1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

監督・指示の方法-まとめと討議テーマについて

2018-04-27 13:22:56 | 日記
いつもブログを見てくださっている皆様、本当にありがとうございます。
今年も4ヵ月が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
寒暖差が大きく体調管理が難しいと思いますが、病気やケガ、事故などには
お気を付けてお過ごしください。

さて、こちらから休業日のお知らせをいたします。
4月28日(土)から5月6日(日)まで本ブログの更新を休業させて
いただきます。更新の再開は5月7日(月)を予定しております。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

それでは、監督・指示の方法-まとめと討議テーマについて書きます。





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監督・指示の方法 6-2について

2018-04-27 10:04:39 | 日記
こんにちは~、今日は雲の広がることがあるものの、日差しが届いて
穏やかな天気になりそうです。昼間の気温は高めで、薄着で過ごしやすい
体感となります~。

それでは、監督・指示の方法 6-2について書きます。

6.問題解決力の養成(3)・(4)

(3)対策を考える
経験や習慣は、対策を考える上で最も手近な道具です。しかし、いつも
この道具で解決できるとはかぎりません。そのような場合、「連想」は
有力な手段です。形状や現象を表す言葉から連想して考える範囲を広げる
と、意外なものからヒントが得られることがあります。
このような想像力、直感を働かせるには、
① 問題の背景を知りつくす。
② かなりの時間、問題に集中する。
③ 息抜きをして、問題から目を転じる時間を待つ。

このような想像力、直感は、まったく何もない状態からは生まれません。
日頃から、積極的に多方面に興味を持つことが必要です。

(4)対策を実施する
いくつかの対策を考えて、最良のものを選ぶことが必要です。それぞれの
対策の長所、短所を表にして比較します。最低2つの案を選んで、関係者に
説明し結論を出します。

職長は、いくつかの問題を身近な所において、常に考える習慣を
身につけてほしいです。

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監督・指示の方法 6-1について

2018-04-26 14:02:24 | 日記
6.問題解決力の養成(1)・(2)

職長の大きな役割の1つが、日々発生する問題の解決にあるでしょう。
事故や災害の発生はもちろん、能率、品質、納期など仕事の本質に係わる
トラブルや新しい要求など、問題は毎日波のように押し寄せてきます。では、
これらの問題をどのようにして解決していけばよいのでしょうか。
その手順は、次のようなものです。

(1)何が問題かを明らかにする
問題は、はじめから姿を現してはくれない。まず、現象(何が起こっているか)
から原因や背景(なぜそうなったか)を検討する。次に、原因や背景を言葉で
表現して、互いの関係を線でつないでみる。

(2)問題を分析する
書き出した事柄を分析して、問題の本質をつかむ段階である。問題とは
基準からズレた状態であるから、どんな基準とどのようにズレているかを
言葉で書く。職長が安全上の問題を解く場合は、職長教育の教育事項を
参考にして考えると効果が上がる。

次回は、(3)対策を考える・(4)対策を実施するについて書きます。

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監督・指示の方法-5について

2018-04-26 10:12:11 | 日記
こんにちは~、今日は穏やかな空が広がって、溜まった洗濯物を片付け
られそうです。日なたでは少し暑さを感じられます。朝晩はヒンヤリと
するので、服装で上手に体感温度の調節を行ってください~。

それでは、監督・指示の方法-5について書きます。

5.リーダーシップ

 グループをまとめリーダーとして力を発揮することをリーダーシップと
いいますが、これは、外から与えられた地位や権力があればひとりでに
備わるものではありません。そのグループの部下が、リーダーと認めて
従おうとする気持ちが強いときに、はじめてリーダーシップが成立します。

 部下がリーダーとして認めているということは、好かれていることとは
違います。リーダーシップをとろうとする動機や行動によって、その人の
持つ地位がはじめてリーダーシップと結びつきます。
そのための具体的な内容は、

① 方針、目標を示す。
② 何が重要か、自分の考えをハッキリとした態度で示す。
③ 全員の役割分担と責任、権限を明確にする。
④ 解決を要する問題に集中し、果敢に解決に向けて努力する。
⑤ 問題解決には部下と一緒に取り組み、建設的な意見を述べる。
⑥ 自信を持って自己を主張し、粘り強く交渉して相手を動かす。
⑦ 部下全員の参加を求め、一人ひとりの貢献を認め、賞を与え、激励する。
⑧ 成果に対し感謝の気持ちを表し、チームの成功を全員で分かち合う。

 このように、職場の目標達成に向かって全員のヤル気をもり立てること、
さらに、作業者が自発的に自分の作業の完成に積極的に取り組めるような
状況をつくり出すことがリーダーシップなのです。

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監督・指示の方法 4-2について

2018-04-25 13:06:05 | 日記
4.良い人間関係の形成(つづき)

褒め方、叱り方の原則は、人間関係の形成に大きく影響するので、詳しく
述べます。職場では「褒める」が7、「叱る」が3ぐらいの割合がよいです。
まず、褒めるときの原則を述べます。

① 目標を努力して達成したときのような、具体的な内容で褒める。
② 良いときはすぐ褒める。以心伝心を過言しないように。
③ 真心を持って褒める。相手にゴマをするような態度は決してしない。
④ 褒めるときはみんなの前で。
⑤ 言葉ばかりでなく、10回に1回ぐらいは褒章を与えることを考える。

次に、叱るときの原則を述べます。

① 叱るときは1対1で。
② 「叱る」と「怒る」は似ているようで、まったく異なることを理解する。
 「叱る」は相手の成長のために、「怒る」は自分の腹の虫を治めるために。
③ 叱らなければならないときは、真剣に誠意を持って。
④ 指導育成を目標にし、相手を失望させないように言葉を選んで。
⑤ 冷静に、場所を選んで叱る。

「褒める」のも「叱る」のも相手の成長を願ってすることであることを
忘れないように、誠意を持ってすれば、相手にも理解されると思って
自信を持ってやっていただきたいものです。

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