1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

作業手順の定め方-1.作業手順はなぜ必要かについて

2018-09-28 13:10:51 | 日記
 安全に作業を進めるためには、機械設備や作業環境を危険の少ないものに
することが大切ですが、そこで働く作業者は、機械にはない記憶や判断の
ような高度な能力を持つ反面、感情や疲労のようなマイナスの面も持って
います。そのために作業の流れと内容を安全の立場から検討し、必要な
措置をとることが必要です。
 通常、作業は「人」と機械・原材料のような「物」との関係によって行われます。


 製品やサービスを目標どおりにつくり上げるためには、「品質」、「能率」、
「原価」、「納期」および「安全衛生」を作業の中に織り込んで進めていく
必要があります。そのために「技術標準」、「作業標準」などの標準類が
つくられています。

●技術標準
品質に影響を及ぼすと考えられる技術的要因について、工程仕様書、製造
規格としてその要求条件を規定するもので、作業標準のもとになるもの。
●作業標準
技術標準の要求条件を満足させると同時に、作業の安全、品質、環境、能率、
原価の見地から、まとまり作業または単位作業ごとに使用材料、使用設備、
作業者、作業条件、作業方法、作業の管理、異常時の措置等を規定したもの。

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監督・指示の方法-まとめと討議テーマについて

2018-09-28 10:04:41 | 日記



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問題解決力の養成-(3)・(4)について

2018-09-26 13:10:23 | 日記
(3)対策を考える
経験や習慣は、対策を考える上で最も手近な道具です。しかし、いつも
この道具で解決できるとはかぎりません。そのような場合、「連想」は
有力な手段です。形状や現象を表す言葉から連想して考える範囲を広げる
と、意外なものからヒントが得られることがあります。
このような想像力、直感を働かせるには、
① 問題の背景を知りつくす。
② かなりの時間、問題に集中する。
③ 息抜きをして、問題から目を転じる時間を待つ。

このような想像力、直感は、まったく何もない状態からは生まれません。
日頃から、積極的に多方面に興味を持つことが必要です。

(4)対策を実施する
いくつかの対策を考えて、最良のものを選ぶことが必要です。それぞれの
対策の長所、短所を表にして比較します。最低2つの案を選んで、関係者に
説明し結論を出します。

職長は、いくつかの問題を身近な所において、常に考える習慣を
身につけてほしいです。

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問題解決力の養成-(1)・(2)について

2018-09-26 10:00:21 | 日記
6.問題解決力の養成

職長の大きな役割の1つが、日々発生する問題の解決にあるでしょう。
事故や災害の発生はもちろん、能率、品質、納期など仕事の本質に係わる
トラブルや新しい要求など、問題は毎日波のように押し寄せてきます。では、
これらの問題をどのようにして解決していけばよいのでしょうか。
その手順は、次のようなものです。

(1)何が問題かを明らかにする
問題は、はじめから姿を現してはくれない。まず、現象(何が起こっているか)
から原因や背景(なぜそうなったか)を検討する。次に、原因や背景を言葉で
表現して、互いの関係を線でつないでみる。

(2)問題を分析する
書き出した事柄を分析して、問題の本質をつかむ段階である。問題とは
基準からズレた状態であるから、どんな基準とどのようにズレているかを
言葉で書く。職長が安全上の問題を解く場合は、職長教育の教育事項を
参考にして考えると効果が上がる。

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リーダーシップについて

2018-09-25 13:10:52 | 日記
5.リーダーシップ

 グループをまとめリーダーとして力を発揮することをリーダーシップと
いいますが、これは、外から与えられた地位や権力があればひとりでに
備わるものではありません。そのグループの部下が、リーダーと認めて
従おうとする気持ちが強いときに、はじめてリーダーシップが成立します。

 部下がリーダーとして認めているということは、好かれていることとは
違います。リーダーシップをとろうとする動機や行動によって、その人の
持つ地位がはじめてリーダーシップと結びつきます。
そのための具体的な内容は、

① 方針、目標を示す。
② 何が重要か、自分の考えをハッキリとした態度で示す。
③ 全員の役割分担と責任、権限を明確にする。
④ 解決を要する問題に集中し、果敢に解決に向けて努力する。
⑤ 問題解決には部下と一緒に取り組み、建設的な意見を述べる。
⑥ 自信を持って自己を主張し、粘り強く交渉して相手を動かす。
⑦ 部下全員の参加を求め、一人ひとりの貢献を認め、賞を与え、激励する。
⑧ 成果に対し感謝の気持ちを表し、チームの成功を全員で分かち合う。

 このように、職場の目標達成に向かって全員のヤル気をもり立てること、
さらに、作業者が自発的に自分の作業の完成に積極的に取り組めるような
状況をつくり出すことがリーダーシップなのです。

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