会社の一分は、拷問の
ように重くのしかかり、
デートの一時間は、夢
のようにはかなく過ぎ
る。
時計は、いいこと、嫌な
ことを見極める機能を
持っている。
ように重くのしかかり、
デートの一時間は、夢
のようにはかなく過ぎ
る。
時計は、いいこと、嫌な
ことを見極める機能を
持っている。
お酒を飲まない方のために
紹介すると、あの有名な新宿
ゴールデン街や渋谷のガード
近くの酒場などは、
一軒一軒が、はなはだ狭い。
4~5畳くらいのところに、
大の男が10何人もひしめい
て飲んでいるんですね
(中には立ちっぱなし飲んで
いる人もいる)。
何もそんな狭いところ(お店
の人、ゴメン)で
飲むことはないでしょ、と言い
たくなるのですが、
男たちはトロけそうなほど
幸せな顔をして飲んでいる。
そんな(ある意味で不思議な)
光景に出くわすたび、ああ、
この人たちは、人に会いに来
ているんだな、と思う。
人を酔わせることができるのは、
結局人だけかもしれない、と
思うわけです。
その証拠に、「私、お酒は一滴も
ダメで」などと言う人がその
中にいて、そしてその中の誰
よりもしっかり酔っているふう
に、見えるのです。
体温があるから、コミニュケー
ションは美しい。
お釈迦さまは、2400年前に、
「人生は意(おも)った通り
になる」と言っている。
真剣に正しく考えて、平素よ
り信じて念(おも)い続けて
おれば、その通りになるのが
人生である。
しかし、意外と「あなたの希望
は何ですか」と問いかけると、
「何かをしたいのだが何をし
たらよいのかわからない」と
考える人が意外と多い。
そんな人は、考えてみたとこ
ろですぐにわかる問題では
ないのだから、当分の間あ
れこれ考えることを一切や
めてみるといいと思います。
そして、その期間はいろい
ろなことを思い切りやって
みることです。
そうしている間に、遊ぶこ
とにいいかげん飽きてきて、
真剣なものだけが残るでし
ょう。
その中にきっと何かが見え
てくるはずです。中途半端
がいちばんダメです。