野鳥日記

主に野鳥撮影を楽しんでいます。時々横道にそれて他の記事も掲載します。

雨の日のヤマガラ。

2012-04-27 22:40:00 | Weblog
 4月27日(金) 


 ヤマガラもシジュウカラもいないわけではなく時々は姿を見せていた。
 しかし以前のようには近づいては来ない、警戒心が強くなってしまった。
 親がちゃんと教えて置いてくれないからいけないんだ!
 野鳥の平均余命は3~4年しかないのだそうだから、可哀そうだ。でもDNAは引き継いでくれないと困るんだよな。
 カワセミもホバリングのDNAを引き継いでいないとカメラマンたちも嘆いていたっけ。


 滞在中の雨の日にヤマガラがやって来た。






 しかし戸を開けて外に出ただけで逃げて行ってしまう、あの頃コーヒーを飲みながら手のひらに載せたのが懐かしい。







 そこで懐かしい思い出の画像を。(2006、10)











 何もないこの時期に咲いているジシャの花。






 雲より高い浅間山。




                 撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC

浅間としだれ桜。

2012-04-26 11:11:16 | Weblog
 4月26日(木) 雨

 あいにく朝から雨が降っている。
 長野滞在中に地元で有名なしだれ桜を見に行った。
 福島の三春の滝桜にはとても及ばないが、樹齢200~250年とも言われ、周囲は2~2、5mと言う巨木だ。
 この桜は地元に貢献した市川五郎兵衛と言う人が水の無い高台に用水を引いた、この偉人のお墓の近くに、上州の南牧から苦労して運んで来たもので、その時碓氷の関所を通行手形無しで通過するために職人が知恵を絞って通過を許されたと言うもので以来「関所破りの桜」と呼ばれているらしい。
 浅間が良く見える高台の五郎兵衛記念館の脇に植えられていてとても風景の良い所だ。



 このポイントは朝がいいらしいが、行ったのは夕方だった。






 青空に映える桜は見事だ。






 背景の浅間とのコンビネーションがいいが、ピント合わせが難しい。三脚を持って行って絞って撮らなければ無理かな。






 しだれの簾越しの浅間。






 花は一部ではこんなに開いているが。






 まだこんな蕾の所もある。






 全体を撮ると迫力が無くなる、部分撮影をすると全体像が見えない。やっぱり肉眼で見るのが一番いい。






 建物の中から、桜の上からの撮影はいいポイントになる。






 無理してガラス越しの撮影も試みたが・・・・、浅間の裾野を撮るのにはこのポイントの方がいいのだが。




 この桜は今週末ぐらいが見頃だと地元の人たちが言っていた。
 連休中はまた行く事にはなるが、見頃に行けるかどうかは定かでない。


                撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC

まだまだ桜や水仙は楽しめる。

2012-04-25 23:14:05 | Weblog
 4月25日(水) 長野晴れ、のち埼玉曇り

 今日は早くも移動日になってしまった。
 21日の用事を済ませた後は野鳥撮影に専念したかったがそうもいかずに何時も来てくれるヤマガラさえも満足に撮れず、オオルリも夕方見ただけで終わった。

 さて、埼玉では桜は終わってしまったが桜前線は北上中で北の方に行けば楽しめる。
 長野では必ずしも南が早いと言うわけでは無く、長野や上田は今満開になっているが佐久地方ではこれからだ。
 
 昨日、上田に近い丸子で国際音楽村と言う所に行って来た。
 水仙まつりがおこなわれていて水仙や桜が綺麗だった。
 本来ならば水仙はもう終わっているはずだったが、今年は寒くて開花が遅れていたので見る事が出来た。



