スヌスムムリクの生々流転日記

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浅草浅間神社「浅草富士」

2012-09-13 20:00:00 | 富士塚
富士塚No.15

浅草寺の裏の道を北へまっすぐ行き、浅草警察署のある交差点に鎮座しています。

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解説

浅草浅間神社の創建年代は不詳ですが、浅草寺志に記載 されており、寛文11年(1671)以前に当地に勧請されま した。江戸時代には別当寺浅草寺子院修善院により管理 されていましたが、現在は浅草神社の兼務社となってい ます。

浅間神社は、富士山への信仰に基き勧請された 神社で、神体として「木造木花咲耶姫命坐像」を 安置する。 創建年代は不明だが、「浅草寺志」所収「寛文 11年江戸絵図」に表記があり、江戸時代初期の 寛文11年(1671)までには鎮座していたようで ある。現在の鎮座地は、約2mほどの高みを成し ているが、中世から江戸初期にかけて、関東地方 では人工の塚、あるいは自然の高みに浅間神社 を勧請する習俗があったとされており、当神社の 立地もそうした習俗に基くものと思われる。 江戸時代には浅草寺子院修善院の管理のもと、 修験道による祭祀が行われ、江戸を代表する富 士信仰の聖地として、各地の富士講講院たちの 尊崇を集めた。明治維新後は浅草寺の管理を離 れ、明治6年には浅草神社が社務を兼ねることと なり、現在に至っている。 本殿は、平成9・10年の改修工事によって外観の み新たに漆喰塗がほどこされたが、内部には明 治11年建築の土蔵造り本殿が遺されている。さ らに、この改修工事に伴う所蔵品調査により、江 戸時代以来の神像・祭祀用具・古文書などが大量 に確認された。 これら、本殿・諸資料・境内地は、江戸時代以後
の江戸・東京における富士信仰のありさまを知 る上で貴重であり、平成11年3月、台東区有形民 俗文化財に指定された。 祭礼は、毎年7月1日の「富士山開き」が著名 で、また、5・6月の最終土・日曜日には植木市 が開催されている。(台東区教育委員会掲示よ り)

浅草浅間神社にある台東区登載文化財

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「浅草のお富士さん」で親しまれているようです。それでは階段を上がり、鳥居をくぐります。

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手水場

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御社殿

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