磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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NEWSWEEK-ニューズ・ウィーク 日本語版- 2011-4・6

2011年11月23日 | 読書日記など
『NEWSWEEK-ニューズ・ウィーク 日本語版- 2011-4・6』
   小林圭太・編/阪急コミュニケーションズ2011年

特集名 3.11大震災と日本の針路



「FEATURES 時代読み解く深層リポート」 下「」引用。

「大切なのは今だけでなく
長期にわたって復興への努力を
続けなければならない
被災者を忘れないことだ」

「豊かなニッポンに支援は不要か 復興 世界第3の経済大国は自力で復活できる--そんな声も国外から聞こえるが」佐伯直美、大橋希(本誌記者)。下「」引用。

「裕福な先進国ニッポンに義援金など必要ない--東日本大震災のニュースが駆け巡るなか、日本国外ではそんな論調の記事がメディアやネットをにぎわせた。ロイター通信は「日本に寄付するな」と題したコラムをサイトに掲載し、「カネが必要なら国内で集めればいい」と言い放った。-略-
 私にも何か支援できれば--そう思う人は、日本、いや世界中にいる。それでも今すぐ被災物のそばで、手を差し伸べられる人は多くない。-略-」

「日本を惑わす基準値パニック」
なんと、山下俊一とICRPを無批判に掲載している。

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「子どもの叫びを聞け」小暮聡子(本誌記者)。下「」引用。

「現地取材「子どもだから大丈夫」は幻想にすぎない
心に受けた大きな傷は重症化前に対処することが必要だ
 子供たちが、泣いている。誰にも知られず、心の中で声を殺して--これが先週、避難所となっている宮城県石巻市の中学校の体育館に足を踏み入れたときの印象だ。体育館の入り口のすぐそばで、10人ほどの児童がテレビを囲んでいた。人気アニメだというが、子供たちからは笑い声も歓声も聞こえてこない。」-略-「子供は何も言わないけど、我慢している。我慢していると訴えないことが心配だ」

震災孤児の実態もわからない。下「」引用。

「不安を訴える相手がいない子供もい。被災で両親がいない子供もいる。被災で両親を亡くした孤児たちだ。早朝に起きた阪神淡路大震災では68人の孤児が報告されたが、今回の地震は親子が別々にいることが多い時間に起きたため、さらに多くの孤児が発生すると思われる。
 -略-先週、厚生労働省が孤児の調査に乗り出したものの、宮城県子育て支援課長の佐藤宗幸は「情報はほとんど集まっていない」と言う。」

はしゃぐ子供……。下「」引用。

「子供たちが元気そうに振る舞っていても、それは心の傷から目を背けようとしているのかもしれない。小学3年生の宮島月(9)は、名取市内の避難所でケラケラ笑い、一見ずばぬけて明るく見えたが、まだ母親の久実(38)が見つかっていない。両親は離婚し、祖母ときょうだいと暮らす母子家庭だ。祖母の宮下ヨシ子(67)は、奈月が「お母さんのことは言わないで」と言いながら、「いつもよりはしゃいでいる」と言う。
 子供がはしゃぐというのは阪神淡路大震災でも見られた例だと、先週、被災地を訪れた兵庫県教育委員会の近藤勝豊は言う。近都は子供の反応はいろいろだとしながらも、「数年後とか、かなり後になって傷が表面化することも十分あり得る」と語る。
 心の傷が悪化する前に、一刻も早く学校を再開して子供を日常的な空間に戻さなければならない。だが学校事態が壊滅し、教員自体が避難生活を送るなか、再開の道筋さえ描けない学校もある。」

テレビやネットでも、はしゃぐ大人がいっぱいだね。それも何とかしてほしいな。

「「原発なき日本」その現実味」長岡義博、中村美鈴、藤田岳人(本誌記者)。下「」引用。

「「電力会社の原発部門は『関東軍』と呼ばれていた」と、電力会社の経営に詳しい東京国際大学の武石礼司教授(資源エネルギー学)は言う。原発部門の中核メンバーは大学の原子力工学科出身者で構成され、自分たちが日本の電力を支えているというプライドが高く、時に「暴走」する--そんな意味だが、さすがにその「独立王国」にも存続の危機が訪れている。-略-」

「そのとき、記者は……逃げた」横田孝(本誌編集長/国際東京特派員)、山田敏弘(本誌記者)。下「」引用。

「われを失ったスター記者
 今回特徴的なのは「敵前逃亡」した記者の多さだ。在京特派員を含め、多くの記者が福島第一原発の事故による放射能漏れに恐れをなし、現場だけでなく、東京からも逃げ出した。例えば、本誌記者と共に米軍に同行して支援の様子を取材していた世界で最も名を知られた大手経済紙の記者の場合。一行が仙台に到着した翌日、宿泊場所の駐屯地から彼が姿を消すという出来事があった。-略-」








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