 天気が良かったので小高い丘のシバザクラも綺麗に映えていた。






 見晴らしのいい場所に沢山の水仙が満開だ。






 別の角度から見ると桜も綺麗だ。






 メインの水仙達。






 桜も色々な種類がある。






 バックに雪を頂いた高い山が見える所に桜が綺麗に咲いている。






 この山は北部の飯山の方の山か。






 こちらは真ん中が浅間山。






 しだれ桜越しの水仙。






 ソメイヨシノは見頃。






 暖かかった昨日は、すべての花が満開に。






 野鳥もちょろちょろと見えたが、撮れたのはこのスズメだけ。良かった、野鳥日記になって。






 満開の花を見ていると幸せな気持ちになって来る。わずらわしい事を忘れて、ずっと花をみていたい。


                撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC

ツバメたちは平穏な生活に戻った。

2012-04-20 18:37:06 | Weblog
 4月20日(金) 曇りのち雨

 埼玉は曇り時々晴れの天気だったが長野に来たときは雨になっていた。
 先日激しい争いをしていたツバメは元のさやに納まって平穏な日々を過ごしているようだ。
 ツバメの生態がわからなくて調べたいと思っていたがタイミングよく「BERDER」と言う雑誌の今月号にツバメの特集が出ていた。
 まだ良く読んだわけではなく拾い読みをしただけだが、なるほどと思えることがいくつかあった。
 まずつがいはどういう関係にあるのだろうかと思っていたが、殆どのつがいは南の島に帰ってもつがいは解消しないでまた同じ所に戻ってくるらしい。ただし相手が死んでしまったりするとその時点で相手を変える事はある。
 悲しい事にツバメの寿命は3~4年ぐらいで、相手との年の差が大きいと早めにつがいは解消されてしまう。
 またつがいはあくまでもつがいであって、だからと言って安心をしていられない、意外にもツバメは浮気者でつがい同士の浮気、つまり不倫もあるようだ。不倫の率はなんと30%とも言われている。
 渡って来た時に相手が見つかっていないオスは必至で相手を探す、つまり我が家の軒先での闘争はそれだったことになる。
 しかしメスも子孫繁栄のためにはできるだけ強いオスの子供を残したいと言う願望は常に持っている。
 やっとオスとメスの見分けができるようになった弁慶だが、オスは尻尾がメスより長い。そしてオスの尻尾は長ければ長いほど持てるらしいのだ。
 同じ黒い色をしていて派手さがないツバメだがここに持てる秘訣があったのだ。
 幼鳥が時々落下する事故もあるがこれにもいくつか理由があるようだ。
 まずは成長の弱い幼鳥は間引きされる、また天候不順で餌が獲れない時は餌の獲れ具合に合わせて間引きしたりもする。
 また驚いたことにオスはメスの不倫でできた雛は判るらしく、そういう幼鳥は巣から落としてしまうこともあるのだそうだ。
 だから巣から落下した雛はむやみに拾ってやっても結局は育たないのでそのままにしておくのがいいのだそうだ。
 もう一つ、ツバメは一日に1個ずつ卵を産んでいくらしい。成長に差が出ないように温めるのは一緒にやる。
 親が餌を獲って帰った時に一番アピールした子に与えるのだそうだ(アピール度が高いほどお腹がすいているとみなす)、むやみに選んで公平になんて言う事は忙しい時期に時間の無駄だと言う事らしい。
 
 ツバメの研究はまだ走りだが興味深い記事だ。知りすぎて幻滅を感じる事もあるがこれが真実だ。



 あの激しい戦いの後ツバメたちは姿を見せなくなってしまい軒先は静かになって心配していた。
 然し数日後にあのつがいはやってきて羽繕いをしていた。左がメス、右がオス。(4月15日)






 夫婦にとって再び平穏な日々となる。
 あの日闖入者を追い払った後の激しい夫婦の会話はどうだったのか。
 「お前がちゃらちゃらするからいけないんだよ」「何言ってんのよ、あんたが強くならないからいけないんじゃないの」
                                     (4月15日) 






 巣材を用いてりホームに余念がないメス。                 (4月17日) 






 安心して作業ができるように見守るオス。                 (4月17日)






