シーガルアイ公式ブログ 『カモメの目』

気になったニュースを日記風に書いていきます。

気になる記事から (2007.7.31)

2007-07-31 | Weblog
朝青龍“泣きっ面”に超厳罰も

仮病疑惑で世間を騒がせた大相撲の横綱・朝青龍(26=高砂部屋)が30日、成田着の航空機で来日。東京・両国国技館を訪れ、北の湖理事長(元横綱)らに事情説明し、謝罪した。相撲協会は、8月1日に緊急理事会を開催し、朝青龍の処分を決定するが、1場所出場停止処分などの厳罰を求める声も浮上している。朝青龍は31日にも入院するが、生涯最大のピンチに直面することになった。鬼の目が、かすかに潤んでいた。約20分間の事情説明を終えた朝青龍は無数のフラッシュを浴びる中、ひたすら前を向き続けた。だが、今にも泣き出しそうな表情が無念の思いを表していた。絞り出すように「反省やな。反省しています。日本で治療して来場所頑張ります。終わり」と語ると、群がる報道陣をかき分けるように車に乗り込んだ。モンゴルに無断帰国し、疲労骨折の診断を受けているにもかかわらず、現地でサッカーに興じた今回の仮病疑惑。師匠の高砂親方(元大関・朝潮)の強制送還命令を受けた渦中の男は約100人の報道陣が待ちかまえる中、この日午後モンゴルから戻ってきた。浴衣姿で登場した朝青龍は報道陣の問いには終始無言。近寄りがたい怒気を発散させながら成田空港を後にすると、自宅で白の羽織に着替え、両国国技館へ。北の湖理事長以下協会幹部に謝罪し、事情を説明した。直後に高砂親方と話し合った朝青龍は「自分としてはモンゴル政府に頼まれて出ていた。反省しています」と謝罪。師匠も「日本の病院にあした(31日)入院させるし、巡業には出られない。(朝青龍も)謝罪したが、自分も反省している」と沈痛な表情で語った。世間を騒がせた張本人の朝青龍は平謝りしたが、もちろん、これで一件落着になるはずがない。相撲協会は8月1日に緊急理事会を開催し、朝青龍の処分を決議する。北の湖理事長は「オレは話はできない。(決まるまで)一切合切言わない」とダンマリを決め込んでいるが、周囲の批判の声は高まるばかりだ。公式行事でもある夏巡業をないがしろにされた巡業部は怒り心頭で「朝青龍が釈明しても変更はしない」(大島巡業部長)と巡業には参加させないことを徹底させる方針。ある理事にいたっては「1場所出場停止だけでは軽すぎる。それ以上の処分があってしかるべき」と過激な発言を口にしている。処分は理事長の考えが重要視されるが、場合によっては朝青龍、そして師匠に厳罰が下される可能性も出ている。朝青龍は、これまでにも数々の騒動を引き起こしたが、今回は過去最大級の事件であることは間違いない。果たして北の湖理事長の決断はいかに。8月1日、お騒がせ横綱が運命の日を迎える。

◆仮病疑惑騒動 朝青龍は25日に「左ひじ内側側副じん帯損傷、左尺骨神経障害、第5腰椎(ようつい)疲労骨折」で約6週間程度の休養、加療を要するとの診断書を協会に提出。8月3日、群馬・富岡市から始まる夏巡業休場を決めた。しかし、朝青龍はモンゴルへ無断帰国し中田英寿氏とともにサッカーの試合に参加。左足で見事なシュートを放つ姿がテレビで流れ、仮病疑惑が浮上した。(sportsnavi.com)



気になる記事から (2007.7.30)

2007-07-30 | Weblog
決定的な仕事できず 川口

準々決勝のオーストラリア戦では抜群の反応で2本を止めてヒーローになったGK川口だが、この日はその神通力を発揮できなかった。「最後の最後で決定的な仕事ができなかった」と厳しい口調で語った。相手の退場と監督の退席という有利な状況を生かせないまま、再三の決定機に攻撃陣が無得点に終わった。「ワールドカップ(W杯)予選に向けて課題は見えたので教訓にしたい」と前向きに話したが、「もう少し上にいけた。3位と4位は全然違う」と本音ものぞいた。(sportsnavi.com)

