磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆機東京へ

2007年11月16日 | 読書日記など
『原爆機東京へ』
       木村登・著/鱒(ます)書房s27年

軍国主義に生きていた人が書いている本です。失敗しても成功したように書かれているように思えます……。成果主義がいきすぎるとこうなると書く方もいますね。
現在もまたそうだと……。



平和を目指した東條内閣。
東條は非開戦論。下「」引用。

「東條新首相以下の親任式もすんだ。十月中旬の開戦の危機もどうやら回避できた--陛下はほつとされた。」

ヒトラーも「平和のための戦争」と訴えましたね。
それが本当に平和なのか?

言論では非開戦としても、行動は開戦だったら、開戦だった方が問題になると思います。
殺さないといって、殺した場合、罪にならないのですか?

不思議なロジックが続きます……。


「真珠湾攻撃はかく準備された ドロ縄指揮の予行演習」
浅くて困る真珠湾
発射された魚雷は一度は60m位まで潜る。
しかし、真珠湾の水深12m。
真珠湾だけを目標とした特殊な極秘訓練。
海上20mの超低空での魚雷発射訓練。
3分の2の成功率だったという。

理研では、これは理研の魚雷の研究の成果と……。

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トラック島空襲直後、マリアナ諸島では、海軍はテントのなかでアイスクリームを食べ、陸軍は濠で雨水をすすっていたという。

V一号兵器「風船爆弾」。新聞報道。下「」引用。

「時速二百キロ
二十年二月、「米本土を脅かす『風船爆弾』、時速二百キロで襲撃」という日本の各新聞が報道した。」


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日本にあったジェット機、それはヒトラーからの贈り物。
テスト飛行でパイロット死亡。

タイトルの原爆機東京へというのは、8月12日。
うろたえる人たち。
原爆機、結局来ず……と。


しかし、この本ではありませんが、原爆機が原爆投下の練習をしに東京にもきていました。

写真が語る原爆投下

また、↓この本には広島後に原爆機が東京に飛来したことが書かれていました。

昭和史の天皇 二冊









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