学生数人と共に、ベルリンにあるNEO TOKYOに行ってきました。
NEO TOKYOについては、このブログでも紹介したことがありました。
その今を。
この写真からも分かるように、現在のNEO TOKYOは、日本と韓国のPOP CULTURE専門店になっています。
店長さんの話では、「今は、もう韓国文化の方が勢いがあります」とのことでした。
数年前までは、ヴィジュアル系もブームでしたが、その後のインディーズシーンの盛り上がりはかつてほどではないそうです。というか、確実に数年前よりも勢いが落ちているそうです。
ドイツでは、今、既にVisual-keiブームは終焉に向かいつつあるようです。
「いいバンドが出てこない」、そう、店長さんはおっしゃっていました。
ある意味、予想通りですが、なんとももったいない。。。
せっかく世界からヴィジュアル系は注目されていたのに、日本はそれに対応できなかった、とも思います。もっと国をあげて、ヴィジュアル系ムーブメントを形にすれば、もっとヴィジュアル系は世界で愛される音楽ジャンルになり得たと思うんですよね。
でも、日本の音楽界は、ヴィジュアル系に冷ややかでした。
もちろん、こういうのは流行り廃りですから、廃れるのも当然の運命です。
だからこそ、今後、どうアプローチするのかが問われてくるようにも思うんですね。ヴィジュアル系は、このまま世界でも消えてしまうのか。それとも、盛り返しを見せるのか。
DIR EN GREYの存在は今も大きいようです。
ですが、いつまでもDIR EN GREYに頼っていてはダメ。彼らももうベテランの域に達しています。
若いバンドがどれだけ新しいムーブメントを起こせるのか。
それにかかっているような、、、
NEO TOKYOには、こんなポスターも掲げられています。
どちらのバンドももう、今はありません。
改めて、ディスパースレイの存在の大きさを感じずにはいられませんでした。このバンドを愛するドイツ人は本当に多かった。もちろん蜉蝣も。蜉蝣は、もう復活することはないでしょう。この二つのバンドが、ヴィジュアル系を世界に拓いたと言ってもいいと僕は思います。
けれど、きっと、もうこれでヴィジュアル系も終わるのかもしれません。そんな(悪い)予感が確かに僕の中にあります。
それでも、ヴィジュアル系は、不死鳥のように、また再び舞い上がることを信じています。
若いバンドマンたちが、創造力をフルに発揮して、新しいヴィジュアル系、POST-NEO VISUAL-keiの世界を築いていってほしいです。
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あと、こっちで、ゴールデンボンバーのドイツ限定CDをゲットしました☆
まだ、ヴィジュアル系は終わっていない、そう、信じていこうとも思っています。