日本、韓国に敗れ4位=PK戦で涙-アジア杯サッカー

サッカーのアジア・カップ第15日は28日、当地で3位決定戦が行われ、日本は韓国に0-0のまま迎えたPK戦を5-6で落とし、4位に終わった。今大会で3連覇を逃した日本は、次回2011年大会の出場権獲得も成らなかった。後半序盤に韓国が1人退場となり、優位に試合を進めた日本。しかし、延長戦でも決定的な場面を生かせなかった。PK戦では6人全員が決めた韓国に対し、日本は6人目の羽生(千葉)のキックがGKに阻まれた。イラク-サウジアラビアの決勝は29日、ジャカルタで行われる。(sportsnavi.com)

日本、ゴール前に課題=アジア杯サッカー・日本-韓国

日本は何度も決定的な場面をつくりながら生かせず、PK戦の末に涙をのんだ。後半序盤に相手が1人退場となり、完全に主導権を握った日本。しかし、延長に入っても羽生、佐藤が決定的なシュートを決められなかった。韓国の堅い守備も光ったが、日本は中盤でパスを回しながらゴール前を崩せず、課題が残った。(sportsnavi.com)


気になる記事から (2007.7.27)

2007-07-27 | Weblog
「医療Gメン」増員へ 診療報酬の不正請求対策

返還額100億円超目指す
厚生労働省は26日、診療報酬の不正請求対策として、不正を摘発する「医療Gメン」と呼ばれる指導医療官を増員する方針を固めた。今後増員幅を詰めて来年度予算概算要求に盛り込む。「医療Gメン」の増員により不正に請求された診療報酬の返還額を現在の計60億円程度から100億円超へと引き上げることを目指す。指導医療官は、不正情報の提供を受けた保険医療機関に個別指導に入り、診療報酬明細書やカルテなどを精査し、架空請求や水増しがないかチェックする。各都道府県の社会保険事務局に所属しており、医師と歯科医師の計約100人がいる。厚労省によると、05年度に実施した医療機関への個別指導は2878件で、新規に保険適用となった施設への指導分などと合わせ、総額約60億6000万円の返還を求めた。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.26)

2007-07-26 | Weblog
介護職員の給与改善

厚労省、人材確保へ指針
厚生労働省は26日、福祉・介護分野の人材確保を図るための新たな指針をまとめた。給与水準の引き上げなど労働環境の改善が柱で、柳沢厚生労働相が同日、指針を社会保障審議会福祉部会に諮問し、了承された。指針では、介護保険制度の要介護認定者と要支援認定者が、2004年の約410万人から14年には最大640万人に増え、介護保険サービスの需要は一層拡大するとしている。必要な介護職員数は現在の約100万人(04年)から14年には140~160万人になると推計している。一方、介護職員の給与水準(05年)は、男性の福祉施設介護員が年収315万円、女性のホームヘルパーは262万円と全労働者の平均453万円を大きく下回っており、離職率も高く、人手不足が生じていると指摘した。このため、人材確保のため、福祉・介護施設の経営者や国、地方自治体に対し、適切な給与水準の確保を求めた。また、経験に応じて職員の地位向上につながるキャリアアップの仕組みが必要とした。具体的には、現在の介護福祉士より専門的知識や経験を持つ「専門介護福祉士」(仮称)の創設などを検討する。このほか、〈1〉介護福祉士の有資格者約47万人のうち、就業していない約20万人の再就業の促進〈2〉高齢者やボランティアらが参入しやすい研修制度の整備――なども明記した。介護の人手不足を外国人労働者で補うとの考えについては、日本人の雇用機会を奪ったり、賃金のさらなる低下を招く懸念などから、「慎重な対応が必要」とした。指針は今後、社会保障審議会で決定され厚生労働相に答申されるが、給与引き上げなどにあたっては財源の確保が焦点となる。介護報酬の見直しに伴う保険料の負担増や職員に対する事業収入の配分のあり方などが議論になりそうだ。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.25)

