今日は電車に乗っていて広告が気になった、東京国立博物館で行われている特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」を見てきました。
上野公園の樹木は少し紅葉を始めているものもありますね。
滋賀県甲賀市に所在する天台宗の古刹、櫟野寺には重要文化財に指定される平安時代の仏像が20体も伝わるそうです。正直、甲賀は甲賀忍者で有名なので聞いたことはありますが、櫟野寺というお寺の名前は聞いたことがありませんでした。本展ではその平安時代から伝わる20体の仏像を初めて寺外で展示したたそうです。
特に本尊の十一面観音菩薩坐像は増高が3mもある圧巻の作品でした。
普段は重い扉に閉ざされた秘仏だそうです。
とても美しい顔立ちをしており、優しげな眼差しをしていました。
その後ろにはに2.2mある薬師如来坐像があり、壮観でした。
他にも、11体の観音や、征夷大将軍、坂上田村麻呂が自分に似せたという毘沙門天像、地蔵菩薩坐像をじっくりと拝観することができました。
こちらの十一面観音座像と対話を試みましたがやはり仏様は何も語ってくれませんね。
それは私が未熟者だからなのでしょう・・・。
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