこもぶっとい麺を使っているが、大地では(あえてかどうかは存じぬが)細麺を使用。これが吉と出るか凶と出るか?! いずれにしても、細くてポツポツとした食感の麺で、これをスープにくぐらせて食べることになる。麺の量はたしかに多い!

麺の上にはのり、もやし、ネギ、チャーシュー、半熟玉子、メンマがのっている。チャーシューは細長く切られていて食べやすくなっている。半熟煮玉子はかなりの出来だと思う。まぁ、今の時代、半熟煮玉子のレベルはどこも高いのでなんともいえないが、僕は好きだな。

6月に入り、大地も新たなメニューでさらなる展開を見せようとしている。かつてと違い、ラーメン屋さんも「創意工夫」をして、どんどん変化していかなければならなくなった。ただ与えられたレシピを再現しているだけでは不十分な時代なのだ。お客さんもラーメンにはかなりうるさくなっている。店主さんも、そのことは十分理解していて、これからもどんどん攻めの姿勢でラーメン道を突っ走っていこうとしている。

しかし、気持ちがどうであれ、ここのラーメン/つけ麺の味は本当に個性的で素晴らしいと思う。美味しいかどうかということは抜きにして、大地の味は本当にここの味って感じがするのだ。他にないラーメン/つけ麺、これが大地の最大のウリではないだろうか。もちろん最近のトレンドを意識して、売れるようなラーメンを作ることもできる。そうすればある程度の評価は得られるだろうが、ナンバーワンにもオンリーワンにもなれないだろう(「六厘舎」や「とみ田」のようなネロネロ濃厚豚骨魚介でいくとなると、相当の気合とリスクとコストを覚悟しなければならない!)。

大地のラーメンはそういう時流とは無縁のところから出発しているように思える。あくまでも「自分の味」にこだわっているように見えるのだ。これはラーメンのみならず、普遍的な精神のような気がする。誰かの足跡を追いかけて、伝統を踏襲するのもよし。けれど、誰かの足跡を辿らず、自分の感性と理性を信じて、かたくなに自分の味を追及していくもよし、なのだ。

大地のつけ麺を食べてみて、そういう頑なな意志を感じずにはいられなかった。でも、おススメは味噌つけ麺のようなので、今度は味噌を食べてみたい。今月もあと最低二度は大地に行かねば!!

2008年5月01日の記事はこちら 醤油ラーメン!
2008年4月27日の記事はこちら 味噌ラーメン!
2008年4月17日の記事はこちら 塩ラーメン+ミニカレー!
2008年4月10日の記事はこちら スタミナラーメン、絶品!
2008年4月07日の記事はこちら 初!醤油ラーメン

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