ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

富岡八幡宮

2013年06月16日 23時58分58秒 | 社寺仏閣

豊洲に行く用事があったので、少し早く出かけて富岡八幡宮周辺を散策しました。

★ランドマーク富岡八幡宮深川観光協会のHPには、富岡八幡と言えば江戸三大祭の一つ「深川八幡祭り」3年に一度(8月中旬)本祭りが催され、50台余りの神輿に水をかけながら練り歩く連合渡御は勇壮無比で、あでやかな辰巳芸者の手小舞や粋な鳶若頭衆の木遣りが、江戸情緒を盛り上げます。
八幡宮は、寛永元年(1624年)当時永代島と呼ばれた小島に京の公が八幡神像を奉安したのが始まりといわれ、以来、深川っこの信仰を集めています。
境内には、「深川力持碑」「木場の角乗り碑」をはじめ「横綱力士碑」「力持碑」など、深川にまつわる多くの石碑等があり、昔をしのばせます。と記載されています。
私はお祭りが苦手なので、ほとんど祭りには行きませんので、それほど遠くなく、近くを通っているのですが、中に入ったことはありませんでした。
すぐ右手に伊能忠敬の像がありました。


左手には大関力士碑

本堂

の右手の廊下の下をくぐっていくと奥には横綱力士碑があります。
冨岡八幡宮は、江戸勧進相撲発祥の地として有名です。江戸時代の相撲興業は京・大阪からはじまりますが、 トラブルが多くしばしば禁令が出ていました。その後禁令が緩み、貞享元年(1684)幕府より春と秋の2場所の勧進相撲が許されます。その地こそが当宮の境内だったのです。以降約100年間にわたって本場所が境内にておこなわれ、その間に定期興行制や番付制が確立されました。そののち本場所は、本所回向院に移っていきますが、その基礎は当宮において築かれ、現在の大相撲へと繋がっていくことになります。
新しく横綱になった力士はここで土俵入りをして、力士碑に刻んでもらうそうです。日馬富士は6月6日に行っていて、真新しい刻印がありました。

七渡神社:「八幡宮が創祀される以前から祀られる地主神。関東大震災・東京大空襲の災難もくぐりぬけ、このときに弁天池に避難した人は一命を取りとめたといいます。また、ご祭日にはお使いの白蛇が出てくるという話もよく聞かれ、神社の職員も度々目にしています。」ということだそうです。

弁天池

七渡弁天社


冨岡八幡のネコちゃんです。
隣は深川不動尊でした。
★ランドマーク深川不動尊深川不動尊は、江戸時代、中でも元禄年間は江戸町民を中心として不動尊信仰が急激に広まりました。この背景には、経済・商業の中心地としての江戸、またそれを支える町人の経済力の飛躍的な増大が大きな原動力となっていました。
 このような元禄の町人文化が華々しく開花した時期に、成田山新勝寺は信徒数も増え、また寺格も格式の高い本山へと大きく発展していきます。
 同じ時期江戸町人を中心に成田山のご本尊不動明王を江戸で参拝したい、という気運が高まり、ついに1703年(元禄16年)4月にはじめて江戸でのご本尊の出張開帳(江戸出開帳)が行なわれました。当時は犬公方と知られる五代将軍綱吉の世で、その母桂昌院が成田山の 不動明王を江戸で参拝したいと希望し、それが実現したという説もあります。
 成田山出発の総勢は300人を超える行列が組まれ、江戸まで1週間余りかけてご本尊が運ばれたといわれます。2ヶ月にわたるご開帳は、江戸市民に大きな人気を博しましたが、この開帳の場所が深川永代寺境内で現在の深川不動堂付近であり、これが深川不動堂の起りとされています。HPより

永代寺高野山真言宗の寺院

★ランドマーク永代寺永代寺は1624年(寛永元年)、長盛の開山により永代島に創建された。江戸時代には富岡八幡宮の別当寺として栄えたが、明治初年の神仏分離により廃寺となった。跡地は現在の深川公園や深川不動堂などになっており、深川一帯でも指折りの広大な寺院であった。その後、1896年(明治29年)に旧永代寺の塔頭の吉祥院が名称を引き継ぎ、再興されたのが現在の永代寺である。

当地の地名・門前仲町はこの旧永代寺の門前という事で名付けられた。

古地図より

江戸名所図会永代寺山開より

毎年三月廿一月より同廿八日までのうち、林泉をひらきて諸人に見せしむ。

広重 深川八まん山ひらき

叱枳尼天尊(しきにてんそん):叱枳尼天(しきにてん)(荼吉尼天)とは密教の神で、鬼神です。(両手に人の手足を持って食らう姿。人の心臓を食べる)しかし、仏教の世界では善神となり人のアカを取って食べる福の神となります。この時代は、いろいろな願いを聞いてもらいたいがために、信仰の合体(神仏習合)が多くあります。

子育地蔵尊



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