 画面が殺風景なツバメばかりなので。





 まだまだこれからいろいろと大変だ。
 因みにツバメは2回、3回と子育てをするツバメがいるようで、今まで別の個体と思っていたがどうやら同一個体のようだ。
 3回目ぐらいになると餌がなくなって子育てが難しくなるケースもあるようだ。



                撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC

真っ赤なお腹のキセキレイ。

2012-04-19 16:35:58 | Weblog
 4月19日(木) 曇り

 朝から曇りがちの天気とは言っていたが、その通りで昨日よりは寒い。
 やっぱり昨日のうちに行っておいて正解だった。
 今日行った人の話では今日は全然出なかったらしい。
 昨日の撮影で橋のらんかんに止まった鳥は真っ赤に見えて、カメラマンはみんな「何だ、何だ」と言ってびっくりしていたが、
 何とこれは赤いらんかんに止まったキセキレイが太陽の光を受けて真っ赤に見えていたのだった。



 真っ赤なキセキレイ。






 キセキレイはいい雰囲気の渓流にいて西日を浴びていたが、距離が遠すぎた。






 探すのに苦労するような場所だ。






 昨日と殆ど同じ写真だが、少しだけアングルを変えて見た。






 キセキレイの写真は遠くていいのが無かったので、ここからはミソサザイの補遺編。
 たった一羽しかいないので孤独なミソッチ。






 右側にある光っている物は何だろう? 虫のようにも見えるが何かの草の穂かな?






 やっぱり恨めしそうに山の方を見ている。






 ユキノシタの上で考え込む。






 ユキノシタがらみは昨日の写真よりもこちらの方が少しいいかな。






 相手はいなくても準備だけはしておかなければ。苔集めに精を出すミソッチ。右側の葉っぱと同じ大きさだからなかなか見つからない。なんだか鼠みたいだ。




 明日から出掛けるのでミソッチとは来週以降まで会えない。



                    撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                        レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM


渓流のミソッチは今日も一生懸命。

2012-04-18 18:16:03 | Weblog
 4月18日(水) 晴れ

 今日は暖かくていい天気、渓流でも歩いて行くと汗が出るほどだった。
 そんな中、ミソッチは今日も見えない相手に向かって必死の作業と必死のラブコールを繰り返していた。
 どうしてそんなに差があるのか判らないが、昨日は全く出なかったと言うからミソッチにも休みが有るのだろうか。
 昨日よりも明るくて、ほどほどのシャタースピードは得られたが、帰ってから検証するとやはり前回と大差はなくやっぱりどこかぶれている。
 政治家だってブレブレの時代だから写真のブレぐらいは少しぐらい我慢しよう。


 渓流付近には綺麗な花が咲いていた。






 ブレブレの中でもきょうのナイスショットは。






 ぶれるのは舌だけでいいんだけどなー。






 「オレの彼女は何処にいるんだろうな」小さなプレーボーイは必死で探しているが。






 ユキノシタの上なんて珍しいからいいかと思ったが、全く同系色で目立たない。






 山側に向かって見えない恋人に叫ぶミソッチ「あいしてるよ~~~」。






 ここで一寸一服、山の中のミツバツツジ。






 ここからは一寸遠すぎた画面。






 近くまで行く余裕が無かった。






 ソングポストとしては最高だが遠すぎた。






 何しろ被写体が小さいのでなかなかピント合わせが大変だ。






 付近の花達が成果の無かった撮影会の後気持ちを和ませてくれる。




 駐車場脇にあってこの前泣きつかれたお土産屋さんが1軒取り壊されていた。
 上の方のお土産屋さんのおばちゃんと会話をした。「どう売れてる?」「どういいのが撮れた?」。
 どっちも芳しくは無いが行く度に会話をするのが楽しみになって来た。
 「また来るからね」と言って、カメラマンがみんな徹収したので時間は早いが弁慶も撤収した。渓谷は早めに光が不足して来る。


                    撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                        レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM



