1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

良い人間関係の形成-1について

2018-09-24 13:10:55 | 日記
4.良い人間関係の形成について

職長は、作業者の協力を得て、はじめて職場の目標を達成することができます。
そのためには、職場の一人ひとりと良い人間関係をつくることが必要です。
職場関係の基本は職場の一人ひとりの人間として認めることにあります。
その具体的な事項は、次のとおりです。

① 十人十色というように、職場の一人ひとり皆違うことを認める。

② 個人ごとの特性を知ることが必要ですが、その特性を批判したり評価
 したりしないで、一人の人間として敬意を払い、公平に扱うよう心がける。

③ 意見や考え方の対立があった場合は、どこに対立点があるかを明らかに
 した上で協調できる解決策を見つけるよう努力する。

④ 良い人間関係をつくるために「傾聴」に努める。

⑤ 対話、話し合いをグループづくりの基本とし、コミュニケーション技法の
 習得に努める。

⑥ 褒め方、叱り方の原則を理解して指導する。
 職場では「褒める」が7、「叱る」が3ぐらいの割合がよい。

 このうち、褒め方、叱り方の原則は、人間関係の形成に大きく影響します
ので、次回に詳しく書きます。

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指示の仕方-2(1の続き)について

2018-09-24 10:00:27 | 日記
それでも問題が発生した場合は、次のような問題はあるのかチェックします。

① 相手の能力の問題
 ア やり方を知らない。
 イ 技能的にできない。
 ウ 十分な時間がない。
 エ 相手の力ではどうにもならない問題がある。

② 態度、価値観の問題
 ア つまらない、おもしろくないのでヤル気がない。
 イ 自分の方が正しいと思っている。
 ウ それがそんなに悪いこととは思っていない。
 エ 自分では指示どおりにやっていると思っている。

③ 管理のまずさ
 ア 自分だけがムリな仕事をやらされていると思っている。
 イ 人間関係がうまくいってない
   (一緒にやりたくない、組織に反発しているなど)。

④ 個人的な問題
 ア 心配事がある。
 イ 非常に疲れている、健康上の問題がある。

 これらの問題は日頃からよく観察して、なぜそうなっているか原因を
よく確かめてから対応を考えることが大切です。良い人間関係をつくり
上げることは、職長の責任でもあり、能力の発揮の場でもあります。
「この職長のためなら」と進んで困難な仕事を引き受けてくれるような
部下がいれば、その職長は高く評価されますし、職場は明るくなります。

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