長野の善光寺で七年に一度の御開帳が行なわれていますね。といって猫が長野の善光寺でどうこうする話では
ありません。この参道をいったところに、北向観音というお寺があります。南向きの善光寺と向き合ってるとかで、
両方に参拝すると“両詣り”といって、よいそうです。
北向観音が見えてきた……北向って書いてある!
北向観音はクルマで善光寺からだいたい1時間くらいの距離らしいです。電車で来たのでよくわかりませんが。
北陸新幹線の上田駅で上田電鉄別所線に乗り換えて約30分の終点、別所温泉駅から歩いて来ました。
境内の霊木、愛染桂
金沢、富山、長野にふらっと北陸新幹線で行く特集が、本日(5/14)発売の 『 Hanako 』 に載っておりまして、
その撮影で自分は金沢に行ったんですけど、行ってない北向観音のエピソードが印象に残ったので確かめに
来たわけです。このまえ休日に、ひとりだと淋しいから子をつれて……。それで北向観音が猫の寺かというと
そういうことではありません。
せっかくなので常楽寺へ
北向観音の本坊、常楽寺へ歩いて行きます。このあたり、温泉旅館がたくさんあり、外湯めぐりもできるので
なかなかけっこう。名所旧跡にまったく興味ないうちの子も文句いわずに歩きます。
新緑と紅葉が同時に存在……?
ここが猫の寺かというと、そうではなくて猫はこのつぎ出てきます。このつぎの安楽寺は天長年間(824~834)
に開かれたと伝えられる大変に古いお寺で、長野県で最初に国宝の指定を受けた建造物があります。
それがこちらです
八角三重塔というそうです。八角形で三重の塔だから。なんとなく四重に見えますが、いちばん下の屋根の
ようなのは裳階(もこし)といって、ひさしに相当するものだから、これは三重塔なのだと。
しいたけみたい…
下から見ると似てますね、しいたけに。この安楽寺はちょっと高いところにあるので、石段を上がっていかなきゃ
なりません。なかなか急な石段ですが、趣きがあります。
この上で待つのが
ヘル地蔵です
というのは冗談で、ヘルメットかぶって竹ぼうき持ったお地蔵さん(?)は、お寺の門前の石材屋さんか何か
の前にいました。そして石段の上の本堂の前の植え込みにいたのが猫です。
なかなか人懐こい猫で、うちの子が鼻の先に指を伸ばすと匂いを嗅ぎ、そのあと撫でても逃げません。どころか
ごろごろ喉を鳴らして、まんざらでもなさそうです。
しまいには抱かれていました。寺の猫なのかも。30分ぐらい猫とじゃれてから、拝観料を払って八角三重塔など
見学して戻ってくると、まだ同じところにいました。以下略しますが、うちの子にあとで何がいちばん楽しかったか
聞いたら、「猫と遊んだこと」 でした。 旅なんてそんなものですよね。
ありません。この参道をいったところに、北向観音というお寺があります。南向きの善光寺と向き合ってるとかで、
両方に参拝すると“両詣り”といって、よいそうです。
北向観音が見えてきた……北向って書いてある!
北向観音はクルマで善光寺からだいたい1時間くらいの距離らしいです。電車で来たのでよくわかりませんが。
北陸新幹線の上田駅で上田電鉄別所線に乗り換えて約30分の終点、別所温泉駅から歩いて来ました。
境内の霊木、愛染桂
金沢、富山、長野にふらっと北陸新幹線で行く特集が、本日(5/14)発売の 『 Hanako 』 に載っておりまして、
その撮影で自分は金沢に行ったんですけど、行ってない北向観音のエピソードが印象に残ったので確かめに
来たわけです。このまえ休日に、ひとりだと淋しいから子をつれて……。それで北向観音が猫の寺かというと
そういうことではありません。
せっかくなので常楽寺へ
北向観音の本坊、常楽寺へ歩いて行きます。このあたり、温泉旅館がたくさんあり、外湯めぐりもできるので
なかなかけっこう。名所旧跡にまったく興味ないうちの子も文句いわずに歩きます。
新緑と紅葉が同時に存在……?
ここが猫の寺かというと、そうではなくて猫はこのつぎ出てきます。このつぎの安楽寺は天長年間(824~834)
に開かれたと伝えられる大変に古いお寺で、長野県で最初に国宝の指定を受けた建造物があります。
それがこちらです
八角三重塔というそうです。八角形で三重の塔だから。なんとなく四重に見えますが、いちばん下の屋根の
ようなのは裳階(もこし)といって、ひさしに相当するものだから、これは三重塔なのだと。
しいたけみたい…
下から見ると似てますね、しいたけに。この安楽寺はちょっと高いところにあるので、石段を上がっていかなきゃ
なりません。なかなか急な石段ですが、趣きがあります。
この上で待つのが
ヘル地蔵です
というのは冗談で、ヘルメットかぶって竹ぼうき持ったお地蔵さん(?)は、お寺の門前の石材屋さんか何か
の前にいました。そして石段の上の本堂の前の植え込みにいたのが猫です。
なかなか人懐こい猫で、うちの子が鼻の先に指を伸ばすと匂いを嗅ぎ、そのあと撫でても逃げません。どころか
ごろごろ喉を鳴らして、まんざらでもなさそうです。
しまいには抱かれていました。寺の猫なのかも。30分ぐらい猫とじゃれてから、拝観料を払って八角三重塔など
見学して戻ってくると、まだ同じところにいました。以下略しますが、うちの子にあとで何がいちばん楽しかったか
聞いたら、「猫と遊んだこと」 でした。 旅なんてそんなものですよね。