2007-07-25 | Weblog
知的障害者の賃金未払い

岩手のクリーニング会社…最長1年8か月
岩手県花巻市のクリーニング会社が、知的障害のある従業員3人を最長で1年8か月にわたって賃金を払わないまま働かせ、花巻労働基準監督署が労基法違反の疑いで改善指導に乗り出したことが25日、わかった。労基署の調べなどによると、20歳代の男性は、2005年11月から今年6月まで賃金が払われず、深夜勤務も頻繁だったという。最も短い男性でも、5か月分が未払いだった。同社は、全従業員が14人で、うち9人が20~40歳代の知的障害者。ほかの知的障害者6人も賃金がカットされたり、滞ったりしており、9人への未払い分の合計は約600万円に上るという。県保健福祉部は「賃金未払いに加え、深夜労働を含む残業代も未払いの可能性もある」として、従業員寮で暮らす知的障害者5人を社会福祉施設に移した。男性経営者(51)は「申し訳ないと思っている。知的障害者だから賃金を払わなかったというわけではない」としている。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.24)

2007-07-24 | Weblog
「タミフル異常死」提訴へ 医薬品機構相手に

高校生の遺族「因果関係明らか」
タミフル服用後に異常行動を起こして死亡した岐阜県の男子高校生(当時17歳)の遺族が、タミフルとの因果関係を否定され、精神的苦痛を受けたとして、副作用かどうかを認定する厚生労働省所管の独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(東京都)に対し、慰謝料100万円を求める訴訟を起こすことが24日わかった。タミフル服用後の異常行動死を巡る訴訟は初めてで、遺族は週内にも岐阜地裁に提訴する。提訴するのは、男子生徒の父親の男性(49)。男子生徒は2004年2月、A型インフルエンザと診断され、処方されたタミフルを1錠服用した約1時間半後に、はだしのまま自宅から国道に飛び出し、トラックにはねられて死亡した。男性は翌年2月、タミフルによる副作用を訴えて、同機構に被害救済を申請。同機構は「異常行動は、タミフルの前に服用していた別の抗インフルエンザ薬・塩酸アマンタジン(商品名・シンメトレル)の副作用」と認定し、遺族一時金などの支給を決定した。しかし、男性は「直前に服用したタミフルの影響であることは明らか」として、一時金の受け取りを拒否。同機構への異議申し立ても昨年12月に却下されたため、提訴に踏み切る。厚労省によると、タミフル服用後の異常行動は、5月末現在で211人で、このうち死者は8人。同省は当初、タミフルと異常行動との因果関係に否定的な見解を示していたが、今年に入って異常行動死が相次いだことなどから、従来の見解を撤回し、改めて因果関係を調べている。同機構の稲川武宣企画調整部長は「訴状の内容を承知していないので、コメントは差し控えたい」と話している。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.23)

2007-07-23 | Weblog
日本、PK戦を制しベスト4進出 オーストラリア戦=サッカー日本代表

サッカーのアジアカップ3連覇を狙う日本代表は21日、ベスト4進出を懸けて、ベトナムのハノイでオーストラリアとの準々決勝を行った。試合は1-1で延長戦に入ると120分でも決着がつかず、PK戦に突入。GK川口がオーストラリアの2本のシュートを止める活躍を見せ4-3で勝利し、準決勝に駒を進めた。日本は4-4-2の布陣を採用し、高原、中村俊らグループリーグの第2戦、第3戦と同じ先発メンバーで臨んだ。試合は、序盤から一進一退の展開となり、共にチャンスを作りながらもゴールには至らず。0-0のままハーフタイムを迎えた。後半になると日本がペースをつかんだが、FWビドゥカに代えてキューウェルを投入したオーストラリアに次第に攻め込まれるようになる。すると24分、セットプレーから先制点を奪われたが、その3分後、高原のゴールですぐさま同点に追いついた。その後も1人少ない相手に対して優勢に試合を進めたがゴールを奪えず、試合は延長戦に。日本が終始相手ゴールを攻め立てたが、オーストラリアのディフェンスを崩せずPK戦に突入。GK川口がオーストラリアの2本のPKをストップすると、日本は4人が成功し4-3で勝利を収めた。
日本は25日の準決勝で、サウジアラビアとウズベキスタン戦の勝者と戦う。
<日本代表メンバー>
GK:1 川口能活(cap)
DF:3 駒野友一、6 阿部勇樹、21 加地亮→ 2 今野泰幸(後半43分)、22 中澤佑二
MF:7 遠藤保仁、10 中村俊輔、13 鈴木啓太、14 中村憲剛→ 20 矢野貴章(延長後半10分)
FW:12 巻誠一郎→ 11 佐藤寿人(延長前半12分)、19 高原直泰
サブ:18 楢崎正剛、23 川島永嗣、5 坪井慶介、8 羽生直剛、9 山岸智、15 水野晃樹、24 橋本英郎、28 太田吉彰、29 伊野波雅彦
(sportsnavi.com)


