磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

グラミン銀行を知っていますか-貧困女性の開発と自立支援-

2009年07月11日 | 読書日記など
『グラミン銀行を知っていますか-貧困女性の開発と自立支援-』
   坪井ひろみ・著/東洋経済新報社2006年

図書館の説明文。下「」引用。

「バングラデシュのグラミン銀行から生まれた、貧しい人びとを対象とする無担保の融資「マイクロクレジット」。マイクロクレジットとかかわることで、生活の質を高めようと、懸命に生き、挑戦する女性たちの姿を活き活きと描く。」



カバー写真 : グラミン銀行のセンター集会の様子

「推薦の言葉」 下「」引用。

「私は、文明世界では、貧困は貧困博物館に展示されるべきだと思っています。私たちは、このことを本当に実現するためのプロセスに、着手することができます。おそらく、私たちのひ孫たちは、貧困とは何だったかを知ろうとして、この貧困博物館に行くことになるでしょう。-略-
 本書を通じて、日本のみなさんは、グラミン銀行の経験を分かち合うことができるでしょう。貧困のない世界をつくることは可能であるし、そのためにともに働くことができるという意識と確信を、著者が日本のみなさんにもたらすことを、私は信じています。
   二○○五年一二月
     グラミン銀行創設者・総裁 ムハマド・ユヌス」

このような政治がつづいたら、日本に貧困を見学するバングラデシュのツアーができたりして……。

慈善でなく、健全な事業……。下「」引用。

「マイクロクレジットは、常識では、返済などできないだろうと思われていた貧しい人びとを対象とする、きちんとした融資である。したがって、慈善ではなく利子を払うのだが、それは適切なものであり、彼らを搾取の対象としていない。-略-」

マイクロクレジット・サミット……。下「」引用。

「一九九七年二月、アメリカ合衆国のワシントンDCにおいて、マイクロクレジット・サミットが開催された。国連ではなく、NGOが主催した社会サミットである。世界一三七カ国から、政府首脳、国際援助機関、政府機関、NGOの代表者、二九○○人が参加した。日本からは、羽田孜元首相をはじめとする政府関係者やNGOなどから、合計一七人が参加した。羽田元首相は、サミットの名誉議長を務めた。
 このサミットにおいて、「世界中の一億の最貧国世帯、とりわけ貧困世帯の女性に対し、二○○五年までに、経済的自立を促すマイクロクレジットを提供する」と宣言された。」

グラミン・フォン……。下「」引用。

「バングラデシュにある携帯電話会社の最大手は、グラミン銀行が設立したグラミン・フォンである。この会社の携帯電話サービスを提供しているのが、「テレフォン・レディ」と呼ばれるグラミン銀行の女性メンバーである。」










目次

index

index






エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。