きょうは月に一度のばあちゃんの茶話会。
前夜からの小雨がやまず、どうしたものかと会員の一人に電話したら、いつも寄附してくれるご飯をもう炊き始めたということで、午後から集まることにした。
すっきりとは上がらなかったけど、傘なしでも大丈夫だったので、まあよかったかな。
私はいつも、30分前に行って準備するのに、今日に限ってネットの古本と雑貨を扱う店で、探していた本を見つけ、電話で問い合わせたりして遅くなった。
それは機織りの本で、先日ヤフオクで落札に失敗したもの。それが送料込みでさらに安く買えたのでよかった。カード払いではなく、郵貯振り込みにした。
電話の向こうの誠実そうな、40くらいの女性を信用してのことですが、品揃え全体から立ち上るレトロで上品な雰囲気。好きだわあ~。リアル店舗は益子市?とのこと。
いつか行って見たいものです。余り足腰が弱らないうちに。
大学の機織りはすったもんだして中々始められませんが、明後日には家に糸が届くので整経して次には持っていく予定です。
大学には鯨尺と曲尺の筬がある。先生は京都の大学出身で、織り機も西陣のメーカー製作。
私が習った先生は女子美の系統で、筬はメートル法でした。
でも尺で言う方が何かできそうな感じがする。
何よりもうれしいのは、織っている途中でも全体を織り機から外せるのではないかと目途が立ったこと。夏休みには外して家で作業するかも。
やり方はこうです。まだ空想の段階ですが。
手前で経糸を外す。
機紙を当てながら糸を手前に巻き取る。
最後に向こうの糸を外す。
別の織機に掛けるときはこの逆でセット。
これは経糸の密度が粗く、2枚綜絖なら簡単と思います。
今度の経糸は165本。何という少なさ。
先日のは120㎝幅で4*5*120=2,400本でした。整経だって、寝ながらでも出来ます。寝ないけど。
このやり方、細かな筬目、細い糸、丸羽や混羽、多綜絖は無理のようです。
今は助教の先生だけで、教授が不在。先生はとても忙しそうです。久しぶりの社会人の対応までして大変ですが、織り始めたら後はそう相談することもないと思います。
最初のガイダンスの日に、教授が何かがあって急にやめたような話でしたが、私の聞き間違いかもしれません。とにかく私は知らなかったことを一年間で吸収し、80歳までは機織りを続けたいと思っています。