食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

過門香 上野バンブーガーデン店

2009年05月13日 | 食いネタ東京
芸大美術館に行くから上野公園内かその付近で昼師って事で、上野公園でも上野駅寄りの一角、上野駅の山下口出てすぐの中華料理屋 過門香 上野バンブーガーデン店へ。
最初は同じ建物の和食屋の予定だったけどどこも混んでて、他よりも混んでなさそうに見えたという消極的理由なんだけど、蒸籠で蒸されたり焼かれたりする点心が表から見え、そそる店なんだわ。

大きな海老が入った三角形の点心がこんがり焼かれているのが美味そうで、待つ間にそれがあるメニュー探したら「特級点心師 王小徳の過門香点心セット」。母と2人で「これしかないな」と決まり。
冷菜三種 盛り合わせ、本日のスープ、小籠包と蒸し点心二種、ワンタンの蟹肉あんかけ、名物大海老入りターザン餃子(これが問題のブツ)、クコの実入り中国粥、おすすめデザート、中国茶で2000円。内容から見ていい所か。

冷菜はクラゲ、桂花醤をかけた叉焼、大根醤油漬け。桂花醤はキンモクセイの花を使った甘く香りのいい醤で、意外な組み合わせに感じたが柔らかく焼き上げた叉焼と合う。クラゲは幅広に切ってあり薄味でプリプリ。大根醤油漬けは色は濃いが薄味で穏やかな風味。わいは五香粉効かせたのも好きだけど、好み別れるからなぁ。
スープはとろみ付けた野菜と豆腐のスープ。
小籠包は底が破れぬ様、薄く切った瓜(たぶん)を敷いて蒸してあり面白い。中のスープが美味いの一言。蒸し点心二種は海老焼売と蟹の卵を乗せた焼売。海老がプリップリでぎっしり入ってるし、蟹卵の方は粗めに叩いた豚肉が柔らかく旨味が詰まってる感じ。
名物大海老入りターザン餃子は皮はパリパリに焼けていて、中はジューシーだから蒸してから焼いてるかな。これも豚肉は荒めに叩いてあって海老と豚の旨味が相まって美味い。釣られただけの事はあるな。
ワンタンの蟹肉あんかけは青菜を練り混んだワンタンにとろみ付けた蟹肉のあん。
クコの実入り中国粥は、米粒が僅かに残る程に煮られていて、米のポタージュですわな。昆布っぽい風味感じるんだけど、米以外に何使ってるかはわからず。
デザートはココナッツ風味の滑らかな杏仁豆腐。
中国茶は軽く発酵させた茶にジャスミンの花の風味移した程度の軽い風味のジャスミン茶。ポット内見たら銀針(銀色に見える産毛の生えた芽)が多いから高級品だな。

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