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CK124と光華号、6/7初めて合同リレーイベント

2009年05月26日 16時50分15秒 | 台湾鉄道情報
6月9日は台湾の鉄道の日。台湾鉄道管理局は6月7日、国宝級の蒸気機関車CK124が光華号を牽引する形で、クルージング列車を運行する予定。

6月7日午前、蒸気機関車CK124が牽引する光華号はまず、台湾中西部の彰化県に位置する彰化駅から出発、台湾中部の台中駅を経て豊原駅へ(山線)、そしてその後、豊原駅から成功追分線を経て海岸線に切り替え、海岸線の大甲駅に一時停車する。乗客はその間を利用して、台湾で篤い信仰を集めている海の守り神・媽祖が祭られている著名な廟、大甲の鎮瀾宮などの観光スポットを遊覧することができる。帰りは追分駅に停車してから彰化駅に戻る。

光華号は在来線の台湾鉄道で最もスピードの速い列車、自強号が登場する前、最速列車として台湾の西部幹線で活躍していたが、自強号が西部幹線で運行されたのち、光華号は花蓮と台東を結ぶ台東線(花東線とも呼ぶ)での運行のみとなった。しかし、1970年8月1日、光華号の運行区間が屏東―基隆間の西部幹線に延長された。1979年7月14日、光華号の西部幹線での運行にピリオドが打たれ、1982年2月1日、台東線での運行も廃止された。

蒸気機関車CK124と光華号が共に、台湾中部の山線と海岸線を走行するのは今回が初めて。今回のクルージング列車には160の座席があり、5月30日から台中駅、豊原駅、彰化駅で販売される。一人当たりの乗車料金は台湾元688元だが、6月9日鉄道の日に生まれた方が同伴者と一緒に乗った場合、同伴者は無料となる。

台湾北部の基隆と南部の枋寮を繋ぐ台湾鉄道の西部幹線は縦貫線、及び屏東線(高雄から枋寮)という二大路線に分かれている。縦貫線はまた、北段(基隆から竹南)、海岸線(竹南から彰化)、成追線(成功から追分)、山線(竹南から彰化)、南段(彰化から高雄)に分かれている。(旺)


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1 コメント

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ナロー光華号DVD (アジュダペカン)
2010-05-07 06:53:22
南洋物産からナロー時代の光華号の走行DVDが発売されています。往時の車窓風景や時速80キロの走行が楽しめます。1980円です。

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