湘南三線のど自慢大会・秘話

その1

私は歌詞を覚えるために片道15分の自転車通勤時間、1ヶ月間ほぼ毎日mp3プレーヤーを首から下げて暗記。
今日からこの曲を聞かなくていいと思ったらホッとしてお気に入りの曲を聴いてる。

その2

メンバーの娘さんにピアノを弾いてくれと無理にお願いしてしまったのでとても心配だった。
リハーサルのときモニターから音が拾えず（実は私も他のメンバーも同様だった）
その娘さん、音を拾いながら演奏しようと思ってたらしくリハ参加でこれはいかんと気づいたらしく夜中の3時まで頑張って、翌日も集合時間ぎりぎりまで現れず練習したとのこと。え～話やなあー。
自分も音を拾いながらコード進行考えるので音の無い世界ではちょっと困ったし理解できる話。
コードはしっかり暗記しないと。いろんな状況に対応するためにもね。

その3

私は初めての参加であったがスタッフの皆さんの頑張りには頭が下がる。
手弁当、手作りというものではあるが温かみが感じられた。
手書きの看板、手書きの出場者看板、いい雰囲気です。
よくぞここまで盛り上がる大会に育って行ったなあと思います。
まだ第4回、されど第4回。
来年は少し大きいキャパの会場でも大丈夫そう。

その4

第一部ラストだった僕らの演奏が終わったあと幕が下りた。
あまりの出来の良さに「よっしゃ！」と言ったメンバーがいて
それをマイクが拾ったらしい。
船場吉兆の女社長みたいだった（笑。

その5

お酒を飲んで舞台に上がった人が結構いたみたいで安心した。

その6

サックス担当のAさんは前日リハーサルの日に僕らの曲「花」にちなんだ絵葉書と熱いメッセージをしたためた手紙をメンバーに配った。
まるで嫁ぐ前日の花嫁が親に渡す手紙のようだ（笑。
もちろん僕らがその手紙に勇気づけられたのは間違いない。
こちらも涙モノだ。

湘南三線のど自慢大会

昨日、江ノ島で行われた湘南三線のど自慢大会に参加出場してきました。
朝、8時半に家を出発、コンビニで缶ビール1本と日本酒1合を買って小田急に飛び乗ります。
片瀬江ノ島の駅で「ん？」と思い、ローソンで缶ビールとウィスキーボトルを追加。



橋を歩いて渡ると江ノ島です。なんだかこの橋の舗装、所々剥がれていてきたねえなあ。
そんなことを考えながら右手の缶ビールを飲んでいきます。歩きタバコはいけないけど歩き酒はいいのかなあ。

島内センタープロムナードでjsfishさんが練習してるというので見に行くといません。
ぐるっとまわってみると来てました。そこで2本目の缶ビールに指がかかりました。「プシュ！」
俳優が役作りをするために準備するように、ギター＆メインボーカルの私も歌う下地作りが重要。
ウクレレ隊も合流して少し練習。
ヨットハーバーにはパイレーツオブカリビアンもどきのヨットが。金持ちは遊びも派手ですなあ。




会場に入り、オリエンテーションが終わると本番だなあという気になってきました。
控え室で日本酒１合注入、喉越しに心地よい熱さが伝わります。
念のためウィスキーもビンでグイ飲み、お守りとしてズボンの後ろのポケットに収めます。
サックス担当のＡさんも我慢できず注入していたようです。

本番前にもう一回リハーサル、「はやーい」
テンポが速すぎる。ゆっくりと聞かせるようにやる事を確認。
今度は上手くいきました。

さあ本番です。12人のメンバーで舞台に飛び出します。
曲は中孝介の「花」、さつま白波のＣＭ曲です。
会場の入りは3～400人か？、こんなたくさん人数の前で歌うのは中学の文化祭以来だ。
緊張？、してない、こと確認。酒の力が効いています。
最初はソロボーカルなので歌詞間違えないようにと復唱、インタビューがうざーい（笑。忘れるでねえの！。

音楽スタート、途中、全体合唱のところで歌詞間違えた！（笑。
なんとか終了、終わった瞬間のどが渇く。からからー。

出来は？、知らない人から「よかった～」「感動した！」の声。
ホントに涙を流した人もいたらしい（笑。

裏情報で知ったことだが結果は25組出場で4位だと。次点で表彰外。
くやしーと思うメンバーもいたが満足だ。
賞を競う大会ではない、遊ぶ会なのだ、と受け売り。

終了後、江ノ島島内、いのうえ食堂でお疲れさん会、他チーム応援団とも知らないのに盛り上がり、楽しく、ふか～く酔っぱげたのでありました。
また藤沢に移動、イタリアンでワイン三昧、今回のドラマについてふか～く語り、また酔い・・・・。
私の「みんなで美味しい酒が飲めればいい」という究極の目標は達成されたのでした。