シーガルアイ公式ブログ 『カモメの目』

気になったニュースを日記風に書いていきます。

気になる記事から (4月19日)

2006-04-19 | Weblog
日航が安全啓発センター、ジャンボ機の残存部品を公開

1985年8月、群馬県の御巣鷹の尾根に墜落した日本航空ジャンボ機の残存部品などを展示する同社の「安全啓発センター」が、東京・羽田の同社施設内に完成し、19日、報道陣に公開された。同センターは、「事故の教訓を安全確立のために積極的に生かすべき」とする、日航の外部諮問機関「安全アドバイザリーグループ」の提言を全面的に受け入れて実現した。事故原因となった後部圧力隔壁のほか、事故現場から回収された垂直尾翼、胴体、座席の一部などを中心に展示。24日に正式オープンし、事前に申し込めば一般公開にも応じる。日航は当初、墜落したジャンボ機の残存部品について、後部圧力隔壁などの主要部品を除いて廃棄する方針を掲げていた。だが、墜落事故から20年を経た昨年、一連の運航トラブルや整備ミスが相次いだ反省から方針を転換し、保存・展示することにした。昨年12月には、安全アドバイザリーグループが、「犠牲者と遺族の痛恨の思いと、安全への切なる願いを象徴するものが必要」として施設の新設を提言。〈1〉安全学習などを目的とする外部の人への公開〈2〉遺族が収集した残骸(ざんがい)破片コーナーの設置――などの提言内容を日航側も全面的に受け入れ、今年1月、センター設立を正式発表した。安全啓発センターは羽田空港近くの旧整備場地区にある日航の施設2階にあり、広さは約620平方メートル。後部圧力隔壁など事故機の残存部品計41点を展示している。また、日航を含む世界の航空会社で起きた航空機事故をまとめ、事故の再発防止に向けた取り組みについても解説している。19日に会見した日航の新町敏行社長は、「遺族と意見交換し、公開した方がよいという結論に達した。事故の教訓を風化させず、安全への意識の徹底をはかっていきたい」と話した。センターは、日航社員の安全教育研修で使用していない時間帯に一般公開に応じる。見学申し込みは、同センター(03・3747・4491)まで。(yomiuri on-line)

機会があれば、ぜひ見学をしたいと思います。