ドイツW杯の雪辱!川口仁王立ち

オシム・ジャパン、死闘を制す-。サッカーアジアカップ準々決勝(21日、ベトナム・ハノイ)。3連覇と史上初の4度目の優勝を狙う日本は準々決勝で昨年のW杯ベスト16のオーストラリアと対戦し、PK戦の末、守護神・川口能活(31)=磐田=の活躍で、準決勝進出1番乗りを果たした。日本は06年6月のW杯1次リーグ初戦で負けたオーストラリアに雪辱した。今大会好調のFW高原直泰(28)=フランクフルト=が後半27分、今大会4点目となる同点弾を決めた。PKの神の宿る手が、ハノイの夜空を握り締めた。5人目のキッカー・DF中沢が”ハノイの雪辱”を演出するゴールを決めると、GK川口が力強く両の拳を突き上げた。駆け寄る中沢を抱きとめ、歓喜に酔った。「PKは運なのかもしれない。だけど佑二(中沢)を中心にみんなが頑張っていた。こたえ たいと思った」。06年6月12日・ドイツW杯オーストラリア戦から404日。川口が“カイザースラウテルンの屈辱”を振り払った。04年のアジア杯中国大会準々決勝ヨルダン戦(7月31日)のPK戦を彷彿とさせる連続スーパーストップだ。相手の1人目はMFキューウェル。川口はコースの甘いシュートを鋭い反応で止めると、圧巻は2本目だ。DFニールがゴール左上に狙い済ましたシュートを読み切り、両手で完璧にセーブ。勝利を確信したように右拳を高々と誇らしげに突き上げた。18日夜、PK戦で勝つ夢をみた。相手チームもキッカーも分からなかったが、それが正夢になった。「まさか実現するとは」。分析班から相手のPKの癖を聞いてはいたが「深くは考えなかった。なんで止められたのか分からない」。自らが演出した奇跡にため息をついた。1年前のオーストラリア戦は「結果だけしか思い出せない」という苦い思い出。挽回に燃える一方、17日夜の日本食料理店での決起集会では主将として士気を高め、チームを盛り上げた。PK嫌いのオシム監督はこの日もロッカールームで吉報を受け「喜んでジャンプしていて天井に頭をぶつけそうになりましたが、なんとか生きています」と喜んだ。オシム日本が誕生して1周年で確かな成長の後を見せ、PKの奇跡を紡いでの3大会連続の準決勝進出だ。「こういう試合を勝っていくことでチームがまとまる」と語った守護神。カタール開催が有力視される11年大会の予選免除が確実になる3位圏内、そしてイランに続く史上2チーム3連覇も目の前だ。(sportsnavi.com)


気になる記事から (2007.7.20)

2007-07-20 | Weblog
天下りOB「渡り歩き」是正、省庁にあっせん自粛要請へ

政府は19日、国家公務員が出身省庁のあっせんによって、複数の特殊法人や公益法人などを渡り歩いて何度も高額な退職金を受け取る「渡り鳥」問題を是正するため、公務員OBへの再就職あっせんの自粛を各省に要請する方向で検討に入った。省庁人事当局による職員OBへの再就職あっせんは、先の通常国会で成立した改正国家公務員法で2011年中に全面禁止されることが決まっているが、自粛要請はあっせん禁止措置の前倒しを図るものだ。塩崎官房長官の下に設置された「官民人材交流センター」(新・人材バンク)の制度設計を行う有識者懇談会でも、OBあっせんの即時廃止を提言する方針だ。塩崎長官も19日の記者会見で「法の精神からすれば、(OBへの)あっせんが今後禁止されるということを、各省もよく理解しながらやってもらわねばならない」と述べ、自粛が必要だとの認識を示した。国家公務員の再就職あっせんは、先に再就職したOBのポストを次々と後進に譲っていく「玉突き状」で組み立てられているため、OBにも2回、3回とあっせんを繰り返してきたとされる。早期自粛には各省庁が反発し、調整が難航する可能性もある。(yomiuri on-line)

「自粛要請」ではなく「禁止」でしょ!!


