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語り伝えるヒロシマ・ナガサキ 第2巻 天主堂も友達も消えた!------長崎への原爆投下

2007年01月08日 | 読書日記など
『語り伝えるヒロシマ・ナガサキ 第2巻
   天主堂も友達も消えた!−−長崎への原爆投下』
     安斎育郎(文/監修)/新日本出版社2004年

写真やイラストが豊富な子どもむけの本です。
でも、かなり高度なことも書かれてもあります。



長崎の歴史から書かれてあります。

戦国時代から書かれてあり、
長崎が初のキリシタン大名大村市によって、
安土桃山時代の1580年、長崎を教会に寄付。

豊臣秀吉はこれをとりあげて直接支配。

いつの時代も権力者に翻弄されてきたのが歴史ですね。

長崎は町衆と書く本がありますが、
この本には書かれてありませんでした。
子ども向けで、原稿枚数が少ない本ですから……。

1987(明治20)年、官営の長崎造船所が三菱長崎造船所になる。
1940(昭和15)年には戦艦「武蔵」をつくる。

この本には書かれてありませんが、このことが、長崎が原爆投下のターゲットになったと書く本は一冊ではありません。

被爆証言2 郵便配達少年 谷口稜曄さんの体験が書かれあります。

被爆証言3 学徒動員で被爆した 山口仙二さんの体験が書かれてありました。


黒い雨がふりそそいだ西山地区と書かれあります。


アメリカの海兵隊員の被災が書かれてありました。下「」引用。

「長崎に原爆が通された8月9日から1カ月半ほどした9月23日、アメリカ海兵隊員が「クリーン・アップ作戦」のために長崎市に入りました。海兵隊員は一番多いときには約10,000人に達しましたが、調査やがれきの後片づけにとりくみました。
 それから30年ほどたった1970年代の半ば長崎で働いていた海兵隊員のあいだに「多発性骨髄腫」とよばれるガンの発生がうわさになりました。」


もし、原爆が使用されたとしたら、これに対処する手はほとんど昔と変わらないのではないでしょうか?







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