磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊金曜日 2011-7-1

2011年09月10日 | 読書日記など
『週刊金曜日 2011-7-1』
   平井康嗣・編/金曜日2011年

特集名 世界は原発を止められる



「「原発がなくても夏は乗り切れる」ことを恐れる経産省 玄海原発再稼働の“密室説明会”」 下「」引用。

「電力需要逼迫キャンペーンを科学技術・イノベーション推進特別委員会委員長の川内博史衆院議員(民主党)も、こう指摘していた。
「“電力ないない神話”は原発をごまかして、権力側が自らの利権を確保する時代は終わっている。既存の火力、水力をフル稼働させ、効率のいい火力発電(ガスコンバインドサイクル)を整備すれば、原発の再稼働なしで電力需要のピークにも十分対応できます」」

「揺れ動く山口県上関原発建設計画 原発建設工事、事実上不可能」 下「」引用。

「そして六月二七日の県議会。二井知事は、上関原発の建設工事に必要な公有水面埋め立て免許の延長を認めない方針を示した。事実上、同原発の建設は不可能な状況となった。」

「子どもの被曝避けるため「集団疎開」を郡山市の父母が仮処分を申請」 下「」引用。

「子どもたちの被曝を避けるために「集団疎開」を--。福島県郡山市の小中学校に通う児童生徒一四人の父母が六月二四日、「年間の積算被曝量が一ミリシーベルト以上の場所で授業をしないよう求める」仮処分決定を福島地裁郡山支部に申請した。-略-」

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「福島原発事故の責任者である経済産業省に、原子力政策を決定する資格などあるのか」吉田有里。下「」引用。

「国民的な議論をどう実現するのか。議論の前提となる資料や議論そのものの全面的な開示を始め、事務局も民間から登用するなど、透明かつ公正な民主的プロセスをどうつくって原発政策を議論するのかが何よりも重要だ。日本の民主主義の質が問われている。
 銭金ではない。安全な自然エネルギーにシフトするのか、危険な原子力を継続するのかるそれを決めるのはこれからを生きていく私たちであるべきだ。今度こそ、国民不在の決定であってはならない。」

偽装原発コスト。下「」引用。

「世界第三の経済力を持つ日本が、この危機の中で最大の産業分野であるエネルギー分野について検討するのに、04年の火力発電コストや、偽装された原発コストを基に今後のエネルギーについて検討しようとしているのだ。再生可能エネルギーのコストも、不熱心な経済産業省などの官僚が作った、国内の09年の計算を用いてる。
 上述したドイツや中国、デンマーク、スペインなど買取制度を導入した国々が、どれほど太陽光や風力発電のコストを削減してきたかは、重要な参考例になるはずだ。年間10~20%ほどコストが落ちている太陽光だけでも、日本で本格的に普及すればどれぐらいコスト削減が期待できるか、比較可能なデータを基に委員会は検討すべきである。」

「自民党・法案審議入り拒否の亡国度 新エネルギー利権をめぐる主導権争いか」横田一。下「」引用。


「原子力帝国とアレバの黄昏 世界一の原発依存国が直面する試練」 下「」引用。
「長らく原発大国の名を欲しいままにしていたフランスでは、世論が初めて原発からの脱却を求め、歴史的な変化のうねりが始まっている。同時に巨大さを誇った世界有数の原子力関連企業も、経営が揺らぎ始めた。」

「激変した国民世論」 下「」引用。

「今やフランスの原子力産業は、経営基盤の危機と国民世論の変化によって、決定的な試練を迎えている。もしその結果、方向転換を余儀なくされたら、影響の大きさは隣国ドイツを上回るのは確実だろう。」

「オバマは、国内でも新興国でも原発を推進」

「韓国「原子力マフィア」の正体 主要ポストの独占、安全神話づくり……」北方農夫人。

「「日の丸原発」抱える台湾 与野党「脱原発」掲げ総統選へ」志村宏忠。

「ドイツ 世界に先駆ける動きと試み メルケルに「脱原発」を決断させた市民の熱気」矢嶋宰。下「」引用。

「二○二二年までにすべての原子炉を段階的に停止する--
ドイツのメルケル首相は五月待つ、こう宣言した。そして彼女の背中を強く押したのが、市民の粘り強い、工夫を凝らした反原発運動だった。」

「ツイッターで宣言した「原発難民」 会津・豆腐屋さんの“廃業”」米元文秋。下「」引用。

「ツイッターで発信された福島県会津地方で豆腐を営む男性の叫び。福島原発第一原発からは約一一○キロメートル離れている土地で彼は廃業を決断した。お店の「最後の日々」を取材した。
〈福島県会津の豆腐屋である俺、汚染地で豆腐作りに嫌気がさし6/12をもって廃業決定! 「原発難民」として生きていく覚悟。事故と事故対応の不手際、情報隠しの東電や国、県の犯罪性を一生かけて追求する。豆腐屋をなめんなよ!〉
 六月七日、ツイッターに会津地方・喜多方市高郷野町の豆腐屋、小原直樹さん(五二歳)-略-」

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