気になる記事から (2007.7.19)

2007-07-19 | Weblog
厚労省、「脳脊髄液減少症」の診断基準策定へ研究班

交通事故やスポーツでのけがなどをきっかけに、頭痛やめまいなどの症状を引き起こす「脳脊髄(せきずい)液減少症」の診断基準などを策定するため、厚生労働省は、日本脳神経外科学会など7学会で構成する研究班を発足させた。診断基準などを巡り意見が割れていた、この病気の本格的な研究が、国の支援で始まることで早期の治療法確立などが期待される。研究班長の嘉山孝正・山形大医学部長が19日会見し、明らかにした。脳脊髄液減少症は、交通事故などの衝撃により、脳を保護している硬膜が破れ、脳や脊髄の周囲を循環している脳脊髄液が漏れることによって発症するとされる。患者団体のNPO法人「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」によると、国内には20万~30万人の患者が潜在的にいるという。しかし、これまで統一的な診断基準がなく、症状を訴えても、適切な治療が受けられないまま、苦しんでいる患者も少なくない。このため46都道府県議会が研究推進を求める意見書を採択している。研究班には、整形外科や神経外傷などの学会代表のほか、画像診断や統計学の専門家らも加わる。研究は9月からスタートし、3年間で、発症の原因調査、診断基準の策定のほか、有効な治療法を探り、治療指針もまとめる。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2007.7.18)

2007-07-18 | Weblog
宮崎市の放火2人殺害、受刑者に1億5千万円の支払い命令

2004年5月に宮崎市でイタリア出身の建築材輸入業ストッキ・アルベルトさん(51)方が放火され、妻子2人が殺害された事件で、アルベルトさんら遺族2人が、放火した男性受刑者(40)(殺人などで無期懲役確定)を相手取り、約1億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、宮崎地裁で開かれた。徳岡由美子裁判官は、ほぼ全額の支払いを命じた。刑事裁判の宮崎地裁判決(05年6月)などによると、男性受刑者は04年5月27日未明、アルベルトさん方に侵入して約60万円などを盗んだ。さらに、仕事や借金のうっぷんを晴らすため、1階の段ボール箱に放火。住宅を全焼させ、2階で寝ていたアルベルトさんの妻(当時46歳)と二女(同12歳)を焼死させた。アルベルトさんも全治2週間のやけどを負った。アルベルトさんは判決後、「この判決は当然だ。支払う能力はないと思うが、一生反省し続けてほしい」と話した。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2007.7.17)

2007-07-17 | Weblog
「年金今度こそ認めて」…申し立て受け付け開始

地方第三者委
領収書など年金保険料を支払った証拠がない人たちに、年金を支給するかどうかを判断する「年金記録確認地方第三者委員会」への申し立て受け付けが17日、全国の社会保険事務所で始まった。同委員会は、全国50か所の総務省出先機関に設置され、受け付けだけが社会保険事務所で行われる。これまで記録の訂正を拒まれてきた人たちは、委員会の判断に「今度こそ」と期待を寄せている。食品会社に勤めていた千葉市の松本茂さん(75)は年金記録漏れ問題が発覚後、「念のため」と地元の社保事務所に問い合わせた。「転職したこともないから大丈夫」と思っていたのに、思いがけず記録漏れが見つかった。記録がなかったのは、出向した長崎県の子会社から東京の本社に戻る直前の1か月分。年金手帳には、1976年3月1日に出向会社の年金資格を喪失したと記載されているのに、社保事務所の記録では2月29日喪失となっていた。このため、同年2月分の年金が「未納」と処理されていた。「入社から退職まで途切れることなく勤めていた」と抗議しても、社保事務所は、「記録は変えられない」の一点張り。どうしても納得できず、先月、社会保険審査会に審査を申し立て、社会保険庁側の要請もあり、第三者委員会の判断に委ねられることになった。松本さんは「明らかに社会保険庁側のミスなのに、どうして訂正しないのか。今度こそ、第三者委員会が公正に判断してくれるはず」と期待をかけている。大阪府豊中市の女性(67)は24歳の時、当時住んでいた別の市の担当者から「20歳までさかのぼって納めた方が国民年金をもらう時に有利」と勧められ、未納になっていた4年分の保険料を手渡した。保険料の集金に毎月来ていた担当者を信じてのことだった。ところが、65歳の受給を前にした2年前、豊中社会保険事務所で年金記録を確認したところ、あの4年分が未納になっていることを知った。当時は、未納分をまとめて支払うことができる「特例納付」の実施期間ではなかったという。「担当者が着服したとは思いたくないが……」と女性は戸惑い、「今となってはその人が『確かに受け取りました』と証言してくれない限り、証明のしようがない」と話す。地方第三者委員会に申し立てるつもりだが、認められるかどうか、不安は消えない。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.13)

