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女子テニスの台北オープン開幕!

2009年11月02日 23時21分53秒 | スポーツ

(台北アリーナで女子テニスの祭典が開幕!初日平日とあって観客はまばらだがコートではすでにアツイ戦いが!)

台湾における年に一度のテニスの祭典、OEC台北レディース・オープンが2日に開幕した。OECは国際的な海空運会社の海碩グループ。主催はあくまで中華民国テニス協会、台北市政府だが、OECがスポンサーとして全面的にバックアップして今年で三回目となる。シングルスとダブルスが行われ、賞金総額10万ドルはWTA女子テニス協会のツアー下部大会としては最大級だ。
昨年は日本のクルム伊達公子選手が参戦して話題となったが、今年は大会直前にキャンセル。また、本来第1シードだった中国大陸のポン・シュワイ選手(彭帥:世界45位)が出場を取り止めたのも残念だったが、だからといって大会のレベルは全く落ちていない。
日本の選手としてはトップ、世界78位の森田あゆみ選手が第1シードとして出場している他、瀬間友里加選手(世界150位)、米村知子選手(200位)、瀬間詠里花選手(252位)、藤原里華選手(266位)、予選を勝ち上がった久松志保選手(294位)と日本ランキング上位陣が多数参加。また、中国大陸からはダブルスの名手で世界四大大会でも二度優勝している人気者、イェン・ヅ選手(晏紫)がシングルスとダブルスに出場する。

(OECオープンも三年目で気合が入る。鮮やかな大型看板)

迎え撃つ台湾勢は豪華の一言。9月の東レ・パンパシフィック・オープン(東京)で当時世界1位だったディナーラ・サフィーナ選手(ロシア)を破って世界を驚かせた18歳、チャン・カイチェン(張凱貞)選手、ここ数年台湾のトップを維持、自己最高は世界50位と言うチャン・ユンジャン選手(詠然:115位)、昨年の四大大会の一つ、全豪オープンで3回戦に進んだシエ・スーウェイ選手(謝淑薇:シングルス324位、ダブルス9位)、ダブルスのスペシャリスト、チュアン・チジャン選手(荘佳容:ダブルス29位)と、ハッキリ言ってベストメンバーだ。

(会場の台北アリーナではグラスウォールを利用してコマーシャルを放映)

2日の1回戦には森田あゆみ選手が登場、世界168位のカーリー・ガリクソン選手(米)をゲームカウント6-0、6-2で一蹴、順調なスタートを切った。森田選手は昨年、1回戦で敗れて涙を飲んだが、2日のプレーは隙の無いもので雪辱への強い意欲が感じられた。間違いなく優勝候補の一人である。瀬間友里加選手も2回戦に進出した。これら日本の強豪が勝ち上がって、台湾のトップと決勝戦で当たって盛り上げてもらいたい。

(森田選手のサービス。フォームが美しい。この日は相手のガリクソン選手とウェアが全く同じというハプニングも。わかるかな?)

ダブルスも見逃せない。現在、台湾でダブルスの世界ランキングが最も高い、シエ・スーウェイ選手は実妹のシエ・シューイン(謝淑映)選手とのペアで出場。また、かつて四大大会の全豪オープンと全米オープンで準優勝、現在はペアを解消しているチャン・ユンジャン選手とチュアン・チジャン選手の「黄金ペア」が今大会限りの復活。それに、台湾のチャン・ジンウェイ(謹瑋)選手と中国大陸のイェン・ヅ選手の「台湾海峡両岸ペア」、チャン・カイチェン選手と森田あゆみ選手の「台日トップペア」にも注目だ。8日の決勝戦まで、今秋初の大陸性寒気団を吹き飛ばすレディース・パワーが台北アリーナで炸裂する!(U)

※ 日本のトップ、森田あゆみ選手のブログでは今大会での試合内容などが触れられています!
森田あゆみ選手のブログ
http://ameblo.jp/morita-ayumi/

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1 コメント

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Unknown (神谷 航)
2019-12-18 17:03:38
台湾テニス協会もしくは台北市テニス協会主催のジュニア大会はお分かりでしょうか?

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