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全社・関東予選を争うS.A.I市原SCの実力

2010-06-21 02:49:48 | フォーキャスト
今日は、さがみ大沢FCにしっかりと完封勝利で良かったですね。なんかGET GOAL Sagamihara9号の記事を書いていたら勝ちそうな気がしてたのです。こういうしっかりとした試合で。そこで私は、さがみ大沢FC戦の応援に行かず、全社関東予選で越谷FCに勝てば対戦するS.A.I市原の試合を見に、市原までいって参りました。全社関東予選3試合の相手の内、S.A.I市原だけ試合を見た事なかったので、行けるのは今日しかない!と、大沢戦に後ろ髪をひかれながらも、見に行ってきました。さてS.A.I市原とはどんなチームのなでしょうか。
       
1.基本フォーメーション
180cmの長身熊谷の1トップ、トップ下に村山・長谷部の攻撃陣。しかし中盤戦では、村山・長谷部も下がって顔を出してきます。左は鈴木・葛山、右は前原・原のコンビが、ほぼ縦に連動し、司令塔村山のパスワークで左右にボールを振り分けサイド攻撃を仕掛けてきます。CBは平塚がスイーパーとして最後列を守り、180cmの池田は、基本ボランチの位置にとり攻撃参加をうかがう構えです。
       
後半は、前原をトップにあげ2トップにして得点を狙いに行きました。前半「0-1」で終了、ポゼッションも不利な状況でしたので、司令塔村山を取り巻く5人が、前線に上がり積極的に点を取りに行こう、というコーチの指示が読み取れます。

2.S.A.I市原は、「村山のチーム」
180cmで「長身」と書きましたが、全体的に小柄な選手が今日は出場していました。特に、司令塔村山選手(背番号8)は、168cm。日本代表玉田の出身校と同じ市立習志野高校出身の21歳。S.A.I市原は、現在この「村山のチーム」と言っても過言ではありません。際立つパスセンス。正確なパス、クロス、ドリブルのスピードなど技術力・スピードは素晴らしいです。FK・CKも村山が蹴る事が多く、おそらく大半の得点が村山を経由した得点のはずです。

3.悩みはFWの得点力
逆に、今日も敗戦の原因となったのが、強力な「FW」の不在。熊谷は前線のターゲットマンとしては、有効な動きをしていましたが、有効なシュートは少なかったように思います。本来は、身長184cmの潤間(背番号10)というFWがいたはずですが、故障なのでしょうか関東サッカーリーグの選手名鑑には名前すら載っていません。ただ出てきたら昨年のチーム得点王ですので要注意。後半の2トップに入った市立船橋出身の前原も本来はMFの選手。村山からいいパス・クロスが出るのですが、惜しくも決まらずこの日も0-2で敗れました。

4.サイドからの攻撃・守備に強み
SBとSHは、よく連動し、上下のポジションを入れ替えながら、村山とからみ攻撃を仕掛けてきます。また守備も粘り強くクロスを上げさせないよう相手に張り付いていきます。一方、中央のボランチのエリアは、今日は相手によく使われていました。相手の1点目も、ペナルティエリア正面のバイタルエリアで、相手をフリーにしたため強烈なミドルを打たれ、GKはじいたところをFWにヘッドで押し込まれました。DFリーダー平塚は安定しているものの、サイドとトップ下の選手が中央バイタルエリアへの集散が遅い為、中央のボランチともう一人のCBは1対1で守る場面が多く、抜かれるとファウルで止めざるを得ません。両選手とも結局イエローカード2枚で2人とも退場してしまいました。
もう少し、早くサイドの選手が中に絞って守備をしてもいいのではないか、と思いました。

S.A.I市原は前節の東京海上日動戦では4-1で快勝。今日のSGシステム戦だけでは、S.A.I市原のチーム状況は正確にしることはできません。しかし、SC相模原の守備陣が集中を切らさず、背番号村山のパス・クロス・ドリブルに十分注意していれば、そう多くの得点を取られる事はないと思います。1点を争うゲームの中で、DFラインの隙を吉岡・齋藤らが縦に抜けだせばチャンスは作れるはず。しかし、サッカーはやってみないと分かりません。SC相模原も集中して必ず勝利をつかみ取って欲しいと思います。

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