1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

問題解決力の養成-(3)・(4)について

2018-09-26 13:10:23 | 日記
(3)対策を考える
経験や習慣は、対策を考える上で最も手近な道具です。しかし、いつも
この道具で解決できるとはかぎりません。そのような場合、「連想」は
有力な手段です。形状や現象を表す言葉から連想して考える範囲を広げる
と、意外なものからヒントが得られることがあります。
このような想像力、直感を働かせるには、
① 問題の背景を知りつくす。
② かなりの時間、問題に集中する。
③ 息抜きをして、問題から目を転じる時間を待つ。

このような想像力、直感は、まったく何もない状態からは生まれません。
日頃から、積極的に多方面に興味を持つことが必要です。

(4)対策を実施する
いくつかの対策を考えて、最良のものを選ぶことが必要です。それぞれの
対策の長所、短所を表にして比較します。最低2つの案を選んで、関係者に
説明し結論を出します。

職長は、いくつかの問題を身近な所において、常に考える習慣を
身につけてほしいです。

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問題解決力の養成-(1)・(2)について

2018-09-26 10:00:21 | 日記
6.問題解決力の養成

職長の大きな役割の1つが、日々発生する問題の解決にあるでしょう。
事故や災害の発生はもちろん、能率、品質、納期など仕事の本質に係わる
トラブルや新しい要求など、問題は毎日波のように押し寄せてきます。では、
これらの問題をどのようにして解決していけばよいのでしょうか。
その手順は、次のようなものです。

(1)何が問題かを明らかにする
問題は、はじめから姿を現してはくれない。まず、現象(何が起こっているか)
から原因や背景(なぜそうなったか)を検討する。次に、原因や背景を言葉で
表現して、互いの関係を線でつないでみる。

(2)問題を分析する
書き出した事柄を分析して、問題の本質をつかむ段階である。問題とは
基準からズレた状態であるから、どんな基準とどのようにズレているかを
言葉で書く。職長が安全上の問題を解く場合は、職長教育の教育事項を
参考にして考えると効果が上がる。

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