渓流に響くミソサザイの声。

2012-04-16 22:33:58 | Weblog
 4月16日(月) 曇り

 天気は午前中はいいと言っていたので時期的に少し早いとは思ったが渓流のミソサザイを見に行った。
 メスの姿が見えないのでまだ本気で鳴かないような気もする。
 とは言え、ミソサザイの働きぶりには感心する。必死で苔を採って巣穴に運んでいた。
 どうやら一か所で1羽だけしかいないようなので撮影には待機時間が長くなる。
 そして撮影ポイントが暗いのでSSが上がらずどうしてもブレてしまうのが残念だ。


 登場したミソサザイ。






 小さいのでゴミが飛んで来たような感じだ。






 暗い所での苔の採集、しかし近くだったのが幸いした。






 柔らかい苔はこう言う所にあるようだ。






 鳴くのが少ないので探すのに苦労する。






 ここでも苔の採集。






 苔を運んで来て休憩。






 フィールドの周りにはこんな椿が沢山咲いている。






 ようやく鳴いてくれたがシャッタースピードが上がらないのでブレブレ。






 口をいっぱいに明けて鳴くミソサザイは大好きな鳥の一種だ。






 小さい体なのに渓流いっぱいに響き渡る。

 




 こんなに小さくても生意気に浮気者で相手が出来ればまた新しい巣を作って新しい恋人を探す。






 相手はどこにいるのか判らないが盛んに鳴く。






 舌が見えている。






 見えない恋人に向かって。






 帰りの道路わきでこの花(ヤマブキ)を見た。山の方はまだ咲いていないが、この花が咲くころにはミソサザイも盛んに鳴くはずだ。





 情報も無いままそろそろかな、と思って行って見たがボウズにならずに済んで良かった。
 天気が予報よりも良くならずに渓流は暗かったのが残念だ、近日中にリベンジだ。




                    撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                        レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM

残雪の那須五峰。

2012-04-15 08:52:43 | Weblog
 4月15日(日) 晴れ

 プチ懇親旅行の2日目は昨日の雨が嘘のように綺麗な青空が見えて、昨日は全く見えなかった雪を頂いた那須五峰の連山が姿を現した。
 この日はこの連山に向かって登って行って、平成の森に行った。
 残念ながらまだここでは野鳥は見られなかったが貴重な「自然体験教室」に入室して木のぬくもりを体験したり絵手紙を書いたりもした。


 平成の森から見た茶臼岳(1915m)。






 その山頂を500mmレンズで覗いてみた。






 五峰のうちの一つ朝日岳(1896m)。






 気になっていた吊り橋、ツツジ吊り橋と言うようだ。相当高い所にあって揺れも大きい。ツツジの時期にはこの辺り一面がツツジの山になるらしい。






 この吊り橋から見た茶臼岳。






 帰りに殺生石に寄って見た。あれっ、湯気が出て無いよ。あの地震以来止まってしまったようだ。






 観光はここまでで取りあえず終わった。
 写真はここまでなので、前日温室内の目立った写真を。






 













 いいお湯、い宿、いい食事。楽しい会話が弾みいい旅行が出来た。
 Zさん、Mさんありがとうございました。
 


                撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC

 

しだれ桜・カタクリ・二輪草・ツツジ・らんの花がいっぱい。

2012-04-14 18:48:27 | Weblog
 4月14日(土) 雨

 朝から一日中雨のあいにくの天気だ。
 しかしこんな日も無ければ写真の整理やデーターの整理をする日が無いので実は助かっているかもしれない。
 友人に誘われてプチ旅行をし3家族が合流した。人を介してまた人を知る。人の輪はこうして徐々に広がっていく、実に楽しい。
 こうして知りあわなければそのままで終わってしまうが知りあった事によって知らなかった世界がひらけてくる。
 ありがたい事だと思う。

 待ち合わせをした場所には色々な花が咲いていた。
 本来は野鳥撮影をメインにしたい所だったが、生憎の雨ふりだったので出来るだけ歩く距離を少なく、時間も短縮して早く温泉に入る事にした。


