【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#14：アタランテ

【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/Apocrypha』。赤の陣営のアーチャーとして召喚された。
ギリシャ神話に登場する女狩人で、性格は男っぽくサバサバしている。
自身のマスターはシロウ・コトミネの傀儡にされていたのだが、当初はそれに気づかず、他のサーヴァントともども、シロウをマスターとの”仲介人”と認識して指示にしたがっていた。
空中庭園によるミレニア城塞への突撃戦では寝返ってしまったバーサーカーことスパルタクスに宝具『訴状の矢文』による矢の嵐を打ちこみ続けるが、かえってスパルタクスの宝具の暴走を招いてしまい、歯が立たなかった。
その後、自分のマスターが傀儡にされていたことを知るが、罠にかかるマスターの方が悪いと判断し、正式にシロウをマスターと認める。
黒の陣営側がトゥリファスで、黒のアサシンことジャック・ザ・リッパーの討伐をしようとしているタイミングで、斥候として現地に赴いたアタランテは、子供を巻き込んだアサシン側の作戦に激怒、マスターである六導玲霞を射殺する。しかし、ジャック・ザ・リッパーの正体が子供たちの怨霊の集合体であることを知るとそれを救おうと試みるも、救済はできない存在として消滅させようとするジャンヌ・ダルクと対立。結局救うことができず、怨霊たちを見捨てたジャンヌに対して強烈な憎悪を抱くことになった（逆恨みに近いが）。また、怨霊の一部が自身にとりつき、精神汚染にも似たような作用をほどこすも、それを除かずあえて受け入れた。

両陣営の最終決戦では宝具『神罰の野猪』を使い魔人化。そして黒の陣営が空中庭園に乗り込む手段として用意したジャンボジェット機の上でジャンヌを迎撃するも、技量及ばず飛行機から墜落する。が、『神罰の野猪』によって得た変化スキルによって自らの腕を翼に変えたアタランテは、墜落から免れて空中庭園にたどり着き、先に潜入したジャンヌを追撃する。それに気づいたアキレウスは、アタランテの異変に気付きつつも止めなかったことを悔やみ、ジャンヌを先に行かせて自ら止めに入り、アタランテを討つ。そして『神罰の野猪』をはがされて正気に戻ったアタランテはアキレウスに感謝して息絶えた。ケイローンとの戦いによって不死性を失っていたアキレウスも相打ちに近い形でほぼ同時に消滅した。

『FGO』では第1章で、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕によって召喚されたバーサーク・サーヴァントとして主人公たちの前に立ちはだかるが、第3章ではダビデとともに主人公側につく。その際、信仰しているアルテミスがスイーツ脳であることを知ってショックを受けてる。


【クラススキル】
対魔力：D
単独行動：A

【保有スキル】
アルカディア越え：B→A　※あらゆる障害を飛び越えるスキル。『FGO』では1T、パーティ全員のQuick性能アップという貴重な性能。
追い込みの美学　：C　　 ※敵に先手をとらせ、その行動を確認してから先回りするスキル。『FGO』では1T、自身のスター集中度アップ
カリュドーン狩り：A　　 ※『FGO』オリジナル。1Tの間自身に回避付与と、3Tの間、自身のNP増加量アップ。

【宝具】
◆訴状の矢文（ポイボス・カタストロフェ）
　ランク：B→B+
　種別：対軍宝具
アルテミスから授かった天穹の弓（タウロポロス）により、アポロンとアルテミスに矢文を贈り、矢の雨をふらせてもらう。範囲は自在に変えられるようだが、アタランテ本人が打ってるわけではないので精度はおちる。『FGO』では全体Quick攻撃。このスター生産量は全宝具の中でもダントツトップで、状況次第ではスター100個生産も可能（50以上は無駄だが）。さらにスター獲得効果も付与されており、OCで数が増える。

◆神罰の野猪（アグリオス・メタモローゼ）
　ランク：B+
　種別：対人（自身）宝具
由来は、アルテミスが都市国家カリュドンに放った魔獣の猪の皮。この皮は獣を包めば魔獣と化し、英雄を包めば魔人と化す呪いの宝具。
使うとタウロポロスの封印と引き換えに幸運以外のステータスがはねあがるが、Aランク相当の狂化と同じ状態になる。また、ステータスはすべてアンノウンとなり、
ルーラーですら読み取れない。上述のとおり変化スキルも付与され、自身の体を自在に変化させることもできる。


【FGOにおける性能】
攻撃力が低く、肝心の宝具も（Arts2枚もちとはいえ）非常にNP効率が悪いため使い勝手は難しい部類。むしろ「アルカディア越え」を使ってQuickパのサポート要員と割り切った方がいいかもしれないのだが、今のところアーチャーの宝具はほとんどがArtsかBusterばかりで、アタランテ以外にQuick宝具を持つアーチャーはビリー・ザ・キッドとトリスタンのみ。
礼装なり令呪なりでアタランテの宝具発動を補えるなら、宝具発動後の大量スター生産は保証されるので、クリティカル特化したサーヴァントと組ませると面白い。
強化クエストにより「カリュドーン狩り」が追加され、NPチャージが楽になったかと思いきや、それほど楽でもない。