磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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雲になってきえた ナガサキのげんばくとくほん初級用

2006年01月27日 | 読書日記など
『雲になってきえた
  ナガサキのげんばくとくほん初級用』
    長崎県原爆被爆教職員の会
     平和教育 資料編集委員会編/
      株式会社隆文社 1972年初版、1980年5版

大江健三郎が、息子の光さんに原爆のことについて
教えようかどうしようかということを悩まれたことを思い出します。
ぼくは小学校のときに、ちょっとだけ習いました。
小学生では早い気がしました。どんなものなのでしょうかね?




永井博士のことが何箇所かに書かれてありました。
他の本にも永井博士のことはよく書かれてあります。

八月一日にも長崎は空襲を受け、三人死亡していた。
本当の爆撃地は佐世保であったことも有名な話ですね。
それに、原爆のパラシュートも三つの
うちの一つが開かなかったそうです。


爆心地の塔や、少年平和像のことが書かれてあります。

また、長崎の子は、NHKアーカイブで見られるそうです。
永井博士の「あの子らの碑」も書かれてありました。

この本とは直接関係ありませんが、原爆資料館貸出資料もあるようで、ビデオは千円だとか。

ガラスの中の手というのがあります。下「」引用。

「げんばくがばくはつしたま下のあたりは、ものずこいあつさで、ガラスなどはあめのようにとけたそうです。死んだ人の手の上に、びんかなにかがたおれて、そのままとけたのでしょうね。それがひえてかたまつたとき、その中に手のほねがとじこめられてしまったのです」

ぼくは原爆にかかわるファンタジー小説をUPしようと思っていますが、
気の弱い人のために、何か処理をしようと思いましたが、
このような表現も原爆というものが何かというのを
知らせるためには重要なことのようにも思えます。


この本は世界各国の方々に読まれているそうです。




INDEX【ヒロシマ・核兵器】

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