 待ち合わせた駐車場の脇は何と桃源郷のように花がいっぱいで真っ赤に染まっていた。
 桃の花だとばかり思っていたらこれは遅咲きのしだれ桜だった。






 付近には我々の仲間のボケの花が綺麗に咲いていた。(あっ、近くにボケ封じのお寺と言うのがあったのにお参りを忘れた)






 アセビもこの色は綺麗だ。






 しだれも通常のしだれはもう時期遅れで色があせて来た。






 カタクリの群生地もあったが少し遅く、どこかの賞味期限切れの奥方と同じくらいで、出来れば17・8の頃に会いたかった。雨のせいもあってカタクリには一寸気の毒だ。






 「♪ ふたりーぃわ にりんそぉ~~ ♪」
 ひっそりとした雨の森の中に、こちらは丁度見頃になっていた。






 日陰の斜面には二輪草の群生地もあった。






 すぐ近くに温室が有って綺麗な「らん」が沢山咲いていた。あまり高級ならんの花は弁慶には縁が無いので紹介は一部だけにしておきます。
 これはパボニアと言う花の一種だろうか。






 温室なのに小さな虻も飛んで来ていた。わーいホバリングだ!






 珍しい綺麗な金魚も泳いでいた。






 さて、
 「野鳥日記」の弁慶、面目躍如。ここで鳥の登場、極楽鳥です。






 こちらはめったに見た事がない極楽鳥、この方がより鳥に近い恰好をしている。
 鳥が2羽いるように見えませんか?






 水槽の中にはなんと布袋様が泳いでいた。これはびっくりだ!






 そしてもう一羽鳥がいた、ああ良かったこれで「野鳥日記」になったよ。




 ここで終わりにするべきだと思いますが、写真の枚数が多くなってしまいましたので残りは又明日にします。
 (言い訳をするわけではないが、雨の中で傘をさしながらの撮影ではいい写真は撮れなかった)


              撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC


ツバメに恋敵の闖入者。

2012-04-13 21:22:25 | Weblog
 4月13日(金) 晴れ

 大分暖かくなって暖房が要らなくなった。
 天気は晴れと言うよりも花曇りと言った感じか。
 軒下が妙に煩くなって来た。
 すでにペアリングが出来て落ち着いていた2羽のツバメに闖入者が現れた、これは大変だ。
 オスは必死で追いたてるが、闖入者は結構強そうでしかもしつっこくて一日中こんな闘争が続いていた。
 メスはすでにフィアンセを認めているようで、闖入者にはペアでかかって行っているようだった。
 しかし戦いは激しくてぶつかりあう音がバシッ、バシッと聞こえてくる。
 大変な1日でツバメも相当疲れたと思うが、夕方はやや落ち着いているように見えた。


 朝のうちは平和な2人だったが。






 闖入者出現。






 3者三つ巴の争い。






 メスは巣の中で待機。






 オスは別の場所で闖入者を見張る。






 こちらは闖入者。






 一度は平穏を取り戻したかに見えたが。






 争いは永遠に続く。






 激しい争いだ。






 羽と羽がぶつかり合う音がする。






 どうなっているのか判らない。






 バシバシと音がする。






 オス同士のぶつかり合い。






 どちらも負けていない。






 取っ組み合いで同時に地面まで落下する事もある。






 どちらも譲らない。






 取りあえず闖入者を追い払って一息ついた。






 決着がついたようには思えなかったが。






 夕方暗くなって来てから巣の中でペアの激しいやり取りが交わされていた。





 ほぼ一日中こんな争いが続いていたがツバメの体力は大丈夫なのか。
 数日前の三角関係が未だに続いているようで気になるが、そう言えば毎年このような争いが合ったような気もする。
 自分の子孫を残す為の鳥たちの努力も大変ねものだ。
 軒下での出来事でシャッタースピードが上がらずに何だかはっきりしない画面ばかりだ。


                撮影機材   カメラ  EOS 30D  
                        レンズ  タムロン AF18~270mm F/3,5~6,3DiⅡVC