風待ちGiapponese

40からのイタリア暮らし。日常生活や食のあれこれをフィレンツェからお届けします。

NHKラジオ講座

2009-10-16 | イタリア語
イタリア(特に語学学校)に行くと色々な国の人に出会います。共通語はもちろんイタリア語だけれど、その国の言葉で挨拶ができたら楽しいだろうなぁと思い、今月からラジオの語学講座を聴き始めました。
とりあえず、フランス・スペイン・ドイツ・ロシアの4言語(+イタリア)。といっても、毎朝リアルタイムで聴いているわけではありません。NHKのサイトで前週一週間分の放送内容が聴けるようになっているので、時間があるときにパソコン立ち上げてのぞいています。完全夜型人間にとってはとってもありがたい
ちなみに、ドイツ語は2週目に突入したところで早速挫折・・・。テキストの文に読み仮名がひとつもふられていないので(おそらく意図的に)、何度もリピートして聴きとるのがだんだん面倒になってきちゃいました ・・・と言い訳。他の言語も遅かれ早かれ・・・。

今日、やっと先週分の放送を聴きました。イタリア語講座・応用編(今期のテーマは「イタリア音楽への招待」)でちょっと興味深い話題があったのでご紹介。
多くの音楽家を輩出しているイタリアですが、意外にも小学校で「音楽」の時間がないそうです 学校によって音楽に親しむ時間があっても、いわゆる”カリキュラム”としてはナシ。そして音楽を学んでいる子供も、ほんの少ししかいないんだとか。イタリア人は、”音楽は芸術であって教わってできるものではない。生まれつきの才能だ”という考え方を持っていて、知識や技術ではなく、「音楽」に対する心の情熱を大事にするようです。
大きな声で気持ち良さそうに歌を歌っているシニョール、シニョーラ。「何を歌っているの?」と聞いても「知らないよ!」という返事がくることもあるそう。何の歌かは重要ではない。楽しむことが大切なんだ、ってことなんでしょうね。
それから、「イタリア共和国国歌」のメロディーと歌詞を間違えずに最後まで歌えるイタリア人も少ないそうですよ。サッカーの試合前に国歌が流れますが、最初は勢いよく歌い始めた選手たち、次第に口がモゴモゴ、仕舞いにはダンマリ・・・。今度サッカーの試合を見たら、選手たちの口をよ~く見てみようっと


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