2007-07-13 | Weblog
社保庁不祥事1000件超

着服・紛失・処理ミス 昨年度は前年の2.5倍
年金記録漏れ問題に揺れる社会保険庁で、職員の事務処理に絡んだ事件・事故やミスが、昨年度だけで、1000件を上回る見通しであることがわかった。2005年度は約400件で、一気に2・5倍以上に膨れ上がることになる。社保庁では今年度から、こうした不祥事をまとめて公表することにしているが、一部の社会保険事務局の報告に問題があったとして、現在、他の報告内容についても確認作業を進めており、公表のめどは立っていない。社保庁の内部資料によると、05年度の不祥事は、事件・事故が53件、事務処理ミスは354件の計407件だった。事件・事故の中には、厚生年金や国民年金の保険料着服や詐取が3件、年金手帳や国民年金納付状況カードなどの紛失が37件あったほか、年金相談センター長らが、年金加入情報を興味本位でのぞき見した事例も含まれている。社保庁によると、06年度のこうした不祥事は、既に1000件を超すことが確実となっているという。この中には、昨年12月から今年1月にかけて、宮崎県内の都城、高鍋の両社会保険事務所で発覚した、年金選択に関する3件の処理ミスもある。夫を亡くした高齢の女性らが、既に受給していた年金より、支払い額の多い遺族厚生年金の受給を請求したが、年金を選択する申出書を提出させなかったため、従来の年金支給が継続され、計約37万円の差額の支払いを受けられなかった。この処理ミスを巡っては、上部組織の宮崎社会保険事務局が今年2月、社保庁に報告し、同事務局のホームページ(HP)で公表を約束。しかしその後、女性1人が公表を拒んだとして、同事務局は公表していなかった。これに気づいた社保庁の担当者が指導し、6月中旬にHPで公表された。この問題をきっかけに社保庁では、06年度の不祥事報告の内容を洗い直しているというが、「いつ公表できるかわからない」(サービス推進課)という。社保庁では、05年度の不祥事のうち、金銭登録機や切手(2万6610円分)の紛失など、財産紛失に関する3件について、会計検査院への報告も怠っていた。
[解説]再発防止長年怠る
社会保険庁が、全国47都道府県にある社会保険事務局ごとに事務処理ミスや事件・事故を公表するようになったのは、2005年12月からだ。ミスや不祥事を明らかにした上で、原因を究明し、再発防止を図るという、組織として当たり前の取り組みが、おざなりにされていたと言わざるを得ない。汚職事件、年金保険料の無駄遣い、今回の年金記録漏れと続いた不祥事では、いずれも、強力な労働組合の下、国民に顔を向けてこなかった組織の体質と、問題を知りつつ放置してきた幹部の怠慢が背景にある。小さなミスでも一つひとつ検証し、改めるという姿勢をもっと早くから取っていれば、事態はここまで深刻にならなかったはずだ。すでに解体が決まっているとはいえ、新たな組織として真に再出発するためには、この際、すべてのうみを出しきることが必要だ。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.12)

