黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

二千六年千秋楽

2006-12-31 12:51:45 | 産業遺産


今年もあっというまに終わってしまいました。

blogを初めて2年がたちました。
blogの記事数を数えてみると約380あるので、
この2年間で、2日に一回記事をアップしてきたことになります。
随分アップしたなぁ~と思いながら、
でも今年アップした記事を振り返ってみると、
仕事で行った台湾の『台湾廃墟リポート』にはじまって、
春には、ドラマ『傷だらけの天使』の舞台『エンジェル・ビル』
春の『戸山ヶ原』と秋の『十条』の軍都巡りも思い出します。
また40回のシリーズでアップした『東京暗渠』は、
個人的にはすごく面白かったのですが、殆どコメントを頂けませんでした
廃墟が写ってないながら廃墟を感じる『廃景』のシリーズを始めたのも、今年からでした。
それ以外にも年末近くにアップしてきた、
『名もなき廃墟』や『老舗観光地の廃墟』、
そしてエンタメレストランの『アリューシャン』や『ムーラン乙女』、
勿論軍艦島も幾つかアップしてきました。

コメントを入れて頂いた方々、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

画像は埼玉県の貨物線-安比奈線跡-の終点近くの光景です。
分岐駅から約2キロの全行程にわたって殆ど線路が残る休止線ですが、
終点の積み込みヤードの近辺は既に線路が撤去されているところが多く、
あたり一面草ぼうぼうで、
その中に架線用の木の柱が所々に残っているだけです。
枯れたススキが沈む夕日に照らされて、金色に輝いていました。
 

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4 Comments

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ゆく年くる年 (doutoku)
2006-12-31 22:09:57
今年1年ありがとうございました。
感謝の一言です・・・
来年も宜しくお願いします。
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▼doutokuさんへ (廃墟徒然草)
2007-01-01 22:30:32
こちらこそ昨年は本当にお世話になりました。
特にイベントの時はありがとうございましたm(_ _)m
今年もよろしくお願いいたします。

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2007謹賀新年 (zero)
2007-01-02 01:02:07
2006年は、あっという間の一年でした。
昨年の間にも、残りの戸山の給水塔が姿を消し、
昔の面影がまた一つ無くなったのを痛感した年でも
ありました。
東京人にとって、故郷とは記憶の中のみに存在する
のかもしれませんねぇ。(;.;)

今年も、がっつり飲みましょう!

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▼zeroさんへ (廃墟徒然草)
2007-01-03 01:15:06
去年後半はすっかり時間がとれなくなり、
楽しいひとときを一緒に過ごせずにとても残念でした。
そんなこんなしているうちに、
戸山の第一給水塔も解体されてしまい、寂しい限りです。

東京は故郷が残っているのがまれで、
デリートと更新の繰り返しが運命づけられた都市ですね。
消え行く故郷を肴に、また呑みましょう!

今年もよろしくお願いいたします。
 
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