磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ぞうれっしゃよ走れ みんなの胸から胸へ

2008年03月15日 | 読書日記など
『ぞうれっしゃよ走れ みんなの胸から胸へ』
   清水則雄、藤村記一郎、
     小出隆司(共著)/労働旬報社1989年

「ぞうれっしゃ」について、いろいろなことが書かれた本でした。あの手塚治虫さんのことも出てきました。



藤村記一郎さんが合唱をはじめられたようです。下「」引用。

「それは、私自身がまさに最初に「やろうよ」と言った張本人でもあったからです。絵本『ぞうれっしゃがやってきた』(小出隆司作・箕田源二郎絵・岩崎書店刊)を今から四年前の一九八五年九月八日、私の所属する『愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団』の何人かに見せて、これを合唱にして歌おうよ、と言ったのが、今のぞうれっしゃの合唱運動のそもそもの始まりだったのです。」

■合唱曲8曲■
・「サーカスの歌」
・「雪よふるな」
・「動物園へようこそ」
・「動物を殺せ」
・「悲しみの日」
・「いくさの終わる日まで」
・「ぞうをかして下さい」
・「ぞうれっしゃよはしれ」

テレビがその様子を追っていたという。下「」引用。

「中京TVが「東山動物園の五○年」という特別番組制作のため私たちのとりくみをずっと追って取材していたことを書きました」

花粉症で歌えなくなった人がいたという。
--環境破壊によって、劇までおかしくなっているんですね。

手塚治虫が、を書いてくれたという。

京都の乙訓でのぞうれっしゃのとりくみの様子を事務局長の黒田愛子先生が語っておられます。

--象にエサを運びこんだのは、軍規違犯だったという。
象にエサを与えたのは、三井高孟(陸軍獣医中尉)。
軍規違反なので、生きている間は話さないで欲しいと言われていたという。

軍服に怒った象! 下「」引用。

「「マカニー、エルド!」
と叫ぶと、軍服のままの力三さんに怒ったぞうが突進してきました。平服に着がえてやっと思い出してくれたそうです。兵士にいじめられたことが忘れられなかったのでしょう。」

昭和24年、「ぞうれっしゃ」の第一号で、「ぞう」を見た人の感想もありました。



ぞうれっしゃがやってきた


【平和と音楽】みなとぞうれっしゃ合唱団








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