2007-07-12 | Weblog
肺がんの引き金遺伝子を発見…喫煙に関連

自治医大教授ら
肺がんの引き金となる新たな遺伝子異常を、間野博行・自治医科大教授らの研究グループが発見し、11日付の英科学誌ネイチャー電子版で発表した。喫煙が関係しているとみられ、これまで困難だった肺がんの早期発見が可能になるだけでなく、有効な治療薬の開発などにつながる成果として注目される。喫煙歴のある62歳の男性患者の肺がん細胞から採取した多数の遺伝子を、実験用の正常細胞に組み込み、がん化した細胞から原因遺伝子を特定した。この遺伝子は、細胞の増殖を指令する遺伝子「ALK」と、細胞の形の維持などを担う遺伝子「EML4」が融合した異常型で、ALKが際限なく増殖指令を出してがんを引き起こすらしい。さらに、肺がん患者75人を検査したところ、5人の患者から融合遺伝子を検出した。そのうち4人は喫煙者。グループによると、融合遺伝子は、たんや血液1cc中に、がん細胞が10個程度含まれていれば検出が可能。顕微鏡でがん細胞を確認する従来の方法に比べ、肺がんの診断が飛躍的に早まると期待される。肺がんに関しては、EGFRという遺伝子の変異が知られており、この働きを阻害する治療薬「ゲフィチニブ」(商品名イレッサ)もある。ただ、EGFRの変異は非喫煙者の患者に多く、喫煙による肺がんに特有の遺伝子変異は不明だった。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.11)

2007-07-11 | Weblog
年金保険料 着服調査へ

総務省検証委 検察OBが帳簿点検
年金記録漏れ問題の原因解明・責任追及を行う総務省の「年金記録問題検証委員会」(座長=松尾邦弘・前検事総長)は10日、中間報告を安倍首相に提出した。今秋にも、最終報告を取りまとめる方針だ。問題の主な原因を「年金記録管理のシステム・事務処理の問題」と「社会保険庁の組織上の問題」という二つの要因に分類した。システム面では、〈1〉届け出書から紙台帳に転記したり、コンピューターに入力したりする際のミス〈2〉旧式の年金記録管理システムが大きな問題を抱えながら、新しいものに更新せず使い続けた――などと分析。組織上の問題では、「ガバナンス(組織統治)の決定的な欠如が存在する」「コンプライアンス(法令順守)意識が低い組織」「保険料の着服などの不正行為も報告されている」などと厳しく指摘しているほか、労働組合の問題点にも言及している。こうした問題点が積み重なった結果である年金記録漏れ問題について、〈1〉5000万件など途方もない数の該当者不明の記録の存在〈2〉社保庁のコンピューター上の記録の正確性の問題〈3〉保険料の納付が台帳等に記録されていない問題――に3分類できるとした。今後、同委員会は、該当者不明記録やコンピューター上の記録の正確性について、独自のサンプル調査を行う。台帳に記録がない問題については、「社保庁職員らの保険料の着服が絡んでいる可能性がある」として、捜査的な手法も使った調査に乗り出す方針だ。具体的には特捜部経験のある検察官OBが帳簿の矛盾点を調べることなどを想定している。このほか、委員会は、コンピューターシステムの専門家らを増強し、中央に3作業部会を近く設置するほか、地方の社会保険事務所を調査する約30チーム(1チーム2~3人)を新設するなど100人規模の体制で調査に臨む方針だ。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2007.7.10)

2007-07-10 | Weblog
ミートホープ社、自己破産申請へ…田中社長が語る

食肉偽装の発覚で、会社の法的整理を検討していた北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」の田中稔社長は10日、近く裁判所に、同社と田中社長の自己破産を申請する方針を明らかにした。田中社長は同日の労使交渉後、報道陣に「損害賠償の件や支払いができなくなった件もあり、私の資産をなげうっても足りない。破産の手続きをしなくてはいけない」と話した。申請期日については「できるだけ早く」としている。田中社長は、「多大なご迷惑をおかけしたことに対し、深く反省している」と謝罪し、「長年の経験や過信が誤った大きな原因。何でももったいないという気持ちがあった」と語った。食肉偽装について「アメリカで牛肉が止まり、安い原料が入らなくなったから、それに代わる商品を作りはじめた」と説明。「混ぜたほうがおいしい場合がある。表示さえすれば問題なかった。表示しなかっただけの話」とも発言した。(yomiuri on-line)

とことん分かっていない人のようですね。本当は反省なんてしてないでしょ!!