台北市民の通勤通学の足となっているMRT台北新交通システムに新たなコースが。建設中だった内湖線が6月6日と7日に二回目の検査を受けることになり、順調ならば月末に営業開始となる。5月初の検査では必須改善事項12、一般注意事項35、将来の改善提言15が出され、台北新交通システム公司が対処している。必須改善事項は5月14日の時点で改善を終えており、検査委員も確認済み。 内湖線は、既存の木柵線の北端である「中山国中(中学校)」駅から北に延長される形で、台北松山空港を経て基隆河を地下トンネルで越え、南港展覧館までを結ぶ。台北松山空港に初めてMRTがつながるほか、台北のサイエンスパークとなっているにもかかわらずバスしか交通手段が無かった内湖にも乗り入れる。台北の観光名所のひとつ、観覧車のあるミラマーエンターテインメントパーク付近にも。また、南港展覧館は従来の世界貿易センター台北展示館が手狭になったために作られた、より大きな展示場で、内湖線が開通することでこれらの場所へのアクセスが大いに便利になる。南港展覧館には来年末に同システムの板南線も乗り入れるため、乗り換えも可能に。
内湖線は市街地が多く、大部分は高架線路。「中山国中」を入れて駅は13、全長14.8キロ。小型の車両二つで走行可能なシステムで、2セットつなげて車両四つで一編成とする。開通すると木柵線と合わせて全長25.7キロとなり、中規模新交通システムとしては世界で最長のものになるという。 また、木柵線とつながることでこの線路の名称が話題に。内湖と木柵をつなげて「内木線」と呼んだ場合、中国語では「内幕線」と聞こえてしまい不適切とのことでまだ決まっていない。(U)※写真CNA
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木柵線と内湖線は中規模車両、車輪もタイヤという新交通システムです。桃園国際空港駅につながる予定のものは大規模なシステム、いわば通常の電車のはずで規格が異なります。また、桃園国際空港駅からは台北駅までの計画で、松山空港への直接乗り入れはありません。残念ながら直通列車は考慮されていないようです。なお、内湖線の営業運転は7月4日にスタートすることが決まりました!