磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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125 新聞記者から国会議員

2007年08月12日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

五章、深く深く“闇”教育




125 新聞記者から国会議員


美智子は怒っていた。テレビの人たちも“闇”をつくりあげているのである。

なぜ、暴力をする気持ちがわかるの?

そんなに呑気にしていて、どうしてわかるっていうの?

わたしには彼らが言うことがちっともわからない。

この作家は、バブルが自殺者や、ホームレスを生んだといっていたことを思い出す。

そんなことはないのである。バブル崩壊の前からあったし、ホームレスもいた。

バブルの罪はたった一つ、人間関係をより希薄にして、物欲に走ってしまったことである。

--その罪もやはり“闇教育”と関係している。

被害をうけたのは、ゲームをした官僚や銀行のエリート、政治家ではなく、多くは一般の人だったのである。

そして、その作家はバブルという時代を切るとるといいながら、エリートだけに調査していた。

美智子の父は売れない作家であるから、話す時間がいっぱいある。

父はきちんと資料を集めて書くから、ぜんぜん面白くない作家である。

しかし、こんなバカな作家と違って、美智子は父を尊敬している。

--このごろは、テレビもいいかげんである。

新聞も同様である。

--総理が失言したとき、記者会見を上手く乗り切るマニュアルを新聞記者が書いたと報道された。

新聞記者であるよりも、自分の出世を考えている人が出世するのである。

--つまり、“闇”こそが、その本体になってきているといえる。

彼もいずれ国会議員にでもなろとしているのかもしれない。

そう、そうして国会議員になった新聞記者は何人もいる。

原発は安全だと吹聴しまくって国会議員になった女性記者もいる。

その女性記者は政府の原子力関連の委員会にも属していた。

--どうして、ジャーナリズムで働いているものが、行政の委員会になるのか?

まったく、あきれたものである。

こんなことで、公平な……。

いいえ、真実を伝えられるわけがないわ!








閑話休題

テレビドラマ「はだしのゲン」、

中井貴一さんでは、

線が細すぎるのではないか?

そんな心配をしていました。

--映画では三国連太郎という名優が、

同役をしていました。

ぴったりと思っていました。

--しかし、中井貴一の父役もよかった。

父性の強さとは見た目じゃないとも

思いました……。










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