磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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お目覚めピアノでワッハハ!

2007年07月05日 | 読書日記など
『お目覚めピアノでワッハハ!
   ~世界をつなぐ「地球ハーモニー」~』
     河野康弘・明佳(著)/リサイクル文化社2006年

YouTubeで、著者のおこなったコンサートを見つけ、ネットでこの本を発見。



付属CDがついています。
「冬眠ピアノお目覚めコンサート」1944年12月7日広島市安佐南区ほうりん幼稚園にてライブ録音。

この本の著者は環境や平和についても、熱心な方のようです。

この本はリサイクル社から出版されています。下「」引用。

「この原稿を本にしたいと思っていましたが、なかなか出来なかった僕に、「古ピアノのリサイクル、大いに広めましょう、本にしましょう」と声をかけてくださったリサイクル文化社さんに感謝します。」

使用されていないピアノの方が多いようです。下「」引用。

「日本には約六百万台のピアノがあるが、約四百五十万台のピアノが眠っている」

高いピアノ、中古でいいじゃないですか……。
って、でも、ボクのところはアパートが狭くて置けない……。

ボクの子どものころは、こんな感じでしたね。下「」引用。

「日本中がアメリカに憧れる時代でした。僕もすっかり洗脳されて、日本は駄目、アメリカはすごいなんて思ってしまっていました。インディアンは悪者、白人はいい人。テレビっ子だった僕は、そんな子どもになっていました。テレビの影響は恐ろしい。それがアメリカ、そして日本政府の意図だったのでしょうね。」

嘘をつくのが文化と思っている人は、いまだに多いですね。

アメリカには『原爆神話』などというものがあります。

文化の名前がついていても、文化からほど遠いものは意外に多いです。


また、著者は矢沢永吉のバンドのキーボード奏者。


レインボースターズのことも書かれてありました。
南アフリカからやってきた。
著者は年間200回以上のコンサートで募金を募り、
南アフリカに協力者たちと、34台のピアノを贈る。
南アフリカでレインボースターズと出合う。
彼らは色々な肌の色をしているグループである。

2001年の夏、第一回目のレインボースターズ来日。
広島で原爆資料館見学。
レインボースターズのメンバーは喘息発作。
暑い夏、異国の日本……。

広島でも、偏見のある方はおられると思います。下「」引用。

「地球ハーモニーコンサートを原爆ドームの前で行なうことに反対する市民たちもいました。レインボースターズたちの元気な歌声は、原爆の日にふさわしくない。冒涜(ぼうとく)だ、と考える人たちもいました。しかし、重い音楽や静かな朗読ばかりでは興味を持つ人たちが限られてくるのが現実です。」

しかし、平和は広島市だけではつくれないとボクは思う……。

静かなのが好きな人と、すみわけができたらいいですね。

ボクは静かなのが意外に好きですが、ヘッドホーン使用の爆音でヘビメタきくのも好き。










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