Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

群衆の1人

2013-05-25 15:09:53 | daily life
大学のあったシンシナティから15時間かけて、ニューヨーク市に移った。
いま住んでいる場所はマンハッタン島から電車で40分ほど離れた、
QueensのFlushingと言う場所に住んでいる。
意図してここに住んでいる訳ではないけど、
Craigslistというものを使って見つけた物件が、ここだった。
まぁ、NYCに住んでみていい意味でもわるい意味でも驚かされることがある。

まずは今住んでいるマンションの一室はが小さい2つの部屋とキッチン、洗面所で
構成されているんだけど、その中で8人の男が住んでいるということ。
特に問題なのはトイレと浴室を巡って8人が争うこと(戦いはしないけど)。
人種も、年齢も、境遇も全然ばらばら。
アメリカ人、中国人、チベット人、フィリピン人、そしてアラブ人と。
そして年齢も一番若いのが20歳前半から40歳後半ぐらいの人も一緒に住んでいる。
それぞれがウォールストリートでインターンをしてたり、学生で演劇を習ってたり、
警備のパートタイムの仕事をしてたり、そして仕事を探していたりと。
みんなとは軽く挨拶してみて、みんないい人だということがわかった。
ただみんなそれぞれの目標や生活があって、ただ就寝をともにしているだけだから、
一定の距離を保って仲良くなろうという感じはないのが、個人的には残念だ。
たくさん面白そうな経験をしてそうなのに、みんな自分のことで手一杯の感じがする。
それがNYCに住むってことなんだろうなと、少しだけ寂しくなった。

やっぱりNYCだけあって物価は高いけど、うれしいことにFlushingという所は
新しくできたNYCで一番大きなチャイナタウンということもあって食べ物は安い。
昔に上海で食べた中国料理の数々が楽しめるのは本当にいいところ。

せっかくルームメートのみんなと部屋を共有しているんだからもっと話がしたい。
どうやってここまで来たんだろうか、みんなきっとすごい人生を歩んでたんじゃないかな。
そして、はやくこの部屋に馴染んで仕事探しを始めよう。


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