小林薫様の声が聴けなくなってから遠ざかっていたけれど
今週は和田誠というのでなんとなく見てしまった新美の巨人たち
亡くなった時の平野レミの言葉
和田さんのための最後の料理を作りながら
本当に幸せだったなと思ったっていう
何で読んだのか忘れたが
シンプルな愛しさと悲しみであふれていて印象に残っている
ご自由にと言われて困惑する和田さんに
都会のメルヘン
と言った当時の週刊文春の編集長のセンス
しびれるわ
昔はこういう大人がいたんだな
と思うのも今を生きる未熟な人間の幻想かな
2000号記念に1号と同じ鳥を描く
すっぴんのレミさんがカメラ片手にインタビューするの微笑ましかった
素でもあのテンションであの喋り方なんだなあ
なんか納得するけどなんか笑っちゃう
シシド・カフカ語り上手いなあ
杏か貫地谷しほりあたりかと思ったわ
今は毎週ナレーション違うんだっけ
決して悪くはないのだけれど
小林薫様の声はやっぱり素晴らしかったなあと失って改めて思う
幕間の茶番劇とか
絵画警察とかモデュロール兄弟とか好きだったから
番組の構成が大きく変わってしまったのは個人的には残念だが
今の状況を思えばちょうどよかったかもしれない
以前の構成のままだったら番組の存続自体危うかったかもしれない
美術番組は貴重だから
リニューアルしても番組が残っていることにまず感謝
テーマは建築関係が増えた印象
昔ながらの一枚の絵にこだわる回もたまには見たいが
新になってもモデュロール兄弟が出てくれたのはちょっと癒やされた