磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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沖縄の海兵隊はグアムへ行く-米軍のグアム統合計画-

2010年04月24日 | 読書日記など
『沖縄の海兵隊はグアムへ行く-米軍のグアム統合計画-』
   吉田健正・著/高文研2010年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「普天間基地移設問題が日米安保を揺るがす。
だが--世にも不思議な物語!
米軍はすでに「グアムへの軍事統合」を構想、普天間をも視野に入れた沖縄海兵隊の受け入れの計画を着々と進めているのだ!」



移転計画は指揮部隊・司令部要員……。下「」引用。

「二○○六年五月、日米両政府は前年一○月の合意文書「日米同盟 : 未来のための再編と変革」にもとづく「在日米軍再編実施のためのロードマップ」合意を発表した。
 そこでは、沖縄の米海兵隊の要因八○○○名とその家族九○○○名がグアムに移転することが確約された。
 ただし、その海兵隊員八○○○名はすべて指揮部隊・司令部要員である。したがって沖縄に残るのは、実戦部隊だけとむなる。

 ところがこの「ロードマップ」合意からわずか二か月後の○六年七月、米太平洋軍による「グアム統合軍事開発計画」なるものが発表された。米国領グアムをアジア太平洋の一大軍事拠点として誇張・整備するという計画である。
 二年後の○八年四月、この計画は米海軍省により「グアム統合マスタープラン」として確定され、翌○九年一一月、このマスタープランを実行するための「環境影響評価案」(環境アセスメント案)が公表された。」

アンダーセン空軍基地のアセスメントには、沖縄からグアムに移駐する海兵隊のための射撃演習場や都市型戦闘訓練場などの建設計画も入っている。そしてそれは、インターネットで公表されているという。この事実がマスメディアでまったく報道されていないと書かれてある……。

ところが北沢防衛大臣は「グアム移設は困難だ」と言いきる……。

メディアは伝えないが、宜野湾市がネットで伝えたという……。

「海兵隊が沖縄から撤退しても抑止力は失われない」

「日本が資金の六割を負担してインフラを整備」 下「」引用。

「しかも、グアムにおける施設やインフラの整備費は、算定額一○二・七億ドルのうちの六○・九億ドルを日本政府が負担するというのだから、米国としては公然と「他人のマワシ」で相撲がとれるわけだ。」

どういうことなんでしょうね……。








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